ローズマリーの冬の育て方!枯れる原因は剪定方法にあり!?

生活に取り入れるといいことづくめのローズマリー。自分で育てると、使いたい時に使いたい量だけ収穫することができるので、ハーブの中でも人気の種類です。

ただ、初めてローズマリーを育てる場合など、うまく育てられずに枯らしてしまうこともありますよね。

そんなローズマリーの冬の手入れについてご紹介します。


夏は高温多湿で冬は寒いといった日本の環境下でローズマリーを育てるには、季節を乗り越える工夫が必須です。

というわけで、今回は冬越し管理の方法をご紹介しますので参考にしてみてください。



スポンサードリンク



ローズマリーについて

ローズマリーは、地中海沿岸地方原産のハーブです。

暖かい所出身ですが、耐寒性もあり霜や雪が降っても翌春には元気に芽吹いてくれます。

雪があまり降らない地域ならば冬越しの心配はなく、常緑のまま冬を越すので、特に何もしなくても元気に育ちます

剪定は、寒い地域は無理にしないほうがいいでしょう。

また、独特の香りが特徴のローズマリーは料理や薬用としても活用されています。生育旺盛で適宜収穫して楽しむ事ができます。

常緑性なので冬でも庭に彩りをプラスしてくれる植物として重宝します。



ローズマリーの日々の管理や水やりなどの育て方

ローズマリーは乾燥気味に育てるのがポイント。

土の表面が乾いてきて、2~3日過ぎた頃にたっぷり水やりをします。

また、水を葉や花にかけてしまうと病気の原因なるので、株元にかけるのがポイント。水の与えすぎは根腐れの原因になりますので注意しましょう。

冬は乾燥気味にします。水やりの際は植物用活力液リキダスを希釈して与えると良いでしょう。

ローズマリーは痩せた土地でも枯れない強い植物です。

あまり肥料を与えなくても大丈夫ですが、葉の色が黄色みがかってきたら肥料切れのサインです。液体肥料ハイポネックス原液を与えましょう。

また、生育期の3~7月に生育が悪いと感じた場合も、液体肥料を追加すると安心です。



ローズマリーの剪定はどうすればいい?

ローズマリーの花が咲く時期は4~6月頃です。

暑さが苦手なので、4月の気温が上がる前に剪定するのがおすすめです。

剪定することで形が整えられるだけではなく、風通しが良くなり、病害虫対策にもなります。

ローズマリーの剪定は脇芽を出させる摘心と、延びすぎた枝を整理する切り戻しの2種類あります。
 
摘心は枝の先端を摘み取る作業、先端を摘み取ることで栄養が分散し新しい目が生えます。切り戻しは混み合っている枝を切る作業です。

切り戻しすることで新芽が増えて株がリフレッシュします。生育期ではない冬に切り戻してしまうと、新芽は生えてこないので最悪の場合枯れてしまいます。

冬の間は、切るのであれば必要最低限の量だけ摘心するだけにとどめておきましょう。



ローズマリーの冬越しの仕方

関東以北の寒い地方では、霜よけに藁やもみ殻、ビニールなどでのマルチングが必要になります。

また、寒風を避けるためには藁やよしずを立てかけたりして風をさえぎってやります。

鉢植えの場合、室内のよく日が当たる窓辺などに取り込んでおきます

また、秋のうちにハーブに耐寒力を付けておくのも大切なことです。

それには秋の生育期間中に十分に日光に当て、肥料を与えすぎないようにすること。葉を茂らすチッソ肥料は控えめに、草木灰などのカリ肥料を多めに施します。

寒さに伴い、徐々に水を控えていくことも、耐寒力をつけていくためには重要なことです。

冬は生育がストップする時期で、植物は水分をそれほど必要としません。乾燥気味に管理すると耐寒性が増します。



スポンサードリンク



ローズマリーの育て方!冬はどうするの?【まとめ】

我が家にあるローズマリーは地植えですが、冬の間は何も手を付けずにそのままにしています。

方角が南側に植えてあるので、秋頃まで花が咲く元気な株です。

皆さんのローズマリーも、日当たりや土地の気候によって管理の仕方が変わってきますので、適切な手入れと管理で冬を越し、来シーズンもきれいなローズマリーを楽しんで欲しいと思います。

今回の記事を参考にして、上手に育てて下さいね!。