ロシアンブルーの目の色は何色なの?いつか変わるの?

ロシアンブルー好きの人にロシアンブルーの目の色はなんですか?と聞くと意外に返事ができないものです。なぜなら様々な種類の目の色をしているためです。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。


人間でも同じことが言えますが、猫の目は、目のメラニン色素が多いほど暗めの色となり、メラニン色素が少ないほど、目の色が薄い色になってくると言われています。

今回はロシアンブルーの目の不思議について語りたいと思います。




ロシアンブルーの子猫の目の色は何色!?

生まれてすぐの約10日間はすぐに視力を持つわけではありません。時間をかけてゆっくり視力が上がっていきます。

目があいた子供は淡い青色(キトンブルー)と言われていますが、のちに成猫になると色素が定着すると、緑色になると言われています。

目の色が変化する時期は早い子で2か月、遅い子は2歳くらいで緑色に変化する子が多いです。また両目同時に色が変わるかといえばそうではありません。

片目ずつ変化していく子もいれば、両目同時に変化していく子もいます。また、もし子猫の目が開いたからと言って焦点があっているとは限らないため、高いところに上ろうとする子には、骨折のリスクが伴うため、注意が必要となります。




ロシアンブルーは絶滅の危機にあいかけた!?

ロシアンブルーはロシア出身の猫であり、絶滅しかけた時代がありました。

なぜなら、第一次世界大戦や第二次世界大戦が勃発し、それに伴いペットで多く買われていたロシアンブルーやその他ペットで飼われていた動物が大量に亡くなってしまったため、絶滅の危機に瀕したのです。

そのロシアンブルーを残すために交配に使われたのはなんと、【シャム猫】や【ブリティッシュショートヘアー】でした。

シャム猫は目の色の種類がたくさんあり、目の種類は、【カッパー、アンバー、ヘーゼル、グリーン、ブルー、レッド、オッドアイ】が存在します。あまり聞きなれない色もあると思いますので、いくつかピックアップしご説明したいと思います。

・カッパー:銅色、あかがね色
・アンバー:黄色や金色が混ざった銅色
・ヘーゼル:淡褐色
・オッドアイ:左右の目の色が異なる

以上のように、非常にさまざまな色があるのです。子猫からロシアンブルーを飼おうと考えている方がいらっしゃれば、その成長期だけで見られる目の色かもしれないため、成長を写真におさめておいた方が良いと言えるでしょう。



もしロシアンブルーの目の色に急激な変化が現れたら!?

ロシアンブルーの目にいろいろ種類があるとしても、単に病気のために目の色が変化を起こす可能性もあります。以下の病気の可能性がある場合は注意が必要です。

*肝リピドーシス

脂質代謝異常により肝臓に脂肪が蓄積する病気です。主に黄疸が起こります。目の色だけではなく、皮膚や歯茎までも黄色になってしまいます。食欲低下を併発し、治療を必要とします。

*結膜炎

結膜炎は自分で目をひっかいてしまうなどの物理的な傷ができたときに、そこに細菌感染が併発することで炎症を起こします。人間と同じく目薬による治療をするケースが多いです。

痛みが強いため、目をしょぼしょぼさせ、うるうるとした目になります。重症化すると白濁することもあるため、こちらもまた早急に動物病院で治療すべきものです。

*角膜分離症

目の表面が真っ黒になる病気です。原因不明ともいわれていますが、ウイルス感染症の疑いもあるとされています。

もし多頭飼いで1匹の猫がなってしまうと、他の猫たちに移る可能性がないとはいえないため、病院につれていってあげたほうが良いでしょう。


ロシアンブルーの目の色【まとめ】

以上ロシアンブルーの目の色やその変化についてお伝えさせていただきました。私自身もロシアンブルーを飼っているため、その変化は非常に楽しいものです。子猫から成猫になるまでに様々な変化を見せてくれる猫はなかなか珍しいため、本当のおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください