トイレットペーパーで門松を手作りするには?簡単な方法を伝授!

正月飾りの一つである門松。門松とは、新しい年に幸せをもたらす年神様を、家に迎え入れるための目印としての役割があります。

門松は玄関前に飾って目立たせる必要がありますが、今回は下駄箱の上に飾れるような小さな門松を手作りします。


簡単なので、小さなお子さんと一緒でも工作できると思いますよ。

そして、その材料とはなんと、トイレットペーパーの芯と牛乳パック、それとご祝儀袋と折り紙など。家にある材料で簡単に作れます。




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トイレットペーパーで門松を手作りする材料


まず以下のものをご準備ください。

【工作材料】

・トイレットペーパーの芯 3本
・牛乳パック 1個(500mlのものでも作れます)
・折り紙(緑系を3枚、肌色系を1枚、和風柄を1枚、金色を1枚)
・ご祝儀袋 1袋

ところでご祝儀袋は、結婚式などでいただいたものがあればそちらを使うと良いですよ。ご祝儀袋は他にも、手作りの箸袋を作ったりできて便利なんですよ。



簡単手作り門松の作り方


①トイレットペーパーの芯に、緑系の折り紙を貼り付けます。
※貼り合わせた部分は後ろに持ってくるときれいです。
②トイレットペーパー芯を3本とも、片側斜めで切り取ります。

※斜めであればどう切ってもOKなのですが、3本は角度を合わせた方がきれいです。
③3本のうち2本をセロハンテープで貼り合わせ、残り1本は、上がはみ出るように貼り付けます。
④牛乳パックをハサミでカットして、27cm×6cm程の長方形に切ります。
⑤その牛乳パックに合わせて、肌色系の紙を貼り付けます。
⑥上下を1.5cm、幅は0.5cmほどで上下に切り込みを入れます。
※上下・幅の長さはお好みで大丈夫です。
⑦トイレットペーパーの芯に⑥を巻いて貼り付けます。下の切り込みは、1.5cmはみ出るように付けてください。
⑧貼り付けた⑦の上にもう一枚、和風柄の折り紙(27cm×3cm程)を巻きます。

※和風柄の下に、もう一枚折り紙を挟んで重ねて見せるようにしてもオシャレです。

ここまででも可愛いのですが、もっと華やかにしてみましょう。
⑨ご祝儀袋の、のし部分と水引を取り、水引は本体に巻きつけます。金色の折り紙を2枚重ねにして扇を作り、その上にのしをくっつけます。
⑩扇とのしをくっつけたものを、好きなところに貼り付けて完成です。


ちなみに作業の所要時間は30分程でした。和風の柄や水引の形で、かなり印象が変わると思いますので、ぜひ作ってみてくださいね。

門松は2つセットなので、飾るときはもう一つ作って、対称に並べてみてくださいね。

門松などの正月飾りは縁起物ですので、もったいないとは思いますが、使い回しはしないほうが良いです。

その点、手作りの門松なら躊躇なく処分できるので、そこも良いですね。


門松について

門松は中心の竹が目立ちますが、名前で解るとおり「松」が主役です。古くは常緑樹を飾っていましたが、鎌倉時代以後は、竹も一緒に飾るようになりました。

門松の形態は、地方によって違いがあります。関東では3本セットの竹を中心に、周囲に短めの松を配置し、下部をわらで巻きます。

関西では3本セットの竹を中心に、前面に葉牡丹、後方に長めの松を添え、下部を竹で巻いています。

ご自分の住む地域の門松を調べて、それに似せて手作りしても面白いですよね。



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トイレットペーパーで門松を手作りするには?【まとめ】

・正月飾りの門松は簡単に手作りすることが可能
・門松を手作りする方法として、トイレットペーパーの芯を使うと良い
・門松の形態は地域によって異なるので、自分の住む地域の門松に似せて作っても面白い

今回はトイレットペーパーの芯を使って、門松を手作りしてみました。

作るのは簡単なので、お子さんと一緒に手作りして、正月飾りの伝統を教えてあげても良いです。正月飾りを準備して、良い新年をお迎えくださいね。