お雛様をどう守る?猫のイタズラ対策をご紹介!

桃の節句が近づくと、可愛い娘のためにお雛様を飾ってお祝いをしてやりたい...
だけど飼い猫にイタズラされそう、と心配になっている方もいるのではないでしょうか?



はい、 普通に飾っておくだけでは、間違いなく猫にイタズラされます。
階段状の雛壇、じゃれて遊ぶのにもってこいのひな人形、ひし餅などの飾り物、ぼんぼりの電気コードなど、猫が興味を持ちそうな物が盛りだくさんですもの。

そこで、大事なお雛様を猫のイタズラから守る対策を考えてみようと思います。
究極の対策方法は、猫をお雛様に近づかせない、触れさせないことです。
そのための方法を何点かご紹介しますので、参考になさってくださいね。


猫が自由に出入りできない部屋にお雛様を飾る

部屋数に余裕があるならば、お雛様を飾るための部屋を用意して、ドアや襖をあけっぱなしにしないようにします。
段飾りのお雛様を猫のイタズラから守るのには、これが一番です。

しかし、猫は賢くて自分で出入り口を開けてしまうことがあるので、ドアをロックしたりストッパーをはさんだりなどの対策が必要ですね。
襖などの引き戸には、突っ張り棒で開けることができないようにするなどの工夫が必要です。
また、引き戸用のストッパーがあるのでご参考に。

ガラスケース入りのお雛様を選ぶ

これからお雛様を選ぶなら、ガラスケース入りのものを選ぶのがいいと思います。
しかし、一般的なお雛様のガラスケースは埃よけのためで重量が掛かる想定がないので、ケースの上に猫が乗ると重さに耐えることができない可能性があります。
猫が乗ってもガラスの上部が人形の上に落ちないように、ケースより少し大きめの板を載せておくのが安全です。

ガラスケース入りのお雛様でない場合は、人形のサイズに合ったディスプレイケースやコレクションケースを用意すると見た目よく飾ることができます。
しかし、サイズが大きくなると高価になるので、サイズが合えば水槽をかぶせるのも一つの方法です。

猫の苦手な匂いや大きな音で近づかせない

猫の苦手なもので、お雛様に近づかせないようにする方法もあります。

猫は嗅覚が敏感なので、嫌いな匂いで近づかせないようにします。
柑橘系やハーブの匂いが苦手だそうですよ。
また、お雛様の近くに大きな音の鳴るものを置いて、お雛様と大きな音を関連付けて近づかせない対策もあります。


しかしどちらの場合も、猫が慣れたり苦手意識より好奇心の方が上回ったら効果が無くなってしまうので、万全ではないかもしれません。

足掛かりのない高い場所に飾る

猫の跳躍力は、少しの段差を足掛かりにして、かなりの高さまでジャンプすることができます。
天井が頑丈ならば、足掛かりのない吊戸棚を設置するのもいいと思います。
近くにタンスや棚がある場合、引き出しなどのわずかな段差でも足掛かりになるので注意してくださいね。

猫をリードでつないでおく

ゲージに閉じ込めておくのはかわいそうだし、でも自由に動き回るとイタズラしそうで心配という場合は、お雛様を飾っている間はリードでつないでおくのもいいと思います。

お雛様のところには行けない長めのリードで、数日は我慢してもらいましょう。


お雛様をどう守る?猫のイタズラ対策をご紹介!【まとめ】

いかがでしょうか?
何点か猫のイタズラ対策をご紹介しましたが、有効な方法はありましたか?
猫の性格にもいろいろあるので、中にはお雛様に興味を示さない猫もいるかもしれません。
が、多くの猫は好奇心が旺盛なので、いろんな対策を講じてもいたちごっこになりそうです。



お雛様に猫を近づかせないようにするのが一番ですが、あまり神経質になると猫にも自分にもストレスがかかってしまいそうです。
ペットのいるお宅では、ある程度の妥協が必要ですね。
それに、猫がお雛様と並んで座っている姿は可愛らしくて、怒るにも怒れなかったりする方も多いのではないでしょうか?


どうしても不安が残る場合は、玄関に飾るような手のひらサイズの小さいお雛様を飾ったり、タペストリーなどでひなまつりの雰囲気を楽しむなど、お雛様を飾らない決断をするのもありだと思います。


それぞれの猫の性格に合った対策で、猫と一緒に楽しいひなまつりを過ごすことができるといいですね。

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