七五三は、大人にとっては子供の成長を喜ぶお祝いですが、子どもたちにとってのお楽しみはもちろん千歳飴でしょう。小さな子が飴の入った大きな袋を嬉しそうに持っている姿はとても愛らしいですね。


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しかし細長い千歳飴を、5歳、7歳の子ならまだしも、3歳児にそのまま持たせるのは心配ですし、年の数だけ食べると言っても3本は多いですね。

千歳飴は食べ方にルールがあるのか、食べやすくするには、そして余った時の食べ方をご紹介します!


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千歳飴の由来とは?

元禄時代の浅草、浅草寺(せんそうじ)の境内で、七兵衛という男が紅白二本の飴が入った袋を売り出しました。


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その名も「千年飴」「寿命糖」というもの。他に、大阪の平野甚左衛門が江戸に売りに来たとか、神田明神の天野屋で売り出されたという説もあるようですが、それが千歳飴の元となったようです。


当時、甘いものはとても高価だったに違いありません。しかし当時は生まれた子どもが7歳まで育つかどうかは神様次第。


子どもの好きな甘いお菓子が長寿に結びつくのであれば、高価でも構わなかったのですね。


七五三で持つ千歳飴の袋には縁起物の鶴亀、松竹梅などがふんだんに描かれています。こういうところにも子を思う心を感じます。

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千歳飴の食べ方【3歳児でも大丈夫】

縁起物なので食べ方がありそうですが、特に決まりは無いようです。15~20cmくらいの飴をそのままあげると喉を突いてしまうなどの危険がありますので、工夫してあげましょう。

食べ方1 千歳飴を折る

小さい手でも持ちやすく、握った手から飴が少し出るくらいなら喉を突く心配はありません。半分から3分の1位に切ります。さらし飴の場合は簡単に折れますが、ミルキーなどは固いので、ギザ刃のナイフであたりを付けてから折ります。


食べ方2 千歳飴を割る

「縁起物を切るのは気が引ける」という場合は、ポリ袋に入れて綿棒や包丁の背で叩いて好みの大きさに割ります。飴の断面が尖っていて心配な場合は、少しレンジにかけて柔らかくし丸くしてあげましょう。
尚、レンジは短い時間で様子を見ながらかけるようにし、粗熱を取ってから扱うようにしてくださいね。


食べ方3 千歳飴をレンジにかける

レンジにかけて丸く広げ、お店でもらえるアイスクリームスプーンなどを押し付けるようにして乗せて冷ませばロリポップ風になります。この場合はやはり、持ち


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手部分は
(1)太くする(小さい子には持ちやすい)
(2)短くする(安全のため)
が良いと思います。

いずれの場合もあげっぱなしにせず、目を離さないようにしてくださいね。

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千歳飴が余ってしまった場合のアレンジ方法!


さらし飴の場合

昔ながらの千歳飴は「さらし飴」と呼ばれる、デンプンを糖化して作った水あめを、空気を含ませるように何度も伸ばして白くし、細長くして固めたもの。あまり子ども受けしないかもしれません。そんな時の食べ方です。


ピンクの甘酢れんこん

甘酢を作る時に、砂糖の代わりに赤い千歳飴を入れます。薄切りにしたレンコンを茹でて、熱いうちに甘酢に漬け込みます。ちらし寿司に散らすと、特に女の子は喜んでくれそう。大根やカブを煮る時に使ってもいいですね。


さらし飴はあっという間に溶けるため、煮物やタレに使えます。また、普通の砂糖よりコクがあり照りが出るのは嬉しいところです。



麦こがし

レンジで溶かした飴にはったい粉を練り混ぜただけで、香ばしい飴になります。3歳児にはきな粉で作ると食べやすいでしょう。


ミルク入りの千歳飴の場合

料理にも使えますが、さらし飴より溶けにくいようです。使うときは、小さく砕きましょう。簡単で子ども向けの食べ方をピックアップしてみました。七五三パーティーにもいかがでしょうか。

ミルク入りの千歳飴を生キャラメルに変身させる


  1. 千歳飴2本を適当に砕く
  2. 水60ccと(1)を鍋に入れて煮溶かし、カラメルにする
  3. カラメル状になったら火を止めて熱湯大さじ1を加える(はねるので注意!)
  4. (3)をソース状になるように煮詰める
  5. なじんだらバター(無塩がおすすめ)20gを加えてクリーム状にする
  6. (5)に生クリーム(植物性、動物性どちらでも)30gを少しずつ加え粘りが出てきたらオーブンシートに取り出して広げ冷ます
  7. 小さくカットして出来上がり


アイスクリームのトッピング

先の生キャラメルの作り方で、生クリームを100mlにすると、キャラメルクリームに!それをアイスクリームやホットケーキにかけます。それは手がかかるという人は、ザラメくらいに砕いたものをトッピングするだけでも、紅白のキャンディは見た目にも充分楽しいですね。



ミルクゼリー

牛乳300ccに砕いた千歳飴を入れて、沸騰させないように煮溶かします(飴はお好みで)。溶けたら火を止めてゼラチンを溶かします。容器に小分けにして冷やし固めます。3歳なら持ち手がある小さいマグカップが良いでしょう。

ゼラチンはそのまま使えるものが簡単です。

ここに挙げたのはほんの一例です。砂糖の一種と考えれば、いくらでも活用できます。また、すぐに使わなくても冷蔵庫に入れておけば長期保存可能なので、余すところなく使えそうですね。


千歳飴の食べ方!の【まとめ】

いかがでしたか?千歳飴は、子を思う親の願いがたっぷり詰まったお菓子です。


アレンジをお子さまと一緒にチャレンジすれば、家族共通の七五三の思い出にもなること請け合いです。ぜひトライしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。