お祭りは自分が出かけて、楽しむものとだけ思っていると、ピンと来ないかも知れませんが、ご祝儀はお祭りにとってとても大切なものです。

自分が住んでいる地域でお祭りがある人は、ご祝儀をあげることがあるかも知れませんが、いろいろと疑問を感じている人もいるでしょう。

はっきり言わせてもらうと、 ここでの「ご祝儀」とは「現金」のことです。

今回はお祭りに持って行くご祝儀袋の書き方について解説します。なぜご祝儀を渡すのか、ご祝儀は寄付に当たるのか、表書きはどう書くのか、ふくさは使うのか、などについても説明します。


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お祭りのご祝儀は何のため?寄付なの?

ご祝儀はそのお祭りを盛り上げるために、大切です。

ご祝儀がどんどん寄せられるお祭りは、人々に愛されているお祭りということになります。

お祭りをやっているのに、ご祝儀がほとんど来なかったら、寂しい雰囲気になってしまいます。


ご祝儀はそのお祭りの運営資金の役目もあります。次回のお祭りがちゃんとできるかは、どれくらいの収入(ご祝儀)があるかによって決まるのです。いわばお祭りのための寄付のようなものです。


祭りの準備をしてくれる人、神輿や山車のために参加してくれる人、その神社で行われる神事に招待する人たちの飲食費や、神輿や山車の維持費をまかなうために、ご祝儀が必要なのです。


ではお祭りにご祝儀を持っていく場合、どこに持っていけばよいのでしょう。

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お祭りのご祝儀はどこに持って誰に渡す?

神社

まずそのお祭りをやっている神社です。地元のお祭りなら、その神社が氏神様(その土地の人が信仰している神様)にあたる場合がほとんどです。氏神様にお供えをあげるのと、同じ気持ちでご祝儀を持っていきます。

詰め所

次にお祭りの詰め所です。実際に祭りの準備、運営をしている氏子(その神社を信仰している人)の元へ、ご祝儀を持っていきます。このご祝儀はもれなく次の祭りの運営資金にあてられます。

親から子へと代替わりしてもご祝儀を出している人は多いです。地元のお祭りを存続させるためにも、ご祝儀を忘れないようにしましょう。

神輿や山車に直接持って行く

最後に神輿や山車です。町内を練り歩く神輿や山車にご祝儀を持っていきます。




これはとてもお祭りが盛り上がります。神輿を担ぐ人、山車を引く人の士気も高まりますし、ご祝儀を出す自分の気持ちも祭りに参加している、祭りを盛り上げている自覚が出て、嬉しくなります。


タイミングを図るのが、少々難しいのですが、機会があればぜひ、ご祝儀を出してあげましょう。


お祭りのご祝儀の渡し方

ご祝儀袋の表書きに何と書く?

現金はご祝儀袋に入れて渡しますが、表書きに何と書けばよいのか迷うことがありますね。


  • 神社に渡す場合の表書きは「奉納」「ご寄進」
  • 詰め所に渡す場合の表書きは「金一封」「ご祝儀」「ご寄付」
  • 神輿や山車にわたす場合の表書きは「花代」「ご祝儀」

となるそうです。

寄進と寄付はほとんど同じ意味だと思われるでしょうが、神社や寺院などの宗教施設にご祝儀を持って行くときは寄進という言葉を使います。詰め所に持っていくときは寄付という言葉を使うのです。


名前や金額はハッキリと!

お祭りのご祝儀は誰から、いくらもらったかハッキリさせておく必要があります。だから自分の名前はフルネームでハッキリと書いておきましょう。


祭りの当日はご祝儀を出す側も受け取る側も、忙しさに紛れて、うやむやになってしまうことがあるのです。そんなことにならないように、ご祝儀袋にいくらいれたか書く欄がある場合は、記入するのを忘れないように気を付けてくださいね。



ご祝儀の金額には開きがあります。自分の立場によっても違ってきます。例えば自治会の役員をしていると少し金額が上がることがあります。一緒にお祭りに行く人に相談するのが一番です。


筆記用具はコレ!

ご祝儀袋に使う筆記用具は、筆ペンがよいでしょう。どうしても、自信がない人は太めのフェルトペンでもよいですよ。




でも、ボールペンや万年筆は避けた方がよいそうです。ボールペンでは改まった字を書くのに適さないし、万年筆はご祝儀袋には使いにくいと思います。

墨の色は薄くならないように注意しましょう。薄墨は不祝儀のときに使うので、縁起が悪いと思われてしまいますよ。



ご祝儀袋はふくさに入れよう

ご祝儀袋をそのままカバンやポケットに入れて持っていくのは、おすすめしません。ご祝儀袋が折れたり、シワがついたりしますし、何よりご祝儀袋を渡すときに、雑な感じを与えてしまうからです。


そんなことにならないように、ぜひふくさを使ってください。




ふくさは小さな風呂敷のようなもので、ご祝儀袋や不祝儀袋を包むのに使います。お祝いごとには赤やエンジ色のものを使いますが、紫ならどんな場合にも使えますので、1つ持っていると便利ですよ。

ふくさにもご祝儀袋の包み方や、出し方があります。いちいち覚えるのが面倒という人は、ポケットふくさというものがあります。

これは包む手間も要らないので、本当に便利です。


まとめ ご祝儀はお祭りの基本だから、大切に!

今回はお祭りのご祝儀について解説しました。昔からのお祭りは1度絶えてしまうと、復活させるのは至難の業です。そうならないためにも、ぜひお祭りにはご祝儀を出しましょう。

いろいろと注意事項のようなことを書きましたが、知っていれば、ご祝儀を持って行きやすくなります。

でも、わざわざご祝儀を持ってきてくれる人にうるさいことを言う人はいないと思いますよ!だから今年のお祭りは楽な気分でご祝儀を出してくださいね。