お通夜、葬儀の後1番最初に行われるのが初七日法要。
次の四十九日法要まで故人の魂はまだこの世にいるとされます。



故人がきちんと成仏できるよう残された者が祈る大切な法要。
とても重要なものなので盛大にすることが望ましい。
と、以前お坊さんに聞いたことがあります。

しかし、時代の流れか初七日を身内だけで済ませるという人も増えています。

もちろん身内だけの初七日だってあり。
形はどうあれ1番大切なのは故人を偲ぶ気持ち。

身内だけなら服装にこだわる必要もありません。
ただし、それは初七日のとり行い方法にもよります。
平服が好ましい場合もありますよ。
平服=普通の服装ではありません。
ここを勘違いすると恥ずかしい思いをすることも…。

普段着でいい時と平服を着るべき時とふさわしい髪型。
平服の意味とあわせて説明します。

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初七日法要の服装!「普段着」にも気配りは必要

現在はお通夜から葬儀、初七日法要まで1つの斎場ですませることが主流。
初七日法要を葬儀の後に行うことを「繰り上げ初七日法要」と言います。

何事においても忙しい現代人。
繰り上げもいたし方ないことなのでしょう。

しかし、家族葬がなくなったわけではありません。
残念ながら若くして亡くなった方や死の原因など…。
もちろん家族や故人の意向だったりする場合も。
葬儀の形はそれぞれ。
家族で静かに見送りたい葬儀もあります。

初七日法要はお坊さんを招き、自宅で行うこともあるかと思います。
同居家族だけだったり、ごく少数の身内だけなら普段着でもよいでしょう。
ただし、 ジーンズやTシャツなどカジュアルすぎるものは避けたい。

お坊さんを招いて家族みんなが読経をいただき仏事に触れる法要。
招く側の服装にもマナーは必要です。

訃報を後で知って焼香に来る人がいるかもしれません。
突然のお客様にも対応できる服装が好ましいですね。
女性ならダークカラーのスカートやワンピース。
男性ならポロシャツやワイシャツにスラックスといったところ。
同じくダークカラーで。

遺族も大切な人をなくした悲しみからまだ歩み出せない頃。
故人を偲ぶ意味でも厳かさは忘れないようにしましょう。

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仏事での平服、気をつけたい点

法事を自宅以外で行う場合。
招待状に「平服でお越しください」という文章を見かけたことがありませんか?
3回忌以降の招待状からたまに見られます。

身内だけの小規模な初七日で、施主の意向なら平服もありでしょう。
あまり堅苦しくないように平服という言葉が使われます。

この平服、普段着のことではありませんよ。
仏事での平服は正しくは略喪服にあたります。


基本はスーツ。
女性ならアンサンブルやワンピース、パンツスーツもOK。
男女とも色は濃紺、グレーなどのダークカラーを。

とりあえず黒が無難かと思いがち。
平服で黒一色はかえってマナー違反になることも。
他の色を取り入れるなどの工夫が必要です。

スカート丈は膝下を選んでくださいね。
肌の露出はできるだけ避けること。
ストッキングは肌が薄く透ける程度の黒色が望ましいです。
白いブラウスやシャツは喪服ではNGですが、平服ならOK。

喪服より気軽とはいえ、初七日法要。
コートや小物にも気を配りましょう。
ラメや光るもの、毛皮や革製品、ファーのあるものは避けましょう。




初七日の服装だけでなく髪型にもマナーはある!

平服とは公の場に出るのにふさわしい服装です。
ということは、髪型も当然服装に合わせるべきですね。

初七日始め仏事はお辞儀することがとても多い。
お辞儀するたびにバサバサ髪が落ちてくるのは面倒。

ロングヘアの人は後ろで1つにまとめましょう。
黒のバレッタで留めるだけでもかなり違います。

おだんご風にまとめたアップスタイルも上品。
その時は耳より下にシニヨンがくるように。
耳より高い位置は結婚式などの慶事向き。
仏事には不向きです。

ショートや、まとめるには長さが足りない場合。
光沢のない黒色ピンで顔まわりの髪を留めましょう。



初七日の服装!身内だけでも喪服なの?【まとめ】

身内だけで行う初七日。
自宅なら普段着でも大丈夫。
ただ、お坊さんをお迎えするのにふさわしい服装を心がけたいもの。

平服での出席なら基本はダークカラーのスーツで。
色は代わっても仏事での平服は略喪服です。
小物やコートにも細心の気配りをしましょう。
髪型は髪が落ちてこないことを前提にしてください。

身だしなみももちろんですが、何よりも大事なのは遺族の気持ち。
故人のために遺族ができることは祈ることと偲ぶことです。
故人を思い出して向き合う時間。
大切にしたいものですね。