おせち料理の海老の種類の選び方を解説!頭はなしでも大丈夫?

おせち料理にはいろいろありますよね。黒豆、きんとん、田作り…

中でも海老は老若男女、年齢問わず好きなおせち料理のひとつではないでしょうか?

でもふと思った事はありませんか?海老と言っても色々な種類がありますよね。


「おせちに使う海老の種類って決まっているのかしら?」「頭はなしでも大丈夫?」「おすすめの海老ってあるの?」

今回はそのような疑問を解消すべく、大調査しました!

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海老は頭なしでOK?おせち料理に海老を入れる意味

まず結論から。おせちに入れる海老は基本「有頭」です!

頭なしではいけません。

実は筆者、昔その事を知らず、無頭海老を買ってお重に入れてました…絶対ダメ!と言うものではないでしょうが、縁起物としてはおすすめはできませんよね。

また、できるだけ大きめの海老をおすすめします。

その理由はその「見た目」から。年を取って腰が曲がった様子を表現するためにはある程度の大きさがあった方が便利です。

海老には長いひげがありますよね。

その長いひげが人間の年をとった老人に似ていることから海の老人、「海老」という名前になったといわれています。

そして海老は腰が曲がっていることから人間の長寿のご老人の姿形に似ているとされ、「ひげが長くなるほど、腰が曲がるほど長寿でありますように」という願いを込め、おせちの食材として使われるようになりました。

なので大事なひげが無い、頭なしだと意味がなくなってしまいます。

「頭があって腰が曲がっている状態」が大切になります。ぜひ有頭海老を使ってくださいね!


おせちに入れる海老の種類

伊勢海老、車海老、ぼたん海老、ブラックタイガー…  

海老と言ってもいろいろな種類がありますよね。

おせちに入れる海老の種類はこれだ!とは特に決まってはいませんが、一般のご家庭ではやはり見た目の美しさから車海老が多い傾向にあります。

茹であがった時の赤い色はなんともきれいです!

またブラックタイガーも人気です。

よくスーパーでもお目にかかるお馴染みの海老ですよね。


伊勢海老もそのいかつい姿形から勇ましさが想像され、また伊勢神社を連想する事から、おめでたい場にはかかせない海老となっています。

大切な事は「ひげがあって腰が曲がっていること」。これが表現できる海老でしたらご家庭の好みに合わせて良いのでは?と思います。どの種類の海老もとても美味しいですしね!



おせち料理の海老のおすすめ調理法

ここではおせち料理におすすめの海老の調理法を2パターンご紹介したいと思います。


目安のカロリーも表示しましたので、ぜひご参考にされて下さい。
 

海老の揚げ煮

12尾分 カロリー 約392Kcal

材料 ★砂糖(ラカント等カロリーゼロ)小1、★しょうゆ 大1、★酒 大2 

小麦粉 大1.5、揚げ油 適量

⑴海老はわたや殻を取り下処理をする。
⑵小麦粉をまぶす。
⑶低温の油でゆっくり5分程揚げ、取り出す。
⑷鍋に合わせた★と海老を入れ、煮汁が無くなるまで煮る。
⑸海老をバッド等に移し、底を流水で冷やす。これでできあがり!


日の出海老

10尾 カロリー 約235Kcal
材料 海老10尾、酒 100cc、みりん 50cc、砂糖大3、しょうゆ 大2、しょうが絞り汁 小2

⑴海老はワタと殻を取り流水で洗い水気を取る。
⑵すべての調味料を鍋に入れひと煮立ちさせる。
⑶海老を⑵の中に入れ、色が変わるまで火を入れる。5分以内。
⑷中まで火が通ったら火を止め落し蓋をし、自然に冷ましてできあがり!


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おせち料理の海老の種類の選び方を解説!【まとめ】

いかがでしたか?

おせち料理にかかせない海老。

どうして頭が必要なのか、おせちに使う海老の種類や料理方法等がお分かりになって頂けたかと思います。

海老はタンパク質、カルシウム、ビタミンE、タウリン等とても栄養豊富な食べ物なのです。

一年の始めに美味しくて栄養豊富の海老のおせち料理を頂いて、より素晴らしい新年のスタートを切りたいですね!