癒しのペットとして不動の人気を誇るウーパールーパーですが、もしも飼い主を覚え、なついてくれたら嬉しいですよね?

ウーパールーパーの慣れ方としては、金魚とほとんど変わりません。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。


視覚はあまり発達していないので顔は認識できませんし、空中の音もほとんど聞こえていません。ただし、水中を伝わる音や振動は探知するので、ノックすれば寄ってくる程度にはできます。


つまるところ、一般的に犬や猫のように人にウーパールーパーが人になつくという事はないのですが、ウーパールーパーの特性を知る事で、慣らすことは可能です。

今回は、ウーパールーパーの慣らし方について解説します。

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ウーパールーパーはなつく・人の顔を覚える?

ウーパールーパーを人になつくことはあるのでしょうか?

冒頭文でもお話ししましたようにウーパールーパーが人になつくことは残念ながらありません。


飼っている人のブログや、売り場でウーパールーパーを見た人の様子を見ると、ときどき「あ、目があった!」という声が聞かれます。

顔の向きによっては、目があったように見えるのかもしれません。それはそれで楽しいと思いますが、残念ながらウーパールーパーが水槽の外側にいる人間の顔を認識することはないと思われます。

多くの魚もそうですが、ウーパールーパーの目はあまり発達しておらず、物が動いたかどうか、明るいか暗いか、くらいしか認識できないといわれています。ウーパールーパーの顔を真正面から見ると、両目が斜め上を向いていて正面を向いていないことがわかります。

両目が正面を向いていないということは、立体視ができないということです。立体視ができないので、視界はすべて平面に近いイメージになります。餌を探す際はにおいを探知しているので、視覚で餌を探すことはありません。

視覚は主に外敵の有無を知るために使うので、相手の影の動きがわかれば十分なのです。

もちろん、影の動きは分かるので、人影が近付くと餌がもらえる、という条件付けは可能です。水槽に近寄っただけでウーパールーパーが隠れ家から出てくる、くらいには慣れるはずです。

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ウーパールーパーは名前を呼べば反応する?

ウーパールーパーに名前をつけて可愛がっている方も多いと思います。私もそれ自体は否定しません。ただ、ウーパールーパーが自分の名前を認識しているかというと、ちょっと無理があると思います。

自分の名前を覚えるかどうか以前の問題として、水の外から呼びかけた声がウーパールーパーに聞こえているか、という問題があります。人間でも、プールに潜っているときに水上から呼ばれてもほとんど聞き取れないはずです。

水中から水上の音を聞き分けるのは不可能と考えていいでしょう。もちろん、聞こえていないものを認識し、まして自分の名前を聞き分けて反応するのは無理です。このあたりも、魚と同じ事情ですね。

ただ、魚と同じで、水中を伝わる振動を探知する能力は優れています。反応するかどうかはともかく、水槽を軽くノックすれば、その音は確実に探知できています。水槽をノックしてから餌を与えるようにすれば、水槽をノックしただけで近寄ってくるようになるはずです。



ウーパールーパーの慣らし方のコツ

なでられて喜ぶ生き物ではないので、合図をすれば近付いてくる程度で良しとしましょう。「餌+ノック」のように、餌と合図を組み合わせることで、慣らしやすくなります。

ひとつ、慣らし方のコツがあるとすれば、なるべく若い個体を慣らす、ということです。年老いた個体では、そもそも餌にあまり執着しないので、なかなか慣れてくれません。若い個体は記憶力もよく、餌に対する反応もいいので、そのぶん慣らしやすくなります。


ウーパールーパーは人になつく?【まとめ】

ウーパールーパーが飼い主の顔を覚えたり、自分の名前を認識することは、残念ですがあきらめたほうがいいでしょう。


ただ、ノックすれば寄ってくるくらいにはなります。慣らして楽しみたい方は、なるべく若い個体を飼育するといいでしょう。

基本的には、部屋に水槽を置き、そこに暮らすウーパールーパーを見て楽しむ、というのが、正しい付き合い方だと思います。