門松の飾り方、1つの場合は?2つなくても良いのか解説!

クリスマスが終わると、すぐに年末がやってきます。

年末は大掃除、年始準備に仕事納めに大忙しですよね。

年末になると、お店や家の前に門松、しめ飾りが飾られます。

中でも、門松は特に大きいものですから、毎年飾る家、飾らない家もあるかと思います。それゆえ、意外と門松を飾る意味を知らない人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は門松を飾る意味と飾り方について解説していきたいと思います。

そして今回の記事の主題は「門松の飾り方、1つの場合」です。

門松は2つの対で飾る事が多いため、1つでも良いのか?と疑問に思う方も多いでしょう。

ぜひ参考にしてくださいね。

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お正月飾りの門松の意味とは?

年末年始を迎えると、年神様が各家庭に訪れます。

お正月飾りを飾るのは、この家に訪れる年神様をお迎えするために飾るもの。

門松の由来について調べたところ、平安時代の宮廷儀式である「小松引き」だといわれています。

平安時代の当時は松だけを玄関に飾っていたようですが、室町時代になってから、長寿の象徴とする竹も一緒に飾れるようになったそうです。

門松の竹の先端部には、斜めに切った「そぎ」と真横に切った「寸胴」の2種類があります。

「そぎ」とは、徳川家康が生涯唯一の敗北をした1572年の三方ヶ原の戦いのあと、対戦相手の武田信玄に対して「次は斬る」という念を込めたのが始まりという説があります。つまり「武田」を「竹」に見立てたらしいです。

そもそも、なぜ松と竹で作られているのか?

樹木には神様が宿ると考えられており、中でも松は「祀る(まつる)」につながる樹木なのです。そのため、おめでたい樹木として正月の門松に使われるようになったといいます。

では、なぜ年末から門松を飾るのか?

大きな理由は、門松を玄関に飾ることで、年神様が門松を目印にして迷うことなく家に来れるように、ということ。

門松の意味をまとめますと、以下の通りです。

・お正月にいらっしゃる年神様が迷わないための「目印」。
・年神様が降りて来られたあとに宿る「依り代」。
・一年の幸せを願う。
・長寿を願う。

門松には、このような意味があるのですね。

1年無事に過ごせることを願う意味があるのだと思っていましたが、それ以外にも色んな意味があり、たくさんの願いが込められた飾りであることを知りました。

意味を知ると、門松を見る目が少し変わりますね。

門松の飾り方!1つでも大丈夫?

門松は2つないとダメじゃない?

門松は2つないとダメじゃない?と思っている方もいるかも知れませんが、いいえ!2つでなくても良いのです!

門松を飾り方には決まりが特にないといわれています。

そのため、実は門松は1つでも問題ありません。
現代の住宅事情を考えると、玄関に門松を2つ飾るのが難しいご家庭もあるかと思います。

また、マンションやアパートなどの集合住宅では門松を玄関先に置くことを禁止しているところもあります。

こういった事情もあり、現代では門松を飾るご家庭が少なくなってきたように思います。

門松を飾る上で色々制約が生じます場合もありますが、もしご自宅で飾れるという方は、以下の飾り方を参考にしてみてくださいね!

門松2つの飾り方

さて、門松2つを飾るときに方法ですが、門松には、黒松でできた「雄松(おまつ)」、赤松でできた「雌松(めまつ)」と呼ばれる形があります。なので、玄関に門松を2つ置く場合は、この2つを設置するのが正式。

雄松は「左側」、雌松は「右側」に置くのが決まりです。

ですが、現在は赤松がほとんど使われていないので、二つとも黒松だけの門松がほとんどです。一応そういった決まりがあることを覚えておくと良いでしょう。

門松1つの飾り方

門松1つを飾る場合も、黒松の門松で問題ないでしょう。

実は、門松は庭先に1つ飾るのが普通だったそうです。しかし、神社などの神様を祀る場所では左右2つ飾っていたため、これが一般家庭にも広まったといわれています。

では、実際にどんなところに門松を飾ると良いのか。
飾ると良いとされる場所が以下の通りです。

・玄関など家の外に飾る。
・マンションの場合は玄関ドアに飾る。

基本的には、どんなお家でも玄関に飾るのが良いとされています。

門松は年神様をお迎えするための目印なので、よく目立つ場所になければなりません。

また、年神様がお入りになる時、どこから入ったら良いのかわからないと困ります。

なので、門松は玄関や門といった家の入口、外に飾るの良いでしょう。この時、門松は2つでも1つでも問題ありません。

また、マンションの場合は玄関が狭かったり、門が無かったりすると思います。その場合は玄関ドアに飾れるぐらいの小さめの松飾りを用意しましょう。

ドアの外に飾っても良いのであれば、外側に松飾りを飾れば問題ありません。

または、室内に置くのも良いです。室内の玄関や床の間に置くと良いです。そのスペースに合った門松や松飾りを選んで飾るようにしましょう。

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門松の飾り方、1つの場合は?【まとめ】

今回は、お正月飾りの門松の意味と飾り方について解説しました。

今回のポイントを以下のようにまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

・門松は年神様をお迎えするための目印であり、依り代である。
・門松は2つでも、1つでも問題ない。
・門松は玄関や門の外側に飾るのが一般的である。
・マンションの場合は、玄関ドアに松飾りを飾るのでも問題ない。
・門松を飾る場所がない場合は室内でも問題ない。室内に飾る場合は玄関内、床の間に置くと良い。

最後に、門松の豆知識をご紹介します。

門松は、別名「松の節句」とも言われ、松飾り、飾り松、立て松とも呼ばれます。

「松は千歳を契り、竹は万歳を契る」といわれ、松と竹で神の依り代の永遠に続きますようにと願ったもの。

とても神聖なもので深い意味が込められているのです。

心が引き締まる思いですね。

その点を踏まえて、今年は門松を飾ってみてはいかがでしょうか。