元旦の朝ごはん、おせち以外に何を食べる?縁起の良い食材5選とメニュー!

最近のご家庭では、お正月におせちを食べないという人が増えてるというお話をよく耳にします。

おばあちゃんから「元旦の朝、おせちを食べる。これ、常識」といわれて、怒られてしまいそうですが、実際に私の友人でも「おせちの具」が苦手といって食べないという子もいました。

特に小さなお子さんにはおせちって中々食べれる品物が少ないですよね。

私の甥っ子も小さい頃は甘い黒豆しか食べませんでした。


でも、実はお正月料理といえばお雑煮もありますし、必ず食べなきゃいけないわけでもないものです。

大切なのは、お正月に縁起を担ぐということ。

今回は、おせち以外にも朝ごはんにいい、縁起物の食べ物をご紹介します!

スポンサードリンク




元旦の朝ごはん、おせち以外に何を食べる?

皆さんも知ってるかと思いますが、「おせち」料理には縁起物を詰め込んだ料理なんです。

でもそれ以外にも、お正月、または元旦の朝ごはんに食べるといい、縁起いい食べ物もあるのです。

それをいくつかご紹介します!

言わずもがな、といったところでしょうか。
皆さんもよくご存じ、めでたいの「鯛」です。

こちらは、長寿・魔除け・金運アップにつながるといいます。
  
その意味として、鯛は、昔、赤みを帯びた姿から魔除けの効果があると信じられていたそうです。

また、他の魚よりも長生きするとのことで、長寿の証ともされ、なんと40年も生きるそうです!
 
さらに、鯛の骨を財布に入れると金運がアップの縁起物として江戸時代から重宝されたアイテムです。

江戸時代では『鯛の鯛』と呼ばれ、鯛以外の魚の骨(特にマダイ)一部が鯛の姿に似ているということから呼ばれ、やはり財布に入れてお守りのようにして大事にされていました。
   

鰤(ぶり)

こちらも言わずと知れた縁起物、出世魚の鰤(ぶり)です。
鰤は、関東、関西で成長に伴って名前が変わる出世魚ともいわれております。
  
鰤のように、「大きく成長、繁栄できるように」また「出世できますように」願いを込めてお正月に食べるには縁起のいい食べ物です。

鰹(かつお)

何事にも「勝つ」とかけて、鰹も縁起のいい食べ物として挙げられます。

鰹は、「勝つ男」と例えられ、男の子の内祝いや端午の節句などに祝い膳として使われます。

縁起のいい食べ物ですし、皆さんの願いごとにも色々ありますよね。そんな願い事を叶えるため、今後待ち受ける困難を乗り越えるため、どんな人でも打ち勝てる力を「鰹」からいただきましょう。
  
ちなみに「鰹節」は「勝つ男、武士」といわれています。語呂合わせですね。

海老

おせち料理にも入っていますが、海老です。
海老の姿は尻尾がくると曲がり、長いひげがあります。

その姿から「腰が曲がるまで、長生きしますように」という意味があります。

また、赤く美しい色は生命力の強さを表しているといわれています。

海老アレルギーの方には申し訳ありませんが、こちらも縁起物の食べ物としておすすめです。

蟹(かに)

長い脚を動かす蟹は、まるで招き猫ならぬ「招き蟹」という人もいます。その姿は福を入れ込んでくれるようにみえるそうです。

そのため、蟹は「両手で福を招く」という意味があり、縁起がいい食べ物といわれています。
 
特に、開運や金運を招くと信じられています。

甲殻類アレルギーの方には申し訳ありませんが、こちらも縁起物としておすすめの食べ物です!

以上、お正月に食べると縁起のいい食べ物を今回は5つ紹介しました。

他にも、昆布やれんこん、ゴボウ、豆、うどんなどがあります。
ぜひ調べてみてくださいね!


元旦の朝ごはんに丁度いい朝ごはんメニュー6選を紹介!

鰤の粕汁

 
酒粕と大根やニンジン、しいたけ、高野豆腐と栄養たっぷりな食材と、縁起のいい食べ物も入れて、元旦の朝は寒いので、この粕汁で暖かいものを身体に取り込んで、鰤から良いパワーも取り込みましょう。
汁物であれば、鯛汁やカニ汁などでもOKです。縁起物のエキスを元旦から取り込みましょう。

鰹のしぐれ煮

お正月であろうと、元旦であろうと、白米が食べたい!朝ごはんのおかずに合うものが食べたいという方に、「鰹のしぐれ煮」は必見です。

ごはんが進むこと間違いなしの朝のおかずです!
味の濃さから、おつまみにもピッタリなメニューですよ。

タコの炊き込みごはん

 
朝から炊き込みごはんとはとても贅沢な朝ごはんだと思いませんか?
 
元旦だからこそ、縁起のいい食材を使って、簡単に炊飯器を使ってタコの炊き込みご飯をおすすめします。出汁のポイントは、しょうゆではなく白だしで味付けることです。

他にも、縁起物の昆布(昆布は、喜ぶという縁起の意味があります)を刻んで混ぜるのも良いかもしれませんね!

タコのきれいなピンク色で元旦の朝からなんだか温かく、幸せな雰囲気を演出してくれます。

せひお試しください。

サツマイモと大豆のミルクスープ

朝は白米じゃなくて、パン派という方にはこちらの大豆を使ったミルクスープがおすすめです。
「まめに働く」という意味で、大豆は縁起のいい食べ物とされています。

おせち料理の中にも豆は縁起物として含まれています。

仕事や人間関係を円滑に進めていくには、「マメ」であることが大事。

それに豆まきでは鬼を追い払う魔除けの意味もありますから、大豆や豆はなおさら縁起のいい食べ物です。

そんな願いも込めて、元旦の朝ごはんに、サツマイモの甘さと大豆の香ばしさで栄養満点のスープをどうぞ。

年明けうどん

うどんは、実は縁起のいい食べ物だったのをご存じでしたか?
白くて長く太いうどんの麺は、健康の強さの象徴といわれています。
 
元旦から1月15日までの間は、赤い色の食材と一緒に紅白うどんとして食べると縁起がいいとされています。

うどんは、胃腸が弱ってる朝には丁度いい朝ごはんになります。
年越しそばときたら、「年明けうどん」!なんだか丁度良い流れでの元旦の朝ごはんですね。

ぜひ、元旦の朝にお試しください!

スポンサードリンク



元旦の朝ごはん、おせち以外に何を食べる?【まとめ】

今回は、元旦の朝ごはんにおせち以外に何を食べるか、ということで調べてみました。

あえて、お雑煮は候補から除外させていただきましたが、江戸時代では、お正月の料理のメインはお雑煮だったそうです。

その副菜として、つまむ物がおせち料理だったという話があります

このように、調べてみると、意外な発見があります。

例えば、うどんが年明け以降の縁起物だったり、「鯛の鯛」などお守りとして昔から縁起物として考えられていた点が面白かったですね。

最初にもいった通り、元旦だからおせちを食べなきゃいけないというわけではありませんが、おせち料理は日本の伝統料理で、縁起物の宝庫です。

一品一品には、それぞれ願いが込められていることは忘れないでくださいね。