雛人形を一年中飾ると婚期が遅れるって本当?徹底調査!!

春の行事の桃の節句。お雛様を飾ってご馳走を食べて、みんなで楽しく過ごす日。

では翌日からは? 豪華な雛人形、なるべく目に入らないようにしている方もいらっしゃるかもしれません。

時間も手間もかかる後片付けは先延ばしにしたいけれど、出しっぱなしにして、娘の婚期が遅れて「行き遅れ」と言われるのも・・・などと葛藤する方もいらっしゃるかもしれません。

もしあなたが一年中お雛様を飾った場合、娘さんの婚期は遅れるのでしょうか。答えは否です。これは単なる迷信ですので、ご心配なく。ではどうしてこんな迷信が出きたのでしょうか。

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雛人形を一年中飾っていたら、婚期が遅れるの?

一年中とまではいかなくても、数ヶ月出しっぱなしになってしまった、という方もおられるかもしれませんが、ご安心ください。

厄から守ってくれるお雛様は、あなたの娘さんにそんな仕打ちをすることはありません。

調べてみると、この迷信が流行り始めたのは昭和に入ってから、ということです。

この頃は「御殿飾り」とか「七段飾り」の、豪華な雛人形が流行していたそうです。一言で片付ける、といってもそんなに簡単なことではありません。

人形の数だけでなく、小道具類も数多くあります。

一つ一つ丁寧に汚れを拭き取ったり、万全の注意を払って箱に入れたり、と時間も手間もかかり過ぎます

日々の暮らしもありますし、今のように家電が発達していなかった頃のお話ですから、なかなか雛人形の片付けまで手が回らなかったことは想像できます。

男性の家で暮らすことが一般的であった昔ですから、そのような状況が続くとお姑さんがいい顔をしません。

「お雛様を出しっぱなしにするなんて、けじめが無い」
「子供にそんなだらしがない姿を見せるなんて」

といった教育的指導から始まった迷信のようです。つまり、科学的根拠は無いということです。

雛人形を一年中出しっぱなしは良くないこと?

一般的な雛人形を長い間飾ることは、あまり褒められたものではないでしょう。

ただ、現代では、博多人形のように一年中飾ることができる雛人形があるそうです。

柿沼東光さんという、江戸木目込み人形作りの方がおられるそうです。

内閣総理大臣賞など数々の賞を受賞された方だとか。

その方が作られた雛人形の一つに、一年中飾ることができる「祭遊」という作品があります。

一年に行われる五つの行事を、付属の小道具を変えることで楽しめるようになっているそうです。

一年にはお正月、桃の節句、端午の節句、七夕、お月見の行事があります。この「祭遊」には、それぞれの行事に関連した小道具が、セットで付いてくるそうです。

雛人形は十人飾りのようです。これだと一年中飾って楽しむことができますね。

雛人形はいつまでに片付ければいいの?

桃の節句の翌日に、無理して片付ける必要はないようです。

専門家によると、天気がよく、時間に余裕があるときが片付けに適した日であるそうです。

雨の日などは湿気が多いですから、雛人形を片付ける日としては良くないそうです。

また、時間がないからと慌てて片付けると、後で面倒なことになりかねないそうです。

翌年の桃の節句が近づいてくると、傷んだ雛人形や衣装のシミなどの修理の依頼が増えるそうです。迷信を信じるのではなく、お人形のことを第一に考えて片付けることが大切です。

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雛人形を一年中飾ると婚期が遅れるって本当?【まとめ】

いかがでしたか。雛人形を一年中飾ることや、出しっぱなしにしていることで「婚期が遅れる」、「行き遅れる」、というのは迷信だということがわかりました。

安心した方も多いのではないかと思います。

とは言え、長い間出しっぱなしにしていては、人形にホコリが溜まってダニの温床になりかねません。

日々の小まめなケアが必要になります。それを考えると、暖かいよく晴れた日に、お子さんと一緒にゆっくりと片付けるのが良いのではないでしょうか。