卒園の記念品を現金で!表書きってどうしたら良い?ポイントを解説!

子どもが保育園を卒園する際に、保護者会から園に記念品を贈呈するというケースがあります。

現金を贈呈する場合に、のし袋の表書きをどうやって書けば良いのか悩むことってあるのではないでしょうか。


結論から申し上げますと、表書きには単に「御礼」もしくは「寄贈」だけでOKです。

今回の記事では、卒園に当たって記念品として現金を贈呈する際の表書きのマナーについてポイントを解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。



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卒園の記念品を現金で!表書きってどうしたら良い?

表書きの書き方って色々考えられるので、祝儀や不祝儀の際でもどうやって書けば正解なのか悩むのではないでしょうか。

一般的なマナーにも触れながら、卒園の際のマナーを紹介しますね。


一般的なお礼の際の表書きのマナー

一般的なお礼を贈るときの表書きのマナーは、「御礼」と書くだけで大丈夫です。

「お礼」にすると軽い気持ちのように感じます。

「志」の文字は、遺族の気持ちを込めた弔事での贈り物に使われるイメージなので、弔事以外では使わない方が良いでしょう。


卒園の際の表書き

保護者から保育園宛への現金での記念品ということであれば、「御礼」と書くのが一般的で無難な書き方だと思います。

個人ではなく保育園に対して贈る記念品なので、「寄贈」でも良いでしょう。

「記念品料」「御志」など他にも色々と考えられるかもしれません。

「記念品料」だと具体的ですが、「○○料」と書くときは贈りたいと思っていた品物の代わりにお金を贈る場合に使います。記念品が具体的に決まっている場合にはその品物名を書くことになります。

また、「記念品料」だと四文字になって縁起が悪いので、表書きには四文字は避けましょう

「御志」は弔事以外では使わない方が良いので、卒園の際には間違っても書かないようにしてくださいね。



水引きの選び方と書く場所


一般的な水引きのマナーから

水引きには結び方と色に違いがあります。

結び方は、結婚や弔事のように二度とあってはいけない事柄の場合に、結び目がほどけない「結び切り」「あわじ結び」にします。

結婚や出産のように何度あってもめでたい祝い事、お礼には「蝶結び」を使います。

色は祝い事、病気のお見舞い、お礼のときは赤白、金銀。弔事には黒白、双銀です。地域や宗教によっては黄白、双白もあります。

卒園の記念品の際には、赤白の蝶結びのタイプを選ぶと良いです。



書く場所

水引きの上段に「御礼」または「寄贈」と書きましょう。

下段には「○○保育園 保護者会」「〇〇保育園 〇〇組 保護者一同」など、保護者から保育園宛への記念品だとわかるように書きましょう。


番外編 子どもからの贈答品の場合

今回の記事では保護者から保育園宛の記念品についてを取り上げていますが、子どもから先生宛に贈り物をするケースもあると思います。

その時は、「御礼」のような堅苦しい文字を使わずに、水引きの上段に「○○せんせいありがとう」でも構わないと思います。

下段には「〇〇組一同より」と書くと良いのではないでしょうか。

一般常識とは外れてしまいますが、子どもたちから先生に対しての感謝の気持ちなので、慣例や形式にとらわれずに、より気持ちの伝わる方法で良いと思います。

ただし、保護者からの記念品では表書きには「御礼」と書きましょう。



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卒園の記念品を現金で!表書きってどうしたら良い?【まとめ】

保育園の卒園の際に現金を記念品として渡す場合の表書きの書き方を中心としたマナーについてポイント解説しました。

表書きは「御礼」もしくは「寄贈」と書いて渡すのが良いです。

水引きは赤白の蝶結びタイプのものを選んでくださいね。

卒園の記念品は園生活最後の保護者のお仕事と言えると思います。しっかりとマナーを守って締めくくってくださいね。