フジロックで野宿!車中泊vsテント泊・おすすめ寝袋?完全攻略!

フジロックと言えば、国内最大級の音楽フェス!夏の大自然の中で行われることもあり…ホテルや民宿を利用せず、屋外で夜を明かすという参加者も多いイベントです。



しかし山に近い場所でのテント泊や車中泊となると、いわゆる野宿の経験が無い方や初心者キャンパーの方は色々と不安要素が多いことと思います。


そこで今回は「フジロックでの野宿」をテーマに記事をお届け!

フジロックに参加するための野宿を行う場合に、寝袋の選び方や車中泊のメリットなどを、どのような点に気をつければ良いのかも含めてご紹介してまいります。ぜひとも最後までお付き合いいただいて、フェス参加のための参考にしてみてくださいね!



フジロックで野宿を行う上で最も注意すべき2つのポイントとは

まずフジロック参加のための野宿について、最も気をつけたい点を2つ押さえておきましょう。

ひとつ目は「必ず決められた場所でキャンプ・車中泊を行うこと」!
テント泊が可能なのは下記の3箇所ですが…それぞれチケットの種類やエリアが異なり、多くの方は会場から近い通常キャンプサイトを利用します。


  • 通常の「キャンプサイト」
  • オフィシャルツアーバス利用者限定のキャンプサイト「PYRAMID GARDEN」
  • 車両駐車しながらのキャンプが可能な上位キャンプサイト「MOON CARAVAN」


当然、会場や越後湯沢駅周辺で勝手に野宿をするのはNGですよ。なおテント泊でなく車中泊をする場合、車は複数ある駐車場のいずれかに停めることになりますが、2名以上の入場券と一緒に購入可能な「駐車券」が別途必要となります。



そして、野宿について気をつけたい点の2つ目は…フジロックが「豊かな自然環境の中で行われるイベントである」ということ。ここを忘れないようにするのが重要です。



要するに、雨風や害虫、有害な動植物などの自然のリスクには大いに気をつけて、それらに備えた所持品や服装を心掛ける…ということですね。特にフジロックフェスでは高確率で雨に見舞われるため、雨対策は必須となりますのでご注意を!



フジロックでのテント泊…テントや寝袋の選び方、所持品選びのポイント

次に、テント泊をする場合の持ち物について押さえておきたいポイントや、具体的なアイテムの選び方を見ていきましょう!



フジロックにおけるアウトドア関連の所持品選びで重要なのは「コンパクトかつ軽量なもの」「雨や寒暖差に対応できるもの」を選ぶということ。

フェスはとにかく機動力が命ですので、持ち運びがしやすいかどうか、かさばらないかどうかは大事なポイントですし…。前の項目でも触れたように、山近くでの野営は自然との戦いになりますので、雨や寒暖差に備えた準備をしましょう。



それではどのようなものを選ぶのが良いか、テントや寝袋を中心に確認していきましょう。



テント

キャンプのメインアイテムであるテント、重要なのはやはり耐水性能です。雨が降ることを前提に種類を選ぶことが大事で、雨に触れる部分の耐水圧は最低1500mm以上欲しいところ。



また、テントのインナー部よりも外側に空間や日さしが作れるタイプ(前室やキャノピー付き)のものが雨天時にも便利でおすすめ


さらにテントの底面部にはレジャーシートでなく耐久性のあるグラウンドシートの用意があれば浸水対策やテント内の温度・湿度維持に一役買います。

最後に…私の体験ですが、テント組み立ては慣れるまでものすごく手間がかかるので、はじめて購入して使う場合は事前に一度組み立ててみることをおススメします。



おすすめの寝袋は?

キャンプのメインアイテムその2、寝袋の選び方を見ていきます。フジロックの会場は、標高の高さゆえ昼夜の気温差は実に10℃以上にもなる苗場スキー場。



テント泊の場合夏とは言え、夕方以降、特に雨のあとはかなり気温が下がりますので…。使用気温に合わせて、それなりにしっかりした寝袋を用意する必要があります。


保温性がありコンパクトなものを選ぶとなると…高価格帯まではいかなくとも中価格帯(1万~数万)程度のコストが予想されますが、来年以降もフェスその他のイベントに使えるようにしっかりしたものを購入しておくのも良いと思います。

今だけなので買うのはもったいない…という方は、アウトドア用品のレンタルショップを利用するという方法もあります。この場合、夏フェス時期は予約が集中するので準備はお早目に!



なお…テント泊では必須の寝袋ですが、車中泊の場合はそこまでしっかりしたものを用意する必要はありません。情報サイトによると、寝袋なしで毛布や敷布団、タオルケット等でしのぐという経験者の声もありました。



暗さ、電気の無さをカバーできるアイテム

「ランタン」・「懐中電灯」・「ヘッドライト」等の、夜の暗さに備えられるものを用意しておきましょう。


またスマホの充電用に「モバイルバッテリー」なども重要なアイテム。



ぐっすり眠って疲れを取るために必要なもの

自然の中でのテント泊できちんと疲れを取ることは難しいですので…体力に自信のない方は特に、楽しいキャンプ、というよりは厳しい登山という心持ちでテント泊に臨まれることをおススメします。


「虫よけグッズ」「耳栓」や「枕」「アイマスク」など、あなたに合わせて眠れる環境作りを整えられるグッズの用意があれば心強いですよ。



テント泊では、キャンプサイトの仲間との一体感やアウトドアの雰囲気といった自然の中で行われるロックフェスならではの良さが味わえるのが最大のメリット。しっかり準備をして、イベントを最大限楽しみましょう!

以上です!



フジロックでの車中泊…メリットや注意点・対策事項まとめ

お次は、車中泊におけるメリットやトラブル対策のポイントなどを見ていきます。



まず、テント泊と比べて圧倒的に利便性があるのが「雨対策が万全」であるという点です。就寝時に雨濡れを警戒しなくて良いというのは大きなメリット。


もちろん、雨天時の濡れや泥汚れを想定して「新聞紙」や「ハンガー」「靴を入れるポリ袋」などのアイテムは事前準備しておきましょう。


また、テント泊と比べると疲れをとりやすいのも利点と言えそう。フルフラットになる車であればより休みやすいですね。


さらに、車があれば会場から離れた場所のお風呂・温泉を探しに行けるという強みがあります。キャンプサイト券があれば使える簡易シャワーや温泉は時間帯によって混み合うので、お風呂事情にアドバンテージが取れるのも大きい利点。


入場ゲートに近い駐車場を確保できなかった場合、シャトルバスを使って会場まで行かなければならなくなるためその点はネックでしょうか。



また、注意したい点には「車内への虫の侵入」や「朝の日差し」などがありますので…虫よけグッズや、日よけのシートを用意して対策しましょう。


特に日差しはかなりまぶしい上に暑くなるので、車窓部全面を覆う形でのシートの用意があれば万全。プライバシー保護にもなり中で着替え等を行うことも出来ますね。


車中泊では、いかにスペースを快適に使う工夫が出来るかが大きなポイントですよ!



以上となります!


まとめ


今回は「フジロックでの野宿」をテーマに記事をお届けしてまいりましたが、いかがでしたか。


ベッドや布団を使えない環境での就寝では、十分に疲れを取ることはなかなか難しいですが…アイテムの選択やグッズの用意がしっかりしていれば、快適に休むための助けとなりそうです。満足のいく形でフジロックを楽しむためにも、テント泊や車中泊で疲れが出ないような準備を心掛けたいですよね。


それでは…今回の記事があなたのお役にたてれば幸いです!

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