コーンスネークの餌やりの適切な頻度や量や餌代を解説!鶏肉もOK?

ペットとして流通する爬虫類の中でも、ヘビは独特の存在です。もっとも一般的なヘビとも言えるコーンスネークも、例外ではありません。

それがもっとも良くわかるのが餌事情です。コーンスネークを飼う場合、基本的には冷凍マウスだけを与えて一生飼うことになります。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

昆虫食や草食の爬虫類のように栄養バランスやサプリメントが必要でなく扱いやすい半面、マウスを使う事に抵抗がある人には、ヘビは飼えないでしょう。

鶏肉などの代用食はまず使えません。

餌やりの頻度は成長に合わせて変えるべきで、生後1年以下なら3日に1回程度、その後徐々に減らしていき、アダルトサイズになれば週に1回で大丈夫です。

今回は、コーンスネークの餌やりについてご紹介します。

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コーンスネークの餌はマウス一択!

コーンスネークを飼う場合、与える餌は冷凍マウスだけです。

どうしても餌を食べない個体や、孵化したばかりのベビーへのケアのひとつで、消化器系を動かすために鶏肉を使うこともありますが、常用はできませんし、ヘビも食べようとしません。

コーンスネークを飼おうと思ったら、まずは冷凍マウスを扱えるかどうか、よく考えましょう。家族と暮らしているのなら、家族の同意も必要です。

その代わり、飼育していて餌について迷うことはまずありません

昆虫食や草食のトカゲなどの場合、ミネラルやビタミンのサプリメントを振りかけて栄養バランスを考えなければいけませんし、生きたコオロギを餌にする場合はそのコオロギ自体を飼わなければいけません。

その点、冷凍マウスなら買ってきて冷凍庫に入れておけば済みますし、サプリメントの添加も必要ありません。肉食爬虫類の飼育において、冷凍マウスは完全栄養食なのです。

マウスのサイズ選び

冷凍マウスは小さいものから大きなものまで各サイズが販売されています。

販売するショップによって表記やサイズは少し違いますが、基準としては次のようになっています。

(1)ピンクマウス 生まれたばかりのマウス
(2)ファジー 少し毛の生えた、まだ毛の生えていないマウス
(3)ホッパー 毛が生えて目が開いたマウス
(4)アダルト 大人の、いわゆる普通のマウス

それぞれのサイズにS、M、Lがあったり、アダルトマウスの特に大きなものをリタイヤと呼んだりします。

コーンスネークに与える場合、個体の頭の倍くらいの大きさを基準にマウスを選ぶといいでしょう。もっと大きなものも飲み込めますが、あまり無理させると吐いてしまうので気をつけましょう。

コーンスネークの餌(冷凍マウス)の与え方!頻度や量は?

初めてヘビを飼う方によく聞かれるのが、この冷凍マウスの与え方です。

まず、与える前にマウスを解凍します。解凍できれば方法は何でもいいのですが、私は湯煎するようにしています。

このとき、熱湯に浸けるとマウスが煮えてしまうので、お風呂の温度と同じくらいのお湯にします。

また、マウスを直接お湯に入れるとにおいが落ちて食いが悪くなるので、ビニール袋にいれて浮かべます。

人肌程度まで温めたら、ヘビに与えます。

この与え方は個体によって様々で、ピンセットで目の前に持っていかないと食べない個体や、一晩ケージ内に放置しないと食べない個体などがいます。

どうやって食べさせているか、ヘビを購入したショップで聞いておくといいでしょう。

生後1年以下のベビーサイズを飼う場合、目安としては1日おき~2日おきに与えます。

糞をした次の日に与える、と決めてもいいでしょう。生後1年を過ぎたら、餌の頻度はもっと落として構いません。アダルトサイズなら週に1回~10日に1回で大丈夫です。

1回の餌やりでマウスを1~2匹与えるとして、餌代としては、だいたい月に1000円程度というところでしょうか。

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コーンスネークの餌やりの適切な頻度は?【まとめ】

飼っているヘビのサイズに合わせて、冷凍マウスのサイズを変えていけば、コーンスネークの餌はマウスだけで大丈夫です。

マウスしか食べないことがコーンスネークの長所でもあり、短所でもあるので、飼う前によく考えてみてくださいね。

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