フィットのガソリンについて検証!燃費の良さを世代別の車種で徹底比較!

フィットといえばコンパクトで低燃費という印象がありますよね。

2001年発売からこれまでに4回世代交代をしており、常に進化を遂げてきました。

その中で車になくてはならないガソリンの部分に関しても、世代が変わる毎に変化してきました。


この記事ではガソリンタンク容量、燃費をフィットの世代別に徹底比較していきます。

ガソリンタンク容量が少なくておすすめできる車種は第四世代の1300cc標準仕様、ハイブリッド標準仕様です。

最も燃費がいいのは新型フィットのガソリン車、e:HEVです。

数字上や計算方法だけではでわかりにくく、伝わりにくい部分がありますのでこれから詳しく説明していきます。

初めての車としてフィットの購入を考えている、乗り換えを考えている方への参考になればと思います。

是非最後までお付き合いください。



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フィットのガソリン容量

フィットの中でも1300cc、1500ccの違いや世代別によってガソリンタンク容量に少し違いがでます。

それでは比較していきます。

・初代フィット 1300cc(42リットル) 
・二代目フィット 1300cc(42リットル)、1500cc(42リットル)
・三代目フィット 1300cc(42リットル)、1500cc(42リットル)、ハイブリッド(40リットル)
・四代目フィット 1300cc(32リットル、S/F/Lパッケージ車種の場合は40リットル)、1500cc(40リットル)、ハイブリッド(32リットル、S/F/Lパッケージ車種の場合は40リットル)
・新型フィット 1317cc(40リットル)、1496cc/e:HEV(40リットル)

比較するとわかるようにほとんどの車種が40か42リットルとなっておりガソリンタンクの容量に大きな変更点はありません

注目したいのが四代目フィットのみ1300cc標準仕様、ハイブリッド標準仕様で32リットルとガソリンタンク容量をかなり少なくしている点です。

四代目フィットの1300cc標準仕様、ハイブリッド標準仕様は32リットル、パッケージ車種は40リットル。

なぜ同じフィットなのにガソリンタンク容量を変えているのでしょうか?

標準仕様はシンプルな作りで最小限の装備で作られています。

S/F/Lパッケージ仕様は様々なオプションを搭載しますので、30~70kg程重量が上がります。

車体が軽い方が燃費は伸びますので、標準仕様では車体が軽い分32リットルでも十分な燃費が出せます。

以上のことにより標準仕様の方がシンプルな作りで、パッケージ仕様よりも価格が抑えられており、オプションにこだわりが無い方は4代目フィットの1300ccかハイブリッド標準仕様はおすすめできる車種となります。



フィットの世代別!燃費比較

フィットの燃費を見ていきましょう。

ここでは標準仕様FF駆動オートマチック(パッケージ仕様を除く)10・15モードで統一して比較していきます(新型フィットのみWLTCモード)。

・初代フィット 1300cc(23.0km/L)
・二代目フィット 1300cc(24.0km/L)、1500cc(19.6km/L)
・三代目フィット 1300cc(24.5km/L)、1500cc(20.0km/L)、ハイブリッド(30.0km/L)
・四代目フィット 1300cc(26.0km/L)、1500cc(21.8km/L)、ハイブリッド(36.4km/L)
・新型フィット 1317cc(20.4km/L)、1496cc/e:HEV(29.4km/L)

世代が変わる毎に走行性能が上がり新型フィットを除き、燃費が向上しているのがわかります。

注意点として新型フィットにおいて四代目フィットより燃費が悪くなっていますが、これはWLTCモードにて燃費計算されているからです。

WLTCモードとは2017年以降の新型車に適用された国際的な測定方法になります。

10・15モードと同様に天候、渋滞、エアコン使用などを考慮して燃費計算されている上にWLTCモードでは乗車人数、積載物の重量などの実使用シチュエーションも考慮されており、10・15モードよりも燃費が低く計算されてしまいます。

以上のことより実際のところ新型フィットはe:HEV、ガソリン車ともに最も燃費がいいといわれています





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フィットのガソリンについて【まとめ】

フィットはもともと低燃費で走行性能の高い車です。

世代交代を重ねガソリン車、ハイブリッド車ともに燃費の向上を達成してきました。

ガソリンタンク容量は各世代においてほとんど容量はかわりませんが、第四世代の1300ccガソリン車、ハイブリッド車においてのみ32リットルという低容量を成し遂げました。

車は車体が軽くガソリンタンク容量が少ない方が燃費向上を期待できます。

このことより性能面、価格面ともにバランスがとれているのはフィット第四世代の1300ccガソリン車、ハイブリッド車です。

燃費面だけを考えると新型フィットの1300ccガソリン車、e:HEVが最も優れています。

WLTCモードで計算されていますので数値では第四世代よりも見劣りしますが、燃費比較にて説明しました通り、実際は最も燃費向上が期待できる車種といえます。

最後までお読みいただきありがとうございました。