父の日は世界共通?外国の父の日はどうやってお祝いしているの?

父の日は、私が子供の頃に日本で一般化したようです。現在私は50代前半ですが、私の親の世代は父の日や母の日については気にしていなかったようです。父や母がそんな事を話題にしているのを聞いた事がありません。

それでは一体いつ、どうして父の日ができたのでしょうか。母の日と父の日はアメリカで始まったと言う事を、私も子供の頃に聞いたことがあります。


今回は父の日は時期や内容など、世界共通の行事なのか?と言う疑問について解説します。

アメリカから始まった父の日

父の日はアメリカのワシントン州に住んでいたソノラ・スマート・ドッドが、母が亡くなった後、一人で自分を育ててくれた父に感謝するために始めたそうです。最初の父の日の式典は1910年の6月19日に行われました。当時母の日が既に始まっていたので、父の日もあるべきだとソノラは考えたようです。


その後徐々に父の日はアメリカ中に広がって、1972年に正式に国の記念日となりました。今と同じ6月の第3日曜が父の日となったのです。

6月と言うのは、ソノラの父の誕生月でした。多くの国で共通して、父の日は6月の第3日曜日となっているのはそのためだと思われます。日本とアメリカ以外には、カナダ、フランス、イギリスなどで6月の第3日曜が父の日になっています。

8月に父の日?

中国語のお父さん「爸爸」の発音(パーパー)と8の発音が似ているところから、台湾では8月8日が父の日です。家族で賑やかに食事をしてお祝いするそうです。


同じ中国語を使うのに、中国では父の日は6月の第3日曜日です。

1945年の8月8日に上海で父の日のイベントが催されたそうですが、政府が具体的に父の日を制定しなかったために、今では世界基準の6月の第3日曜日が父の日になっています。

中国語では8はとても縁起が良い数字で、それが重なる8月8日はさらに縁起が良いはずなのに定着しなかったのは、不思議ですね。

父の日とバレンタインデーが合体!

ロシアでは2月23日が祖国防衛者の日とされています。


1918年のこの日、ソ連の赤軍がドイツ軍に勝利した事を記念して制定されましたが、今では全ての男性に感謝をする日になっています。この日はロシアの男性にとっては、父の日とバレンタインデーを一緒にした様な役割があるようです。名前は厳つい感じですが、ロシアの男性にとっては大事な日のようです。

ドイツでは父の日は神聖です!

ドイツでは父の日はキリストの「昇天祭」と同じ日です。


十字架にかけられて死んだキリストは死後3日で復活しますが、その後40日で昇天したために、「復活祭」の39日後が昇天祭となっています。この「復活祭」と「昇天祭」は毎年日付けが違います。2017年は5月25日が「昇天祭」でした。

日本の父の日と違って、ドイツでは男性が連れ立って飲み歩いて楽しく過ごす日のようです。それにしてもなぜ「昇天祭」と父の日が同じなのか、不思議に思いますが、キリスト教では神様を「父」と呼びますから、その辺が関係あるのかも知れません。

最も偉大なお父さんはこの人

イタリアでは3月19日が父の日です。


この日は聖母マリア(キリストを産んだ女性)の夫、ヨセフにちなんだ日だそうです。

キリスト教で最も大切なイエス・キリストの父に当たるヨセフ(イタリアではジュゼッペと発音するようです)はお父さんの代表とも言えます。ですから、この日にお父さんたちがお祝いされるのも当然と言えるでしょう。

父の日にはゼッポレと言う揚げ菓子を食べてお祝いするそうです。また、イタリアではジュゼッペという名前の男性が多いそうですが、ジュゼッペと言う名前なら、父親でなくても3月19日にはお祝いしてもらえるそうです。

焼きもちからできた父の日

スペインもイタリアと同じ3月19日が父の日です。

1948年にマドリッドの教師が母の日に嫉妬する父親たちの意見を聞いて、学校でお父さんに感謝する行事をしたのが始まりだったそうです。ちょっと笑ってしまう由来ですが、やはりいつの世もお父さんは大変だと言う事でしょうか。

この日にはお父さんだけでなく、お祖父さんも囲んで食事をしたり、プレゼントを渡したりするそうです。

お父さんへの愛を込めて父の日をお祝いしよう!

この他にもタイの父の日は12月5日ですし、韓国では父母の日があります。

どうしても親に感謝すると言うと、お母さんへの感謝が目立ちます。でも、各国の父の日にはお父さんへの感謝も忘れていないと言う心遣いが共通して感じられます。

何だか調べていると微笑ましくなってきました。

男同士で飲み歩く国もありますが、それもお父さんに感謝している周りの人たちが暖かく見守ってくれているからできる事なのでしょう。

名前や日付けは違っても、世界共通でお祝いされている父の日、さあ今年はどうやってお祝いしましょうか。

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