正月飾りをマンションドアに付けたい!規約やマナーを守って付ける方法は?

正月飾りの「しめ飾り」を、マンションドアに付けてはいけないという所があるそうです。

マンションでは、玄関ドアの外側は共用部分になるので、制限されている所が多いようです。


門松のように、大き目なものなら理解できますが、しめ飾りでも禁止とは厳しいですね。

年神様を迎えるための正月飾りを付けられないのは残念ですので、マンションドアでも飾れる方法を考えていきましょう。



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正月飾りをマンションドアに飾れない理由

マンションの規定で正月飾りは禁じられている以外にも、構造上付けにくい場合があります。

・外側に付けると、風が強い時に飛ばされてしまう
・玄関ドアに磁石が使えない(アルミドアの場合)
・粘着テープだとテープが取れなくなることがある

このように、正月飾りがドアに飾れない場合があります。



正月飾りを外側に付ける

もしマンションで許可が下りるなら、ドアの外側に正月飾りをつけてみましょう。

付けるのは、しめ飾りが一般的だと思いますが、門松と一体型のコンパクトなしめ飾りもあります。神域の目印となる松の葉が2本付いているものを選びましょう。

付ける場所はドアの中央で、大人の目線より少し上くらいが良いでしょう。内廊下であっても床に落ちたら迷惑になるので、しっかり付けておく必要があります。

金属のドアなら「強力な磁石の付いたマグネット式フック」を付けてから、それに正月飾りを下げます。

ドアに傷が付くのが心配な場合は、磁石とドアの間に薄い紙を一枚かませておきます。

アルミドアの場合は、薄い鉄板の裏に両面テープを付けて貼りつけ、その上に磁石式のマグネットフックを付ける方法もあります。

両面テープを付けるときは、後々はがれやすいタイプを選ぶか、テープはがしを使ってテープ跡や傷が付かないように気をつけてください。

またしめ飾りには稲穂が付いてますよね。五穀豊穣を願って稲穂を付けるのですが、鳥がこれを狙って食べることがあります。

気になる方は鳥に食べられないよう、稲穂へビニールを被せるなどして防いでも良いかもしれません。



正月飾りを内側に付ける場合

正月飾りを内側にすると、年神様に失礼ではないのか気にする方もいるかもしれません。

しめ飾りとは、境界を隔てる役割を持っているため、ドアの外側内側に関係なく玄関に飾って良いですよ。玄関以外にも、台所や車に飾る事も問題ありません。

マンションの場合、ドアの内側は専有部分なのでどんな飾り付けをしても良いのですが、ドア自体は傷付けてはいけないので、外側に付けるのと同じく注意が必要です。

しめ飾りを購入したら付いてくる「粘着テープ用のフック」を利用すると便利です。そのフックを付けておいて、また来年に使っても良いですよね。


鏡餅や門松の置き場

マンションドアに正月飾りを付けるのは難しいかもしれませんが、お部屋の中に門松や鏡餅を飾るのはとても良いことです。

最近ではコンパクトな門松がありますので、下駄箱の上や床の間にちょこんと飾っても可愛いですよね。

また鏡餅は、年神様が鎮座される場所になりますので、置く場所にはこだわって、できれば床の間に置くのがベストです。

床の間がなければ、人の息がかかる場所や、足元に近い場所は避けて、少し高めの位置に飾るようにしましょう。

また鏡餅は、希望する運に関係する場所に置くと良いですよ。台所なら家内安全、トイレなら無病息災、寝室なら子孫繁栄といった願い事も可能です。



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正月飾りをマンションドアに付けたい!【まとめ】


・マンションドアの外側は共用部分のため、正月飾りを禁止されているところが多い
・マンションドアに付けるときは、外側でも内側でもドアに傷がつかないように注意する
・ドアの素材によって、強力な磁石が付いたフック付きのマグネットや粘着テープ付きのフックを利用する
・門松や鏡餅を飾るときは、置き場所にこだわって少し高めの位置に置く

今回はマンションドアに正月飾りを付ける方法について考えてみました。

年神様をお迎えする心がけが大切なので、マンションであっても、きれいに掃除をして飾り付けをすればきっと喜ばれることでしょう。