祇園祭では山鉾巡行や通行止めが行われるために、車で出かけるのには無理があります。




すべて歩き通すのは、暑い季節だけに熱中症が心配です。バスはその日の行事によって迂回運転をしていることもあるので、残る交通手段は電車ということになります。


でも、電車の混雑が心配、という人もいるのではないでしょうか。せっかく祇園祭に来たのに、混雑した電車は嫌ですよね。


そこで今回は京都の祇園祭で電車が混雑している時間と空いている時間を知りたい!について解説します。空いている駅があるかどうかもお知らせします。



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祇園祭が混雑する日は決まっている?

祇園祭で一番来場者が増えるのは、前祭宵山の7月15日、16日です。


この日は四条通が歩行者専用道路になり、屋台も出るので来場者数が多いのです。昨年2017年は7月16日だけで32万人の来場者が訪れたそうです。


宵山は何時から始まるとは、はっきり決まっていないそうです(歩行者天国が始まるのは18時から)。


日が暮れたら始まる感じなので、京都周辺は16時頃から混みだすようです。早めに出かけて、山鉾を拝観したり、御朱印を頂いて過ごした後に、そのまま宵山に突入するのがよいかも知れませんね。


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電車は、一駅手前で降りよう!

宵山のときに便利なのは地下鉄烏丸線四条駅、もしくは烏丸御池駅です。


特に四条駅は混みますので、手前の五条駅で降りて歩くのがおすすめです。歩いても5分ほどなのですから、それほど負担になりませんよ。


地下鉄烏丸線にはJR京都駅で乗り換える人が多いと思いますが、京都駅も常に人がたくさんいて混み合っている印象がありますよね。


JRの京都駅で降りずに、一駅手前の山科駅で降りて、地下鉄東西線に乗り換えれば、京都駅の混雑を避けて烏丸御池駅まで行くことができます。


少し遠回りになりますが、おすすめの方法です。

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思い切って時間をずらそう!

小さなお子さんを連れているとできませんが、出かける時間を遅くするのも混雑を避けるよい方法です。


21時を過ぎるとだいぶ人が減って混雑が解消するらしいです。気温も少しは下がってくるので、時間が許すなら、夜遅くにお出かけするのもよいですね。


宵山は夕方から夜にかけて混雑しますが、山鉾巡行は、前祭は朝9時から11時20分まで、後祭は9時30分から11時20分にかけて行われますから、混雑するのは午前中いっぱいです。朝は早めに出発して山鉾巡行を鑑賞して、昼食を食べるなどして時間を潰してから帰るようにすれば、混雑に合わずに済むでしょう。


でも、油断して夕方になってしまうと、前祭は神幸祭、後祭は還幸祭が始まってしまいます。どちらも神様が宿った神輿が京都の街を練り歩く、いわば祇園祭のクライマックスです。街は再び混雑してきますから、その点は注意してくださいね。

混雑が嫌なら、後祭に行ってみよう!

後祭の宵山には歩行者専用道路はできませんし、屋台も出ません。


だから前祭宵山の来場者数に比べて、後祭宵山の来場者数は少ないのです(前祭宵山32万人に対し、後祭宵山は2万人!)。


屋台が出ないのは物足りないと思う人がいるかも知れませんが、その分昔ながらの祇園祭の雰囲気をたっぷりと味わうことができます。その上、電車や駅、もちろん祭りの混雑も避けることができますから、屋台や歩行者天国にこだわらずに後祭宵山に出かけてみませんか。

エコ屋台村が楽しい!

通常の屋台は出ませんが、エコ屋台村がありますから、何も食べられないということはありません。安心して出かけてくださいね。冷たいお茶を無料でサービスしてくれる休憩所があったり、舞妓さんの踊りが見られるイベントがあったりとエコ屋台村は今や夏の風物詩になっています。

後祭宵山だけのこんなこと!

また後祭宵山ならではの、行事もあります。
7月23日14時頃から、役行者山では聖護院門跡の山伏による護摩焚き供養、23時頃には南観音山であばれ観音が行われます。特に南観音山あばれ観音はご本尊の楊柳観音を布でぐるぐる巻きにして町内を廻るという珍しいものです。

観音様がなぜそんな目に会うのか、起源や由来はわからないのですが、山鉾巡行のときに静かに座っていてもらうために、前日に暴れさせるとか、北観音山の観音様への恋心を静めるためなどといわれています。

電車や駅、お祭りが混雑していても、心に余裕を!

今回は少しでも混雑を避けて、快適に祇園祭を楽しむための方法を解説しました。


電車や駅が混雑する時間を避けて行動する

宵山は夕方16時頃から夜21時頃まで
山鉾巡行は、朝9時頃から11時20分頃までを避けるとよい。


混雑する駅を避ける

地下鉄烏丸線・四条駅は祇園祭に便利なので混雑する。1駅手前の五条駅がおすすめ。
京都駅を避けるには1つ手前の山科駅で地下鉄東西線に乗り換えて烏丸御池駅に行くとよい。


前祭ではなく、後祭に出かける

混雑も少なく、後祭独自の行事も見られる。

以上の方法を実践して、少しでも快適に祇園祭を楽しんでください。ただこれだけ有名なお祭りですから、完全に混雑を避けることは難しいでしょう。無理をしすぎず、体力を温存して、心には余裕をもつことが一番大切なのかも知れませんね。