二七日法要のお布施の金額は?袋・書き方を知って不安を解消!
人が亡くなると四十九日法要まで7日ごとに法要があります。
法要は初七日から始まります。
初七日の次は二七日。
二七日(ふたなのか)は故人が亡くなって14日目に行う法要。
七日ごとに閻魔さまに生前に犯した罪を審判します。
二七日は盗みについて調べられるそう。
その審判のたびに遺族が故人に徳が積まれるよう祈る。
これが7日ごとの法要です。
そして法要ごとに用意するものがお布施。
お布施ってあまり馴染みがないですよね。
初七日を終えての初めての法要。
わからないことはたくさん。
気になるあれこれご紹介します。
法要は初七日から始まります。
初七日の次は二七日。
二七日(ふたなのか)は故人が亡くなって14日目に行う法要。
七日ごとに閻魔さまに生前に犯した罪を審判します。
二七日は盗みについて調べられるそう。
その審判のたびに遺族が故人に徳が積まれるよう祈る。
これが7日ごとの法要です。
そして法要ごとに用意するものがお布施。
お布施ってあまり馴染みがないですよね。
- 金額はいくら用意するべき?
- 袋は不祝儀袋?
- 書き方は?
初七日を終えての初めての法要。
わからないことはたくさん。
気になるあれこれご紹介します。
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Contents
お布施に相場は1万円〜5万円 袋は奉書紙が望ましい
菩提寺があったりと、お寺が近い存在ならお布施は身近なもの。しかし、一般的にはあまり馴染みがありません。
お布施とはお坊さんへのお礼代です。
今は7日ごとの法要は省き、四十九日法要を盛大にするのが主流。
忙しい現代人では仕方のないことかもしれません。
しかし、宗派や地域によってはきちんと行う家庭もあります。
ごく近い親戚や家族のみでこじんまりと行います。
7日ごとの法要にお坊さんを自宅に招き、お経をいただく。
その読経へのお礼の気持ちがお布施なのです。
そこがお布施の難しいところ。
あくまでも気持ちなので、金額がいくらと決まっていないんです。
一律で決まっていれば悩むこともなく楽なんですが…。
二七日法要のお布施の金額相場は?
相場は1万円〜5万円と言われています。これまた幅広いですね。
ご家庭によって出せる金額はそれぞれ。
お布施は7日ごとに包むので、1カ月の出費としては少々ツライ。
見栄を張ることはありません。
相場の範囲内で無理せず検討しましょう。
お布施の金額をお坊さんに相談しても良いの?
お坊さんに相談しても失礼にはあたりません。相談してみるのもいいですね。
包む金額が決まったら次はお金を入れる袋の用意。
お布施を包むなら奉書紙を使用するのが最も丁寧な包み方です。
奉書紙とはもともとは幕府が公文書に使っていました。
白のしっかりした厚手の和紙です。
神事にも使われる神聖なもの。
二七日法要のお布施の包み方
では、お金の包み方をご紹介します。
葬儀では、新札は用意していたという意味になるので避けられます。
しかし、お布施は先に用意しておくもの。
なので、新札を使用します。
お札を半紙で包み、さらにそれを奉書紙で包みます。
包み方の一例がこちら。
もし奉書紙が用意できなければ、市販のお布施用の封筒でも構いません。
郵便番号の印刷がない白い封筒でも大丈夫。
封筒への入れ方はお札の人物(福沢諭吉)を上に。
ここで1つ注意点。
二重になっている封筒はお布施に向きません。
弔事では「二重=不幸が重なる」ことを表します。
封筒選びには注意してくださいね。
奉書紙も白い封筒でも水引はいりません。
不祝儀袋も使用できます。
しかし、不祝儀袋は不幸があった時に使うもの。
前もって用意できるお布施。
最も丁寧な奉書紙でお渡ししたいものですね。
表書きはどう書けばいい?
葬儀などで使う不祝儀袋は薄墨色で書く。これは弔事マナーとして広く知られています。
ではお布施は?
普通の墨で書きましょう。
筆が1番好ましいのですが、なければ筆ペンがいいですね。
マジックやボールペンは儀礼式にはふさわしくありません。
こちらの書き方を参考にしてください。
(出典元:http://ryoukakuji.net/04butuji/huse_index.html)
お布施と書いた下に施主のフルネーム、または◯◯家と書きます。
基本的に金額は書きません。
市販のお布施袋で、記入欄がある場合は記入してください。
数字は漢数字を使います。
金額の相場が1万円〜5万円なので、5万円までご紹介します。
金壱曼圓(1万円)
金弐曼圓(2万円)
金参曼圓(3万円)
金四曼圓(4万円)
金伍曼圓(5万円)
金弐曼圓(2万円)
金参曼圓(3万円)
金四曼圓(4万円)
金伍曼圓(5万円)
金を頭につけるのは金額の偽造を防ぐためです。
一、二、三を使わないのも、棒を付け足すことができないようにするため。
昔は圓の下にも銭という単価があったので「圓也」としていました。
しかし、現在はこの単価がないので不要です。
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二七日法要のお布施の金額は?【まとめ】
二七日は故人が亡くなってから14日目に行われる法要。施主になる機会はあまりないので、わからないことだらけですね。
お布施は金額に決まりがありません。
あくまでもお礼の気持ちなので無理のない範囲で包みましょう。
わからない時は親戚やお坊さんに聞いてもいいですね。
不安をなくして、故人のために心から祈りたいものですね。