車検適合のマフラーなら証明書なしでも車検は通る?徹底解説!!

車やバイクを好きだったり運転が好きだったりする人の憧れとも言えるマフラー交換。

そんなマフラー交換ですが、マフラーを換えて、重低音を出す様にしたり、純正品とは違った雰囲気を作り出すことができますよね。


特にバイクのマフラーは思い切り外に出てるし、音も車よりもわかりやすくて興奮しますよね。

しかし、400cc以上の排気量の車体のマフラーを社外品に交換した際には、排気ガス証明書が車検時に必要になってきます。




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車検適合のマフラーなら証明書なしでも車検は通る?

400cc以下の車両に対するマフラーは必要ない??


通常、400cc以下の車両に対しては、車検がありません。
その為、今回車検時に必要となるのは400cc以上となる為400cc以下の車両には必要ないと記ささせていただいております。


排ガス証明書とは??

排ガス証明書とは排ガス規制が厳しくなり出した、平成13年以降に製造された社外品のマフラーに対して発行されるものです。

厳しい排ガス規制にもクリアしているという証明書となっています。

実は意外と無くしてしまいがちなこの証明書。

この記事を読みながらドキッとした人もいるのではないでしょうか。

そもそも、昨今マフラーに対して法令もどんどん厳しくなってきています。

まずはそこから解説をしていきましょう。


車検におけるマフラーの厳しい保安基準値

ふとした時に、外を走るバイクや車の排気音がうるさいと感じたことはありませんか。

音を変えて楽しみたい気持ちもわかりますが、そのレベルになると、個人の楽しみではなく、騒音となってしまいます

そうなってしまうと、近隣住民へも多大な迷惑となってしまいますので、国側としても騒音被害を防止するために、国は非常に厳しい基準を設けています。しかも、その基準は年々厳しくなってきています。

では、どの程度厳しいものなのでしょうか。


排気騒音は96dbが合格ライン

2010年4月1日以降生産の車は、近接排気騒音という測定条件で測定をします。

この測定方法で、普通車であれば96db、軽自動車の場合には97db以下が合格となります。
バイクの場合だと、50ccいかの原付一種が79db、125cc以下原付二種は85db、250cc以上は89dbを超えないこととされています。

なお、2010年3月31日までに生産された車の場合には、車種によっても変わりますが、96db〜103dbの間を基準値として測定します。

基準値はわかったとしても、この96dbという値が、どの程度大きいのか、疑問に思う方も多いでしょう。

例えば、80dbは地下鉄や電車の車内、90dbはカラオケ店の店内ほおの大きさ、さらに100dbは電車が通っている最中のガード下の音くらいだと言われています。


社外マフラーが認定品もしくは対応品でない場合は不合格

見た目や音にこだわって、社外マフラーを選ぶ際、「認定品」や「対応品」などと銘打ってあるものでなければ車検受かることができません。

これらの製品は、しっかりと車検の基準に則して製造をされているため、車検を通過することが可能です。
購入を検討しているマフラーに、この明記がない製品は、購入を避けるのが無難でしょう。

数ある中でも、一番安心なのは「JASMA認定品」です。
JASMAとは、「日本自動車スポーツマフラー協会」のことで、車検対応品の基準よりもさらに厳しい基準を設けてます。


劣化に要注意!マフラーに穴が開いたらNG

ちなみに、マフラーは長年使用し続けていると、劣化して、穴が開いてしまう恐れがあります。もしも穴が開いてしまった場合には、もちろんですが車検には通りません。

また、穴が開くと、その部分から排気音が漏れてしまい、通常時よりも排気音がひどくなってしまいます。

また、車の場合、穴が開いている箇所によっては、排気ガスが車内にまで流れてきてしまうこともあるので、非常に危険です。

マフラーはとても丈夫に作られていますが、消耗品ですので注意が必要です。

証明書を無くしたけど再発行は可能?

さて、冒頭でもお伝えしましたが、社外のマフラーに交換した際に、排ガス証明書というものが付いてきます。
しかもこれがないと車検には受かりません。

以前までは、無くしてしまった場合には再発行をしてもらったりしていました。
しかし、平成14年12月もって、JASMAによる再発行業務は終了してしまっています。

今現在、JASMAによる再発行は行なっておりません。
そうなるともう無くしたら終わりんおでしょうか?

大丈夫です。

万が一無くしてしまった場合にも、メーカーへ問い合わせたら対応してもらえるみたいです。

無料で再発行してくれるメーカーもある様ですが、場合によっては再発行に関する提出資料と再発行手数料がかかる場合もある様ですので、詳しくはメーカーへお問い合わせ下さい。



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車検適合のマフラーなら証明書なしでも車検は通る?【まとめ】

車検適合のマフラーなら、証明書がなくても車検に通るのか?について調べてきましたが、車検に適合していようが、付け替えていれば証明書は必要だとわかりました!

無くしてしまわない様に、車検証と一緒に保管しておくといいでしょう。

万が一無くしてしまった際には、落ち着いてメーカーまで連絡してくださいね。