お内裏様のしゃくとはなに?その意味は?なくしたらどうする?

ひな人形を飾るとき、お内裏様に細長い板のようなものを持たせますよね?
あれは、なにかご存知ですか?

しゃくと呼ばれるもので、束帯を着るときに右手に持つものです。
確か、聖徳太子も持っていましたよね。

現代では、神職の方が持っているのを見かけます。
お内裏様の持っているしゃくには、どういう意味があるのでしょうか?

また、年に一度飾るひな人形を出したりしまったりしているうちに、なくなってしまうのが小さな部品です。
このしゃくも、もれなく無くなりやすいものです。

しゃくにたいした意味がないのなら、なくなったままでいいかーって感じですが、やっぱりないと間が抜けちゃいますよね。
そんなとき、お内裏様の持ち物であるしゃくを購入できるのかも調べておきましたので、ご参考に。

お内裏様の持つしゃくにはどんな意味があるのか?

しゃくとは、次のようなものとされています。
「日本において束帯の着用の際、威儀を正すために右手に持つもの」

言葉が難しいので、まず説明しますね。
束帯(そくたい)・・・平安時代以降の公家の正装
威儀(いぎ)を正す・・・身だしなみを整え、礼に沿った威厳ある立ち居振る舞いをする

簡単に言い直すと、公家の偉い人が正装をしたときに威厳を保つために右手に持つもの、ということですね。
また、しゃくを持つことで姿勢が良くなるそうです。

とても大事な意味のあるものなのですね。
なくなったら、なくなったままでいい、というようなものではないようです。

お内裏様のしゃくは、カンニングペーパー?

威厳を保つためのしゃくですが、他にこんな使い方もありました。
実は、今でいうカンニングペーパーのようなものです。

しゃくの裏側に、忘れてはならない重要事項を覚え書きしたものを貼っていたそうです。
正装でしゃくを持つのは、なにかの儀式のときです。

そんな大事な時に、ど忘れしたら大変です。
儀式の式次第や、必要事項、スピーチの内容などをメモしていたのでしょうね。

大事なことを忘れて、グダグダになってしまうと、威厳もなくなってしまいます。

現代でも講演やスピーチをするときには、メモを見て確認します。
今も昔も同じですね。

お内裏様のしゃくがなくなった!しゃくだけって購入できる?

ちゃんとしゃくを右手に持って、お内裏様はひな壇に座っていらっしゃったはずなのに...
ふとよく見ると、右手にしゃくが無い!ってことありますよね。
子どもがどこかに持って行ってしまったのか、年に一度飾るときにしまい忘れたのか、どこを探してもみつからない、なんてことになると途方に暮れてしまいますよね。

お内裏様のしゃくの意味を知ると、これはなくてはならないもの!
しゃくだけでも、購入することができるのでしょうか?
調べてみました。

まず、ひな人形を買ったお店に問い合わせてみましょう。
これで、見つかればラッキーですね。

もし、お店で見つからないならば、ネット通販で購入できるようですよ。
例えば、こちらにお内裏様の持ち物のセットがあります。

ご参考にしてみてください。

ひな飾りの道具やひな人形の持ち物は小さくて無くなりやすいものです。
このように単品で購入できるのはありがたいですね。
道具や持ち物を新しくすることで、古びてしまったひな人形が見違えるかもしれません。

お内裏様のしゃくとはなに?その意味は?なくしたらどうする?【まとめ】

お内裏様の持ち物のしゃくはどういうものなのか、またどのような意味を持っているのかについて調べてみました。

しゃくは公家の偉い人が儀式のときに束帯で正装して、右手に持つ細長い板のことです。
これは威厳を保つためだけに持っているのではなく、儀式のなかで大事なことを忘れないようにメモを貼っておくという用途もありました。
今も昔も、公家の偉い人も私たちも、変わらないですね。

そして、しゃくをはじめとしてひな人形には小さい道具があり、なくなりやすいものですが、道具を単品で購入することができるようです。
しゃくをなくしてしまったお内裏様は、威厳をなくし儀式でも堂々としていられないかもしれません。
ぜひとも、新しく買ってあげて、右手に持たせてあげてくださいね。

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