婚姻届の保証人がいない場合はどうしたらいいの?何人必要なの?

婚姻届の右側にある、保証人の欄。結婚をするふたりは記入をしない欄なので、書き方や何人に書いてもらえばいいのかわからない方もいると思います。

保証人欄は、ふたりの婚姻の証人として、成人している2人に書いてもらう必要があります。


ふたりのご両親に書いてもらう方が多いようですが、実は保証人欄は誰に記入してもらってもいいのです。

事情があり保証人として書いてもらえる方が身近にいない場合は、保証人代行サービスなどもありますので利用を検討してみてください。



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婚姻届の保証人がいない場合はどうしたらいい

どうして婚姻届には保証人が必要なの?何人必要?

婚姻届に保証人の署名が必要な理由は、偽装結婚や本人が知らないうちに無断で婚姻届が提出されるのを防ぐためです。

本籍の記入や押印も必要なので少し手間はかかりますが、保証人の署名あっての正式書類になるのです。

また、保証人は何人でもいいわけではなく必ず2人でなければなりません

1人でも3人でもいけないのです。代筆も禁止なので、記入してくれる方を2人探す必要があります。


親に記入してもらう方が多い

実際に婚姻届を提出した方は、保証人欄を親御さんに記入してもらった方が多いようです。

新郎側の親と新婦側の親ひとりずつ、またはどちらかの両親。

一番身近な存在ですし、顔合わせのときや実家を訪問したときなどにお願いしやすいですよね。友人3人に聞いたところ、2人はそれぞれの親御さんに記入してもらったそうです。

美容師をしている友人は、挙式のときにお店のドレスや備品を借りることになっていたこともあり、店長夫婦に記入してもらったようです。

夫婦にお願いすると結婚の先輩・人生の先輩として記入してもらえるので、なんだかいいですね。素敵です。


婚姻届けの保証人は誰でもいいのです

保証人として記入できる方の条件はふたつ。成人していることと、ふたりの結婚の意思を知ってくれていること。

これがクリアできていれば、誰に記入してもらっても構いません。

同級生や友人、職場の上司・先輩・同僚、近所の方、アパートの大家さん、行きつけの美容院や飲食店の方。

どなたでも構いません。婚姻届の保証人はふたりの結婚の証人です。記入したからといってそれをなにかに使うことはないですし、不利になることはありません。

安心して記入してもらってください。

ただし、本籍の記入と押印が必要なので、記入をしてもらう場合には事前にお願いをしておいた方がよいでしょう。

またお互い個人情報を扱うことになるので、顔見知り程度の方よりは少しでもお互いを知っている方にお願いするほうが安心かもしれません。

お願いできそうな方がいたら、記入してもらえないかまずは聞いてみましょう。


保証人代行サービスを利用するのも手

婚姻届の保証人が身近にいない方のために、保証人代行サービスがあります。

行政書士事務所が行っている場合もありますし、個人でやっている方もいます。費用は1名分8,000円~10,000円、2名分16,000円~20,000円が相場のようです。

婚姻届には個人情報が多く含まれているので、信頼できる方を選んだ方がよいでしょう。

手続きにかかる時間や料金はそれぞれ違うので、まずはインターネットで調べて問い合わせをしてみることをおすすめします。



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婚姻届の保証人がいない場合はどうしたらいい【まとめ】

保証人欄は誰でも記入できますが、本籍の記入や押印が必要です。本籍がわからなければ調べてもらったり、印鑑もわざわざ用意してもらったり、保証人を引き受けてくれた方はふたりのために手間や時間をかけてくれることでしょう。

保証人をお願いする場合は気持ち程度のお礼を用意しておくと喜んでもらえます。

また、婚姻届を提出する直前ではなく、時間に余裕をもってお願いしておくと安心でしょう。

ふたりがこれからどんな困難も乗り越えていけるように、婚姻届の記入や提出がスムーズに進むといいですね。おふたりの幸せを願っています。