婚姻届が受理されないケースとは?本籍や証人の印鑑など確認事項を解説!

婚姻届を提出することは、ふたりにとって大きなスタートとなる大切な行事。

しかし、婚姻届は役所に提出するだけのものではなく、受理してもらわないといけないのです。婚姻届は記入する箇所が多くミスをしやすいです。


婚姻届が受理されないケースは、本籍の書き間違いによる不備、同じ印鑑を使ってしまったことによる不備、証人欄の不備などがあります。

せっかくふたりで日にちを決めて提出しても、その日に受理されない場合は不備を直して後日改めて役所に出向くことになります。しっかりと受理されるよう、事前に確認をしておきましょう。



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婚姻届が受理されないケースとは?

本籍に注意

婚姻届の本籍の欄は、戸籍謄本に書かれているとおり正確に記入しなければなりません。

本籍は“土地”を表すものなのでアパート名などの記載はなく、記入する必要がありません。

以前は運転免許証に本籍が記載されていたので見ながら記入することができましたが、今は記載が省略されています。

引っ越しや転勤をしていると本籍がどこになっているのかわからない場合もあると思います。

また、番地などが普段使う住所とは違う表現になっているかもしれません。戸籍謄本の提出が必要ない場合でも念のために戸籍謄本を用意し、確認しながら記入した方が確実でしょう。


証人の印鑑に注意

婚姻届には証人欄があり、成人している2名に直筆で記入・証人本人に押印してもらう必要があります

友人・上司・お世話になった方など、どなたでも構いません。

それぞれ両親や兄弟・家族に記入してもらう方も多いと思いますが、婚姻届を提出する方と同じ名字の場合はそれぞれ別の印鑑を使用しなければなりません。

三文判や認め印でも可能です。

この印鑑でのミスは多いようですが証人欄の代筆は一切できないので、証人が遠方に住んでいる場合などすぐに訂正がすることが難しい場合、当日受理されないケースがあります。

注意しましょう。


ボールペンにも注意

最近普及している、消せるボールペン。書き間違いをしてもこすって消して直すことができ、とても便利で使用している方も多いと思いますが、公的な文書で使うことはできません

もちろん婚姻届でも使用できません。自分たちは気を付けていても、お願いした証人が証人欄を消せるボールペンで記入されていた、ということも聞いたことがあります。

日常使いしているとそれが消せるボールペンであることを忘れてしまう可能性もありますので、しっかり伝えて確認も怠らないようにしましょう。

実際に会って記入してもらう場合には、こちらがボールペンを持参すると安心ですね。

ちなみにボールペンの色は黒か青なら大丈夫です。


キャラクターものの婚姻届も注意

最近雑誌の付録でキャラクターやブランドのロゴが入っている婚姻届が付いてくることがありますよね。

とても可愛くてこの婚姻届を使用したいと思う方も多いと思いますが、公的に利用できない可能性があります。

付録の婚姻届で実際に提出したい場合は、必ず事前に提出を予定している役所に確認を取ってください。もし使用できない場合は、全ての欄を同じように記入をして記念に飾っておくのもおすすめです。



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婚姻届が受理されないケースとは?【まとめ】

いかがでしたか。

今回は婚姻届けが受理されないケースについて解説しました。


婚姻届は24時間365日提出することができますが、夜間や休日は通常の窓口のようにその場で確認・訂正をすることができません。

万が一不備や間違いがあった場合、提出した日にちで受理されないケースがあります。夜間や休日に提出を予定している方は、事前に役所の窓口でチェックをしてもらうことをおすすめします。

婚姻届を提出したときに役所で職員の方に見て頂きながら訂正することはよくあります。

何度も確認し完璧だと思って提出しても、なにかしら訂正する箇所があるものです。ふたりがそれぞれ使用した印鑑を当日忘れずに持っていきましょう。

婚姻届が確実に受理され、ふたりの歴史がスムーズにスタートすることを願っています。