卒園式の疲れた体験談!親子のエピソードや感想をお伝えします!

子どもの卒園式は園生活の集大成ともいえる大切なイベント。幼児から小学生に上がる節目のイベントであり、親としても子どもの成長した姿に感動するのではないでしょうか。

そんな大切なイベントですが、子どもの姿に感動する一方で、式が終わった後には疲れたーと思わず声が出てしまうぐらいの疲労感もあります。


事前の準備や終わった後どうするか、など実は母親にとっては面倒だったり悲しい場面もあります。

今回は私が経験した卒園式について、エピソードや感想を交えながらお伝えします!



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保育園の卒園式はどんな式?


節目の式典

卒園式とは、保育園や幼稚園生活が終了する時に行われる式典です。

流れとしては、開式の挨拶や来賓紹介、卒園証書授与、在園児、卒園児の歌があり、各クラスごとに別れて担任からの挨拶があったり、記念品贈呈や写真撮影などの後、各自解散、というように式典の流れは決まっています。

午前中の2〜3時間程度の時間を使って行います。


卒園児の晴れ舞台

私は3つの違う園での卒園式に出席した経験がありますが、どの園でも共通していたことは、子ども達1人ひとりの見せ場があるということです。

卒園証書授与で名前を呼ばれたら大きな声で返事をする、卒園児の言葉として楽しかった思い出を発表する、将来の夢を発表する、といった見せ場です。

証書授与の時に「はいっ」と返事をするだけでも何度も練習して当日に臨むと聞きます。

「〇〇くんと滑り台で遊んだのが楽しかった」「大きくなったら、〇〇になりたい」などの発表もかなり練習するそうです。

卒園児の歌の中に子ども達の発表部分が盛り込まれていることもありました。

子ども達の歌や発表の見せ場は、子どもの成長と練習の成果があって、最も感動する場面の1つです。ハンカチを持って泣いている親御さんが多く見られ、鼻をすする音も聞こえてきます。

保育園の卒園式で実は面倒なこと

我が子の門出のお祝いという卒園式ではありますが、実は式に出席することそのものが面倒だったりします。

園の制服があれば、子どもは普段通り制服を着れば良いですが、制服がない場合は子ども用のフォーマルスーツやドレスを用意しなければいけません。

母親も式用にフォーマルな服装が必要になってきますから、式に参加する前の準備が必要になります。

また、式典のかしこまった雰囲気で、園長先生の挨拶や来賓の挨拶、証書授与など、堅苦しい場面が続くのも面倒くさいと思われる方もいるかもしれません。

我が子の成長した姿に涙するお母さんが多数いる中で、泣いていないお母さんは、泣いていないことに居心地の悪さを感じる、という話も聞いたことがあります。


母親と子どもの卒園式で疲れたエピソード

エピソード お別れのご挨拶場面より

完全に我が子とのエピソードになりますが、卒園式も終わりに近づき、各自解散となった時に、悲しい出来事がありました。

解散となっても、まだ親子共々残っていて、お友達同士で写真を撮ったり、先生に挨拶をしたり、といったお別れのご挨拶周りをしてから帰路につく人が多いのです。

私もお世話になった先生方に挨拶したいし、仲良しのお友達との写真撮影もしたいと思って、解散後に残っていました。

個人差はありますが、子どもは待つことが得意ではありません。

特に我が子はせっかちな性格もあって、お友達とゆっくり写真撮影をする、とか先生に挨拶するため、他の母親が話終わるまで待つ、といったことが苦痛のようでした。

「早く帰ろうよー」という言葉を連発し、私の服を引っ張って「帰る帰る」という始末。

それでも何とか先生に挨拶だけは短く済ませることはできましたが、お世話になったママ友と少しでも話したり挨拶したいという母親の願望は実現することはなく、我が子に手を強く引っ張られながらあえなく帰路に着くという、予想外の悲しい体験でした。


エピソードの感想

悲しい帰路に着いたお話を先程書きましたが、帰り道に我が子に「卒園式どうだった?」と聞くと、「疲れたー」の一言のみ。

そうだよね、ママも疲れたよ、と思いながら、我が子が早く帰りたがっていた意味を理解しました。

卒園式が近づくにつれて、式の練習をしていることも知っていたし、当日緊張することも分かっていたつもりではいましたが、どのぐらい疲れるか、ということを考えていませんでした。

園で過ごす最後の日なので、お友達や先生と話したり写真撮影することを嫌がるはずはないだろう、と思っていたのです。

子どもさんによって性格も体力の差もあるとは思いますが、我が子に関してはわがままなのと体力不足でした。

長丁場の緊張した式典の後に、お世話になった方々へご挨拶、なんてことは無理だったようです。

私は我が子の疲れたから帰りたいパワーに負けてしまいましたが、最後にお世話になったお友達や先生、ママ友にゆっくりとご挨拶したい方には、事前にしっかりと準備しておくことをおすすめします。

我が子に何度も言い聞かせておく、父親や祖父母と出席する場合には、子どもが帰りたがったら先に一緒に帰る担当を決めておくなど、疲れた子ども対策を考えておくと当日スムーズですよ。



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卒園式の疲れた体験談!【まとめ】

卒園式は子どもの節目の大切な式典で、式の流れも決まっていて、堅苦しい場面や子どもの発表の場面もあり、親も子どもも疲れるイベントです。

式に出席する際の服装はもちろんのこと、式の後に疲れた子どものケアのための準備も必要になります。

大切なイベントで面倒な思い、悲しい思いをしないためにも、事前の準備をしっかりと行って、子どもさんの門出を祝ってあげてくださいね。