七夕にちらし寿司を食べる理由はあるの?具材の意味も一挙大公開!

七夕の季節になるとスーパーにちらし寿司の材料が並びますよね!

あなたはちらし寿司派ですか?

それともそうめん派ですか?ひな祭りにもちらし寿司を食べるのに、なぜ七夕でも?と思っていませんか?


この記事では
・七夕にちらし寿司を食べる理由と具材の意味
・七夕にそうめんを食べる理由とオススメの具材
を紹介したいと思います。

読み進めていただくと、七夕にちらし寿司を食べる理由に納得して頂けると思いますので、是非最後までお付き合いください。




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七夕とはどんな行事?子供に聞かれる前に復習しよう

まず七夕とはどんな行事なのでしょうか?

織姫と彦星の物語や天の川に関連した星の話があったような?という記憶があるはずです。

・七夕の由来
・七夕と星の関係
この2つについておさらいしていきたいと思います。

七夕の由来

七夕とは奈良時代に中国から伝わった星祭りという宮中行事で、日本以外にも韓国やベトナムなどにもあるそうです。

江戸時代になると民間人に広まり、短冊に願いを書くようになりました。

また、七夕の織姫と彦星の物語は中国の伝説が伝わったと言われています。

簡単なストーリーは、神様の娘で機織の上手な織姫と牛使いで働き者の彦星がいました。神様の勧めで織姫と彦星は結婚すると、遊んでばかりで働かなくなってしまったのです。

怒った神様は2人を天の川で挟んで引き離してしまいました。織姫は泣いてばかりいたので、神様は年に一度七夕の夜に会えるようにしました。

それから2人は一生懸命に働くようなりました。というのが一般的に伝えられている物語です。


七夕と星の関係

さらに、夏の夜空に見える『夏の大三角』は七夕にまつわる星なのです。

・こと座のベガ(織姫)
・わし座のアルタイル(彦星)
・はくちょう座のデネブ(2人が会うために乗るカササギという鳥)

都市部では見えませんが、乙姫と彦星の間にモヤモヤしているものが天の川です。晴れていたら是非お子さんと星を探してみてくださいね!

七夕にちらし寿司を食べる理由は?具材に意味があるって知ってた?

七夕にちらし寿司を食べる家庭が多いかと思います。

しかし、ちらし寿司を食べる由来はなかったのです。なぜ、ちらし寿司を食べるようになったのでしょうか?

ここでは
・ちらし寿司を食べる理由
・具材にも意味がある
について解説していきましょう。

ちらし寿司を食べる理由

七夕は『笹の節句』と言って、節句の1つで子供の成長を祝う行事なのです。

昔から日本ではお祝い事にお寿司を食べてきました。そのため七夕に子供が喜ぶちらし寿司を食べるようになったと言われています。

『桃の節句』のひな祭りでもちらし寿司を食べますよね。

色鮮やかなちらし寿司は豪華ですので、お祝いにはピッタリですね。お寿司が食べられるようになったお子さんは嬉しいでしょうね。



ちらし寿司の具材にも意味がある

実はちらし寿司の具材には意味があるのです。おせち料理と同じように願いが込められています。

・エビ=腰が曲がるまで長生きできますように
・れんこん=穴が開いているため(将来の)見通しが良くなりますように
・錦糸卵=お金がたまりますように
・いくら=子宝に恵まれますように
・人参=根をはれるように
・豆類(枝豆)=マメになるように

日本の伝統的な行事食にはたくさんの思いが詰まっているんですね。

これらの具材は色鮮やかで縁起も良く、子供には嬉しいご馳走ですね。

七夕にそうめんを食べる理由とオススメの具材

七夕の日にちらし寿司以外でそうめんを食べる家庭が多いでしょう。

実は中国から7月7日に『索餅』というお菓子を食べる風習が七夕と一緒に伝わったそうです。

索餅は小麦粉を縄のようにねじった形のお菓子です。

同じ小麦粉原料のそうめんを日本では七夕に食べるようになったと言われています。

なんで節句にそうめん?と思ってしまいますが、由来があったんですね。

しかも!7日7日は『そうめんの日』なのです。

暑い時期の行事なのでそうめんもオススメです。

そうめんにする時も、ちらし寿司のように具材は縁起物や彩りを考えてエビや卵、枝豆などがいいでしょう。

細切りのきゅうりで天の川に見せたり、星型にくり抜いたハムやチーズでそうめんを飾ったりするとお子さんは大喜びのはずです。

「そうめんかー。」と言いそうなパパには、めんつゆを坦々麺風やラー油&ごま油つゆ、ニンニク&トマトつゆにしてアレンジしてみてくださいね。




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七夕にちらし寿司を食べる理由は?【まとめ】

いかがでしたか?

今回は
・七夕とはどんな行事?
・七夕にちらし寿司を食べる理由と具材の意味
・七夕にそうめんを食べる理由とオススメの具材
を紹介してきました。

日本には行事とともに伝えられてきた行事食というものがあります。

由来があるものや後から風習となったものがあり、間違いなものはありません。

七夕は節句の1つなので子供の成長のお祝いにちらし寿司を食べるようなったんですね!

ちなみに『寿司』は『寿(ことぶき)を司(つかさど)る』という意味なので、縁起が良い食べ物でお祝いにピッタリです。

お子さんが大きくなったとき「お母さんが良く作ってくれたなあ」と思ってもらえるように、日本の伝統的な行事を伝えていけたらいいですよね!

皆さんの七夕が楽しい日になりますよう願っています。