お子さんもご家族も楽しみな七五三。初めての着物はうきうきですが、着付けを自分でするのは大変ですね。中でも大変なのが帯の結び方。



そんな時、あらかじめ結んである「作り帯」を利用するととても便利です。七五三の祝い帯はかわいらしくて華やかなものが多く、今回はなかでも人気な花文庫結びをご紹介します。

結び方に慣れたら作り帯にもチャレンジしましょう。作り方も今回簡単なものをご紹介します。あらかじめ作り帯をつくっておくと着付けがとても楽で速いですよ。作り帯でお手軽に本格的な七五三を!

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作り帯とは?

「作り帯」とは、あらかじめ結び目をつくっておいた帯のことで、着付けが楽なためお子さんが着物を着るときなどによく使われます。七五三の着付けに使う帯には、大人と同じような一枚の長い「平帯」と、初めから結ばれた帯が固定されている「作り帯」の2種類がありますが、「平帯」を1から結ぶのは、慣れないと難しく、時間もかかります。


特に七五三の祝い帯は華やかな結び方が多いので練習が必要でしょう。

その点、作り帯はすでに帯が結われているので格段に簡単です。
七五三用の作り帯なら、最初から華やかでかわいい帯結びが完成されているのでお子さんがぐずることもありません。


作り帯はレンタルや購入も可能

自分では作り方が難しい、できない!という方は、作り帯はレンタルと購入もあります。

レンタルの場合は3000円前後から選べるので安くて手軽なので利用する人も多いですね。
1回しか使わない場合はレンタルを利用するのもお得です。

購入する場合は、生地や帯飾りによって価格が変わってきます。
6000円くらいのものもあれば15000円前後するものもありますのでお子さんの着物に合うものを選びましょう。

着物はあるけど帯がないという場合や、帯はあっても結べないという場合には購入すると便利かもしれませんね。

レンタルや購入でも、いかにも作り帯!といった感じではないので大丈夫ですよ。

七五三の帯結びは「花文庫結び」が主流

七五三の帯結びは、昔はふくら雀が主流でしたが、現在は立矢結び花文庫結びなど華やかな帯結びが主流になっています。
花文庫結びとは、文庫結びの上に羽根を重ねた、かわいらしい帯結びのことです。

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七五三の作り帯の結び方・作り方

花文庫の結び方

帯の端から50cmくらいの部分を縦半分に折りにし、輪を下にして前に合わせます。


ここで作った部分のことを「手先」と言います。手先は右肩にかけ、左方向に帯を体に2回巻き付けていきます。
手先の付け根を三角に折りたたむとすっきりします。
帯が緩んでこないよう、しっかりと巻き付けます。巻き終わりに一度きゅっと引いておくと、帯が緩みにくくなりますよ。

帯の残った部分が上に行くよう、斜めに折り上げる。帯の残った部分のことを「たれ」と言います。
巻き終わりのたれを斜め内側に折り上げ、先ほど肩にかけていた手先をれのうえにかぶせて下からくぐらせ、ひと結びします。
ひと結びした手先は上にくるよう、右肩にあずけておきます。

次はたれ(帯の残った部分)を使って羽根をつくります。

たれを肩幅より長めに45cmほどとると、たれの根本際から広げて屏風だたみ(表と裏を交互に見せるように折りたたむ)します。

7~8cmの差がつくようにたたみ、4枚の羽根をつくります。

帯幅の中央に山をつくり、両サイドを折り上げて山ひだをつくります。
羽根の中央を結び目に合わせ、手先を下ろしてきて、今作ったひだの上にかぶせます。

下の結び目と一緒に巻き付けて、余った部分を帯の中に入れてしまいます。

帯の結び目を後ろに回し、右手で結び目を持って、2~3回にわけて右に回すようにします。

最後に余った手先を内側に折り込めば完成です。



花文庫の作り帯の作り方

胴に巻く長さを確保しておいて、花文庫を結びます。
その形を縫い留めます。

びっちり縫い留めてしまうと、いかにも作り帯!といった印象になってしまうので要所要所を留めましょう

胴に巻く分は下になる方に腰紐を縫い付けたら完成です。

花文庫を差し込むか、乗せるために、作り帯用の器具があるとよいですね!

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七五三の作り帯とは?【まとめ】

お子さんにとっては辛いかもしれない着付け。しかし作り帯ならお子さんの負担も最小限で済むでしょう。レンタルや購入もよいですが、時間がある方、帯がある方はぜひ自分で結んでみましょう!あらかじめ結んでおいて、作り帯にしておくと当日が格段に楽ですよ。


祝い帯はとってもかわいいですね。結び方はご紹介した「花文庫」が特に華やかでおすすめです。作り方もとっても簡単なのでぜひチャレンジしてみてくださいね!お子さんにとって着心地がよく、華やかな着物姿になりますように!