身内のお歳暮もお礼状が必要?【親しき仲にも礼儀あり?】

近頃は昔のようにたくさんの親戚と付き合う事はなくなって来ました。

子供の数が減ったために、兄弟や姉妹の子供である甥や姪を大切にする人が増えたように思います。大人になった甥や姪にお歳暮を贈ってくれる伯父さんや伯母さんが増えているようです。

親戚だからと言う甘えが出てしまうかもしれませんが、お歳暮を頂いたら、すぐにお礼状を出したいですね。

伯父さんや伯母さんは自分にとっては目上の人にあたりますが、親戚ですからあまりかしこまるのもおかしいです。かえって水臭い感じを与えてしまうかもしれません。



それでは親戚からお歳暮を頂いたら、どのようなお礼状を書いたら良いのでしょうか。

今回は親戚からお歳暮を頂いた時のお礼状の書き方について解説します。


スポンサードリンク





お礼状で結婚生活が上手くいく?

『親戚なのにわざわざお礼状?』と思う人もいるかもしれませんが、親しき仲にも礼儀ありと言うことわざもあります。お礼状は出しておくに越した事はありません。親戚も自分の伯父さんや伯母さんばかりではありません。


特にもしあなたが女性で、結婚している場合、夫の親戚(両親を含む)からのお歳暮には必ずお礼状を出した方が無難です。これからの結婚生活がスムーズに進む事でしょう。


お礼状を出す事で、きちんとした女性だな、と印象付けられるのです。



実は直接喋るより、お礼状は気楽!

もちろんお歳暮のお礼は電話でも大丈夫です。


直接話す事を喜んでくれる人もたくさんいるでしょう。でも、普段喋り慣れていない相手と顔の見えない電話で話すのは意外に大変です。それなら顔を直接合わせないで済むお礼状の方が気楽なのです。


では、実際にどんなお礼状を書けば良いのでしょうか。



改まった中にも親しみを大切に!

その親戚と普段どのような付き合いをしているかによって、お礼状の書き方も違ってきます。
最近顔を合わせる機会が無いと言うのであれば、改まったお礼状を書きましょう。「拝啓」から書き出して下さい。


拝啓
 師走になり、街も何だか慌ただしくなって参りました。伯父様、伯母様に於かれましてはお変わりありませんでしょうか。お陰様で我が家はみな風邪一つひかずに元気に過ごしております。

さて先日は我が家に素敵なお歳暮を贈って頂きまして、誠にありがとうございました。和泉屋のクッキーは子供たちも大好物ですので、競うように食べております。もちろん私も子供の頃から大好きなクッキーですので、子供たちに負けずに頂いております。

私が子供の頃から伯父様、伯母様に頂いて大好きだったクッキーを覚えていて下さり、本当に
嬉しく思っております。頂く度に子供の頃の事を色々と思い出して、懐かしさに浸っております。

寒さもこれから益々厳しくなりますので、くれぐれもご自愛ください。
またお目にかかれる日を楽しみにしております。まずはお礼まで。
敬具



親戚という事を考慮して、少し親しみを込めた文章にしました。もっと親しい間柄なら「拝啓」は無くても構いません。時候の挨拶ももっと簡略化して【急に寒くなってきましたが、お元気ですか。】のような書き出しで良いと思います。

お礼状に必ず欲しい要素はコレ!

お礼状には必ず次の要素を入れるようにして下さい。

  • 時候の挨拶
  • 自分たちの近況【風邪一つひかずに元気に過ごしております等】
  • 頂いたお歳暮へのお礼
  • 頂いたものをどんな風に食べているか、どんな風に感じたか具体的に知らせる【子供に負けずに頂いております等】
  • 相手を気遣う文章【ご自愛ください等】


時候の挨拶は、季節によって変えられるので、お礼状に変化が付きますし、自分たちが頂いたお歳暮についてどんな風に感じたかを具体的に知らせれば、お歳暮を贈った親戚としては喜んでもらった実感が持てて嬉しいと思います。

お礼状で不安解消!!

それにお歳暮を贈る方も実は不安に思っている事があるのです。

  • 荷物はきちんと到着したか
  • 自分の贈ったお歳暮を相手は喜んでくれたか

この不安を解消してあげるためにも、お礼状は必要なのです。自分に置き換えて考えてみて下さい。せっかく心を込めて選んだ品物を贈っても、なんの返事もなかったら、不安になってしまうと思いませんか?

お礼状でもっと強くつながれる!!

お歳暮を贈ってくれる親戚は、これから先もあなたとお付き合いをしたいと思っているのです。たとえ直接血のつながりが無いとしても、縁あって親戚になったのですから、あなたもその思いに応えてあげましょう。


そのために一番良い方法は、お礼状を出す事なのです。


マナーや礼儀より大切なものがある

マナーがよくわからないから、と不安でお礼状を出すのに気が引けてしまう人もいるでしょう。でも、相手と付き合いたい、相手の思いに応えたいと言う思いがあれば大丈夫です。多少の失敗は許してもらえます。


それに今私は50代ですが、マナーは決して完璧ではありません。伯父さんや伯母さんになったとしても、実はマナーが完璧な人なんてそんなにいないのです。それにマナーは時と場合によって変わっていくものです。100%の正解なんて無い、そう考えれば少し気楽になりませんか。

スポンサードリンク




相手とつながりたい気持ちが大切!!

お歳暮を贈る、お礼状を出すのは、やっぱり相手とつながりたい気持ちがあるからだと思います。


マナーや礼儀よりもつながりたい気持ちを大切にして、お歳暮を贈ってくれた親戚にお礼状を出しましょう。

自分より年上の人に、親しみを込めた手紙を書くのは難しいですが、そんなお礼状を目指して頑張って下さいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください