寒中見舞いの差出人は連名にしても失礼ではない?夫婦や子供の書き方!

年賀状と違い、寒中見舞いを書く機会はそんなに多くないので、ついどうやって書けばいいのかなと悩むことがありますよね。

差出人を連名にしていいのかも、その一つ。


また子供が誕生した時は、寒中見舞いを使ってお披露目していいのかなど悩みますよね。

今回の記事では、寒中見舞いの差出人を連名にしても失礼にはならないのか、子供の扱いをどうするかなどの疑問を解決していきます。



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寒中見舞いの差出人の夫婦連名について

寒中見舞いは、松の内明けから立春までに出すもので、冬の挨拶から、喪中の場合の年賀状代わりとにもなる便利なお便りです。

自分に家族がいる場合は、年賀状のように家族を連名にして出すことも可能ですし、失礼でもありません。

また夫婦ぐるみで仲良くしている場合は、宛名も連名にすることが出来ます。

ご主人に出す際はその名前の横に、奥さまの下の名前だけ記載しておくと良いでしょう。

ご夫婦の文字の大きさを揃え、ハガキの中心がご主人と奥さまの名前の中心に来ると、どちらにも尊重している感じで良い印象を与えます。



寒中見舞いの差出人の子供の扱い

もし赤ちゃんが産まれて初めて送るお便りが寒中見舞いともなると、ついついお披露目したい気持ちになると思います。

しかし寒中見舞いは、あくまで「冬の寒い時期に相手の事を気遣うお便り」です。

例えば喪中などでお祝い事はできないと思いつつも、赤ちゃんの事は知らせたい気持ちがあるのは分かります。

しかしここはグッと我慢して、喪が完全に明けた頃に改めて報告してください。

出産の報告は義務ではありませんし、心情的に赤ちゃんの誕生を喜びにくい時期もあるでしょうから。

差出人の欄に世帯主を書いてから「家族一同」と書き添えれば、それだけで子供も含めた連名となります。

赤ちゃんが産まれたという報告はできなくても、家族からだということは伝わるでしょう。

同様に上の子供の近況についても、軽く触れる程度にしておくべきですね。自分の近況は書いても良いと思いますが、あくまで控えめを心がけてください。

宛名の場合には、ご主人の隣に「ご家族一同様」とすれば大丈夫です。もし名前がちゃんと分かるなら、奥さまから子供の名前まで書けば丁寧だと思います。

文面の中でお子さんの事に触れたり、年賀状を頂いていればその感想も書いてあると喜ばれます。

ただし、全てを書くのなら漢字の間違いや記載漏れには十分気をつけて下さい。これは大変失礼なことですから、確実ではない場合は止めておいた方が無難です。

お相手の気持ちを考えた寒中見舞いを出すよう心掛けましょう。



寒中見舞いで話題にすべきではないこと

先程も述べたように、寒中見舞いはあくまで「冬の挨拶」ですから、子供の誕生以外にも、引越しや結婚の報告を載せるべきではありません。

あまりにも幸せな感じがする寒中見舞いを送ってしまうと、受け取った相手から違和感を持たれることがあります。

基本的に寒中見舞いを出すタイミングは、喪中の関係であることが多いため、お祝い事を書くのは控えるべきです。

相手が喪中の場合は、故人のことを書くか書かないかはあなたの自由です。

悲しむ相手を慰めたい時に、あえてそのことには触れず、自分の近況を伝えることで励ますという方法もあります。近況報告とは他愛のないことで良いのです。



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寒中見舞いの差出人は連名にしても失礼ではない?【まとめ】

・寒中見舞いの差出人を連名にするのは失礼ではない
・宛名もご夫婦連名で出すのに問題はない
・寒中見舞いにおめでたい話題を載せるのはあまりよろしくないので、赤ちゃんが産まれた報告などは書かない
・自分も相手の家族も「家族一同」の扱いにする方が無難である

今回の記事では、寒中見舞いの差出人を連名にしても良いのかなどの疑問について解説しました。

一番重要なのは、受け取ったお相手がどんな気持ちになるか考えることです。その上で自分の気持ちも伝えられると良いですね。