海底2万マイルの仕組み!ディズニーシーのノーチラス号とは?
その中でも、まだまだ人類が足を踏み入れることができず、解明されていない謎が多い道の世界である深海を冒険することができるアトラクションが、「海底2万マイル」です。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ディズニーシーオープン当時からあるアトラクションですが、あのリアリティのある深海探検はどのような仕組みで動いているのか不思議に思った人もいると思います。
そこで今回は、「海底2万マイル」がどんな仕組みで動いているのか、そして「海底2万マイル」と深く関係している「ノーチラス号」についてご紹介します。
「海底2万マイル」の仕組みって?
昔の私はディズニーでは夢を見たいので、アトラクションの仕組みの種明かしは現実の世界に引き戻されてしまうような気持ちになるのであまり好きではありませんでした。
でも大人になった今は、ディズニーのアトラクションは、ゲストを楽しませるための工夫や最新の技術を使っているので、仕組みを知ることも楽しくなってきました。
今回は、「海底2万マイル」の仕組みについてです。
何度か乗っている人は、わかるかと思いますが「海底2万マイル」の潜水艇に乗り込むと、海底に沈んでいく演出があります。

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目の前の窓には、ごぼごぼという水が出している音を聞きながら、水泡が無数に現れて本当に潜水艇が海に沈んでいくように感じます。
あの瞬間は本当に水中に入っているのでしょうか?
実は、潜水艇の窓は二重構造になっており、2枚の窓の間に水を入れたり、抜いたりすることで潜水艇が本当に海へ沈んでいるように見えるのです。
そして、潜水艇はレールの上を走っているのです。
「えー。なんだ。単純な仕組みじゃん!」なんてがっかりした人もいるかもしれませんが、ただ、窓に水を入れたり抜いたりするだけではあのリアリティあふれる演出はできません。
細かい水泡の表現、そして水の入れ方抜き方などに関しては緻密な計算をすることで単純な仕組みであっても、本当に潜水艇が海底に沈んでいるように見せることができるのです。

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さすがディズニーの技術ですよね!
「海底2万マイル」のストーリー
ディズニーシーの目印ともいえる大きな火山「プロメテウス火山」がありますが、この「プロメテウス火山」は「ミステリアスアイランド」というテーマポートにあり、「海底2万マイル」もこの中にあります。

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「ミステリアスアイランド」というテーマポートは、ジュール・ベルヌの小説『海底二万里』の世界がモチーフとなっているのですが、「海底2万マイル」はこのジュール・ベルヌの小説『海底二万里』がモチーフとなっています。
「海底2万マイル」は小説『海底二万里』に登場する「ネモ船長」の作った小型潜水艇に乗り、謎に包まれた海底への探索に出かけていくのですが、探検中に巨大なイカに襲われてしまい、電撃によってイカを撃退することはできたものの、海上のコントロール室から運転をしていた潜水艇はコントロールが維持できなくなり、未知の海底へと沈んでいきます…。

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果たして潜水艇は無事海上へ戻ることはできるのでしょうか?そして、未知の海底で出会うものはいったいどんな世界なのでしょうか?
海底は普通の人では行くことはできない世界ですが、その中を探検することができるドキドキわくわく、スリル満点のアトラクションです。
スリル満点といっても激しい動きはないので、絶叫系とは異なりますが、真っ暗闇の深海を進んでいくので、ちいさなお子様だと少し怖いと感じる場面もあるかもしれません。
ノーチラス号って何?
さて、タイトルにも書いてある「ノーチラス号」っていったい何?と思う人もいると思いますが、この「ノーチラス号」は、潜水艦で1954年公開のディズニー映画『海底二万哩』に登場したもので、実際に、ミステリアスアイランドにあります。

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「海底2万マイル」の近くにありますのでぜひ探してみてください。
ディズニーシーでは、「ノーチラス号」の中を見ることはできないのですが、フランスにある「ディズニーランド・パリ」では「ノーチラス号」の中に入ることができるそうです!うらやましいですね~!
もし、「ディズニーランド・パリ」に行く機会にはぜひ行ってみてくださいね!
まとめ
今回は、「海底2万マイル」についてご紹介しましたが、仕組みを知ってしまっても乗るたびに本当に海底の世界に迷い込んでしまったような気持ちになってしまうのは、やはりディズニーの技術がすばらしいということなのでしょう。
ぜひ次回ディズニーシーに行った時には、ストーリーを思い浮かべながら「海底2万マイル」に乗って見てくださいね!