保湿クリームで肌がテカる!テカリの原因と日中テカらない為の対策!

保湿クリームを塗った後、すぐに肌がテカテカしてしまう、ふと鏡を見ると顔がテカテカ、メイクが崩れちゃってるなんて事ありませんか?


この記事では日中テカらない為のスキンケア方法や、テカリ対策をご紹介します。


保湿クリームの塗りすぎでテカる原因

テカリの原因は、過剰な皮脂分泌や過剰に与えた油分によるものです。

油分が多過ぎると肌の上でギラギラと光を反射してお肌のテカリになってしまいます。

本来、皮脂は肌の上で皮脂膜となって、肌の水分の蒸発を防ぐ為に必要ですが、皮脂と同じ役割をしてくれるアイテムが保湿クリームです。

保湿クリームを塗りすぎてしまうと、スキンケアでクリームをつけた後、さらに自分の肌から分泌された皮脂が合わさって過剰な皮脂=テカリとなり、数時間後にはテカテカ、メイク崩れにもなってしまいます。

また保湿クリームを塗りすぎてしまうと、お肌の表面で膜を作る性質があるので、毛穴をクリームが塞いでしまい、開いたままの毛穴からは、余計に皮脂が分泌され、テカリとなってしまうので注意が必要です。

保湿クリームで肌がテカる場合のスキンケア方法と対策

テカリはお手入れによってコントロールする事ができます。

スキンケア方法を順番に確認していきましょう。

まずは洗顔です。

保湿クリームの塗りすぎで肌がテカる時の洗顔のポイントは、朝晩の洗顔で余分な油分をリセットする事です。

夜眠っている間にも汗や皮脂が分泌され、夜つけたスキンケアや保湿クリームと混ざり、汚れとしてお肌にたまっていきます。

また日中は皮脂が多いところには汚れがつきやすく、この汚れは水では落とせないので朝晩の洗顔で丁寧に落としていきます。

泡の量と洗顔の使用量

汚れをきちんと落としたいのに泡の量が少ないと顔全体に行き渡らず、汚れが残ってしまう事があります。

だいたいレモン1個分くらいを目安に泡立てると、泡がクッションになって擦らず洗えますし、汚れを落とすのに充分な量になります。

また、洗顔の使用量にも注意が必要です。

例えばチューブの洗顔で1回1センチ使うところ、少しの量でも泡立つからと1回の使用量を少なくすると、洗顔の効果が充分に発揮されず汚れが取れないので今使っている洗顔の使用量も確認しましょう。


泡の質

泡の1つ1つが大きい粗い泡だと表面の汚れしか取れず、毛穴の奥にたまった皮脂が数時間後には出てきてしまい、テカリになってしまいます。

生クリームのような泡の1つ1つが小さくキメの細かい泡で洗うと、毛穴の奥やキメの奥まで小さな泡が入り込んで、きちんと落とす事ができます。

洗う順番とすすぐ時の温度

作り立ての泡ほど洗浄力が高いので、まず皮脂分泌の多いTゾーンから洗います。キッチンでも油の多いところは汚れやすいですよね?それは顔も同じで皮脂の多い場所には汚れが付着しやすいです。

Tゾーン、頬、口元、と広げて最後に皮膚が薄い目元の順番に優しく洗います。

皮脂を取ろうとするとゴシゴシ洗ってしまいがちですが、かえってお肌の刺激になって皮脂分泌が活発になってしまいます。

泡の力だけで充分落ちるので、泡を転がすように洗いましょう。

また、肌がテカリやすい時は洗い流す温度にも注意が必要です。

温度が低いと油分が落ちにくく肌に残ってしまったり、毛穴が引き締まって中に詰まった皮脂が落ちにくくなります。反対に温度が高いと肌が乾燥して、余計に油分を出そうとしてしまうのでテカリにつながってしまいます。

36度くらいの少しぬるいと感じる温度ですすぎましょう。

次に化粧水です。

肌は水分が少なくなると、肌を潤わせようとして皮脂分泌が活発になるので、お肌がテカる場合は化粧水が肌の奥まで馴染んでいない可能性があります。

また化粧水をうまく馴染ませる事で次に使う乳液や保湿クリームもムラにならず均一に塗る事ができるので丁寧に馴染ませていきます。

化粧水をつけた後、仕上げに顔全体を掌で包み込むようにハンドパックをするように、10回ほどプレスすると化粧水の水分が肌の奥まで浸透します。

お肌の奥まで水分を入れる事で、皮脂が出るのをおさえることができます。

また毛穴を引き締める効果のある化粧水を選ぶとよりテカリをおさえることができます。

最後に、乳液と保湿クリームです。

乳液に比べて保湿クリームの方が油分量が多く、脂性肌やニキビ肌、テカリやすいお肌には向いていません。

乳液のみでお肌を整えましょう。

また乾燥するけどベタつくといった混合肌の方は、乳液を少量お顔全体に使いながら、テカリやすいTゾーンには使わず、乾燥が気になる部分に保湿クリームを部分使いしながら、油分と水分のバランスを整えることでテカリをおさえることができます。

 肌質に合わせて使ったり量を調整する必要があるので、肌質がわからない場合はコスメカウンターで調べるのもおすすめです。



 

保湿クリームで肌がテカる!【まとめ】

皮脂や油分はお肌の水分を保つために大切な役割があります。

ですが必要以上に皮脂が分泌されたり、保湿クリームで与えすぎてしまうとテカリになってしま
います。

自分の肌質にあったスキンケア方法で、水分や油分のバランスを整えて
いきましょう。