老神温泉は12月から雪が降る?ノーマルタイヤでもいけるのか解説!

老神温泉は群馬県でも北部山沿いに位置しており、標高も600メートル以上なので、東京スカイツリーと同じぐらいの高さの場所にあります。


宿泊のお客様は、晩秋から12月はいつから雪がふるかどこの宿でも受け答えしている質問ですが、ノーマルタイヤでいけるかも含めてお応えします。



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老神温泉は12月でも雪は降るの?

例年、11月下旬から12月上旬にかけて、初雪が観測されるようです。12月下旬から2月下旬ごろまでは急な降雪、積雪や路面凍結があります。

例年多いときで、30~50㎝メートルの積雪が年3回ほどあります。

また、老神温泉では、新年明けの1月上旬から2月下旬の期間に「老神温泉雪ほたる」と称し、雪の降り積もった広場のあちらこちらに小さなかまくらをつくり中に灯りをともすイベントをします。

この時期は、雪見風呂も売りの宿が多いことからも、水上ほど豪雪ではありませんが、それなりの降雪量がイメージできると思います。


地元の人の感覚

11月下旬から12月上旬にかけて初雪が観測されると、ノーマルタイヤからスタットレスタイヤに履き替えます。

この時期の雪は早くにとけることが分かっていますが、そろそろと考えるのでしょう。また、12月に入ると気温が低下し降雨のあとや、雪が解けた後でも路面凍結があります。
師走の準備で忙しくなる前に、地元の人は早めに対応しています。

都会の人の問い合わせ内容

*いつから雪が降りますか

雪が降ったらノーマルタイヤではいけないと思ってのこの電話だと思いますが、神様じゃないのでわかりません。ほんと困ります。

大体例年通りのことを言いますが、大雪となると12月中旬から覚悟していたほうが無難です。


*ノーマルタイヤでいけますか

初雪観測後はむずかしいでしょう。

山間部のため急な降雪・積雪があった場合、ノーマルタイヤは危険です。これは、群馬の他の伊香保・草津・水上温泉においても同じことです。


*今、雪はありますか

雪がふっても路上の雪は除雪します。しかしながら、凍結などもあり、ノーマルタイヤでは危険です。雪があるなしに、12月中旬から2月下旬までは、スタッドレスタイヤの装着が必要です。


*チェーンがあれば大丈夫ですか

このチェーンが曲者です。

雪のない場所に住んでいる方は、チェーンをしたこともない方が多いです。

ご自身でつけることができなかったり、昔にチェーンを買ったが使ったことがなく、新しい車に乗せ換えてサイズが合いませんなんて、ザラです。

まれに、宿の従業員がつけてくれると思っている人がいますが、手がかじかむような雪の寒い中、それは宿の仕事に入っていません。

そんな理由でチェーン着脱や雪道運転の経験があまりない方にはおすすめしません。


群馬県の降雪

群馬県は、高崎・前橋のような平野部分は、1年を通して東京都と変わらないような場所がほとんどです。

しかしながら新潟に近い水上温泉などは、かなりのまとまった雪となりますが、同じ利根・沼田エリアの沼田市街などは、大雪を降らせる雪雲がわずかな距離で一瞬にして消滅し、日本海側の気候から、太平洋の気候にダイナミックに切り替わる地理的特徴をもっています。また、標高が少し高くなると、雪が降りやすくなります。


そんな理由もあってか群馬県は積雪情報を12月から3月まで運用しています。
詳細はこちら→https://www.kendobousai-gunma.jp/snow/




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老神温泉は12月でも雪が降るの?【まとめ】

12月以降の老神温泉に行く場合、ノーマルタイヤでなく、スタッドレスタイヤの購入をおすすめします。

たしかに費用的には高いかもしれませんが、まず大きな安心が得られます。そしてスタッドレスタイヤを購入することにより群馬県のみならず、栃木県北部、長野県、新潟県など、冬の活動範囲が大きく広がります。

またこれらの県は、冬は閑散期になり宿代は安く、多くのサービスを授受できる季節でもあります。

考え方によっては、このエリアに住んでいる人は、生活のためにスタッドレスタイヤを2~3年に1度の割合で購入していると思えば、雪が降らないところに住んでいて毎冬得をしていると考えれば安いものかと思います。

それでも、雪道になれていないというかたは、たまには電車やバスを使った旅情あふれる旅も良いのではないでしょうか。

わざわざ時間をかけていく旅行もまた一興です。