母の日に何もしない娘? 【母親目線と娘目線はこんなに違う】

今や国民的行事となった「母の日」。

この日が近づくと「母の日には◯◯を贈ろう」なんて言葉をよく耳にしますね。
定番のカーネーション以外にもチョコレートやスイーツ、ブリザードフラワーなんてオシャレなものも。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。


これだけ派手な行事となっても「母の日」に対する考え方はは人それぞれ。
子供のすべてがお母さんにプレゼントしてるわけではないのです。

そこにはそれぞれ理由がある。

そうは言っても100歩譲って息子ならまだしも娘が何もしないなんで…。
母親としては同性だからこそ寂しさ倍増。

私は母であり娘でもある立場。
今の私にはその両方の気持ちがわかると自負しています。

「母の日」に何もしない娘。

せめてカーネーションの一本でも…と嘆く前に色々な可能性を考えてみましょう。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。


母の日に何もしない娘・・・に対する母親の本音って…

母親になって20年。


私には娘が2人います。
小さい頃は手紙やお手伝い券が主流(お手伝い券は使った覚えはないけれど)


少し大きくなると100均の物をうまく使って小物入れや飾り物を作ってくれたり。


「何が欲しい?」
と娘に聞かれるたびに
「何でもいいよ」「気持ちだけで十分」
とよく答えていました。


その答えが娘にとって1番困る答えと知りながら。
困りながらも私の好きな本や食べ物を少ない小遣いから買ってくれました。


でもきっちり母の日にとプレゼントしてくれたのは中学生くらいまで。


高校生ともなると娘自身が忙しくなるもの。
勉強、部活、学校…と自分のことで精一杯に。
さらに大学生、社会人となると忙しさはさらにマックス。


自分のことを一生懸命頑張ってくれたらそれでいい。とはいえ、それまで毎年もらえたプレゼント。
急になくなるのはなんともまあ寂しい。


私のためにお金を使ってくれなくていい。
母の日だなと気にかけてくれる気持ちだけで十分嬉しい。



これは母親としての心からの本音。


でも今年は何をくれるのかなとついつい期待してしまうのも本音。


母の日がイベントでなくなって久しい我が家。
プレゼントなんて何もいらないからせめて電話なりメールなりしてくれても…。
なんて寂しさからグチも出る。


娘のことは理解しているつもり。
でもプレゼントがない、連絡もないとは複雑な心境。


普段は頻繁にメールのやり取りをしていても母の日には一言欲しい。


感謝を押し付けるつもりはないけれど日々頑張ってるお母さん。
一言「ありがとう」と言ってもらえるだけで嬉しいもの。


これが今の母親としての私の気持ちなんです。




母の日に何もしない娘の主張は…

母親としてより娘としての歴史が断然長い私。
実は母の日にプレゼントをしなくなる理由もよくわかる。


母親にとって「母の日」は気持ちをもらいたい日。
でも子供にとっては「母の日」=プレゼントというイメージ。


ここがお母さんとの考え方の違い。


子供なりに自分のことでいっぱいいっぱいの毎日。
忙しく過ごすうちに買い忘れてしまったり、日にちが過ぎてしまったり。


プレゼントがないと母の日の意味がないとまで思ってしまう。
そうなると次の機会でいいか。
誕生日もあるし…。


そもそも我が家で母の日はもう普通の日曜日…。
子供の頃以来母の日なんて何もしてないのに今さらあげるのも…。
ま、とりあえず今年も流しておくか。


これが母の日に何もしない娘側の本音。


感謝していないわけじゃないんです。
いつも自分優先で甘えてばかりでごめんなさい!と意識はしなくても常に思っているんです。


ただ距離が近すぎて今さらありがとうも照れくさい。口に出さなくてもお母さんはわかってくれている、と勝手な思い込み。


家族だからこそ、なんです。




母の日。母も娘もお互い少し自分を見直すことも大事

独身の頃は何もしなかった娘も家庭を持つと変わることが。
実際私もそう。


実家と距離を置くことによって客観的に家族を見ることが出来るというか。
自分が母親になることでお母さんの存在が変わってくるものなんです。


大抵の女性は家庭を持つと旦那さんのお母さんに母の日のプレゼントをするもの。
それをきっかけに自分の母親にもするように。


家庭を持って独立するとなぜかプレゼントもありがとうの言葉も照れくさくなくなる。
自分でも不思議なんですが。


今まで母の日なんてスルーしていたのに変わるものです。


結婚している娘が何もしてくれないと嘆いている人も中にはいらっしゃるかと。
同じ母親になったのにそれは寂しいですよね。


その前に1度ご自身を振り返ってみませんか?


母の日以外で何かプレゼントをもらった時に心から喜びましたか?
これは好きじゃないとかうっかりもらしたことは?娘のくせに私の好みがわかってないとか思ったことは?
もらって当然と思っていませんか?


娘はそういうことを敏感に感じ取りますよ。


思い当たる節がない方はもうそれは娘さんの性格と思うしかない。
期待しないでいる方が気が楽。
あれこれ悩まずこれが我が娘!と開き直ってみては。


母の日だからって特別に何かしなくても誕生日やたまの実家帰りで親孝行しているはず。


プレゼントという形ある物はなくてもお母さんには感謝の気持ちで常にいっぱいなんです。


そして母親の立場から言わせてもらうと。
母親は子供の成長だけが幸せな生き物。
プレゼントなんていらないんです。


母の日というちょっぴり特別な日。
電話1本、メールの1つも娘からもらえるだけで心から嬉しく思うもの。


「母の日だから電話(メール)してみた。元気にしてる?」
なんて一言に涙が出ちゃうくらい単純なんです、母親って。


どうかそれくらいはしてあげてほしいと切に願います。



まとめ 母の日に何もしない娘?

母の日にプレゼントがなくても何もなくてもお母さんに感謝していない子供なんていません。


でも同性の娘からなんのアクションがないのも寂しいもの。
とはいえ感謝の表し方は人それぞれ。


日頃の親子関係を思い起こしてみることも時には必要。
どこかで感謝の気持ちを娘さんが表していることに気づくかも。


何もしない派の娘さん。
照れずに、めんどうくさがらずに…。


1年に1度くらいお母さんを喜ばせてあげてほしい。


今までお母さんがあなたのためにしてくれたことは山ほどあるはず。
それを考えたらほんの一言くらいたやすいもの。


お互い1番近い存在。
だからこそたまには口に出して言うべきこともあるのです。



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