立春の候とは?例文で手紙の書き出し方を徹底解説!

2022年の立春は2月4日です。

その前日が節分で、豆まきをしますね。

立春とは二十四節気という一年を24に分けた暦の最初の「節」で約2週間の期間を言います。

今でも中国や東南アジアでは、旧暦の「春節」が一年の始まりですが、江戸時代以前は日本も同じで、立春から一年が始まりました。

まだまだ寒い立春ですが、送る相手にも「春」の文字にふさわしい時候の挨拶文を手紙の書き出しに入れたいものです。

今回はそんな立春の候の例文を紹介します。

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立春ってどういう暦の日なの?

さて最初に立春と二十四節気の事を紹介しておきましょう。

立春は、一年を24に分けた二十四節気の一つです。

江戸時代まで使用していた太陰暦は、月の動きを基本にしており、実は季節の動きに呼応していませんでした。

28日でひとめぐりする月の動きから一か月を決めると、一年365日を28日で割っては余りが出てしまい、辻褄が合わなくなります。

365日÷28日=13.036

このまま1年に30日くらいずつずれていくと、12月が夏になってしまったりしますので、「閏月」(うるうつき)として余分に一か月を増やして調整していました。

このように太陰暦では季節と釣り合わないような不都合が多くありました。

更に江戸時代には殆どの人がお百姓さん、つまり農業をやっていたので、種まきや収穫などに便利な季節の目安として重宝されたのが「二十四節気」でした。

「立春の候」の例文

では、立春の頃の手紙の書き出し例文を挙げておきます。

まず手紙の冒頭では「立春の候」等が多く使われます。

「候」は「こう」と読みます。

また「向春の候」(こうしゅんのこう)や「軽暖の候」(けいだんのこう)と言う表現もあります。

これらも厳寒時期に、春の暖かさを予感させる手紙の書き出し例文として好まれる表現です。

また「○○の候」に続く挨拶の例文としては、以下のような表現があります。

・余寒お見舞い申し上げます。
・いまだに寒い日が続きますが、お変わりありませんか。
・立春を過ぎましたが、冷気がこたえるような寒さが続きます。
・節分も過ぎ、ようやく春の気配が感じられるようになりました。
・春の訪れが待ち遠しい昨今ですが、お元気でお過ごしでしょうか。

「立春」との名にある春はまだ遠く、更に冬の厳しい寒さが続く時期ですが、私は「寒い寒い」と縮こまるよりもあと少しで訪れる春の気配が感じられることを挨拶に使いたい、と考えています。

手紙は相手のあることですから、寒いですね、よりもあと少しで暖かな春になりますよ、とする方が読む側も気分の良いものとなります。

立春の候に使いたい手紙の書き出し例文のお勧め

では更に、立春の候に纏わる手紙の書き出しを見てみましょう。

「立春の候」に続く挨拶文には、季節感を表わす文言も多くあります。

・梅のつぼみがふくらみかけ、
・近くの公園の梅もほころびはじめ
・あちこちの梅花の便りも聞かれ

「梅」とあるのは、梅は一年で一番寒い時期でも開花準備をしており、2月中旬から下旬には花が咲くからです。

時には雪が降る中でも咲いていて、人々の気持ちを和ませます。

寒さをものともせず凛と花開く梅は、一足早く春を招いてくれるようなおもむきを覚えるものです。

「春」という文字が入る以上は来るべき季節の移ろい、春への待ち遠しさを伝え、一番寒い時期なので、暖かさに向かうことの期待感を手紙の相手と共有したいものです。

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立春の候とは?例文で手紙の書き出し方を徹底解説!【まとめ】

立春は2月はじめであり、これからが冬本番の厳寒期の入り口にあたりますが、それだけに手紙の書き出しでは、例文に挙げたとおり「立春の候」に続けて、暖かい春の訪れの兆しを述べ、春への思いについて、手紙を読んでくださるお相手とも共有したいものです。

私も子供のときに「寒い寒い」と言っては、祖母などに叱られたものです。

「寒い寒い、てぇ言うてたら、寒さを呼び招くことになるぇ。

春よ来い、という気持ちをこめて梅の花とかを褒めてあげると、春も早く来なあかん、って思わはるもんどす。
春が気分良うやって来れるように、お招きせなあかんぇ」

と京ことばで諭されたものです。

更に、「ひとのほのかな思いは必ず叶うもんやさかい、春さんによう、お頼みしときなはれや」とも諭されました。

春が待ち遠しいですね。