コーンスネークが成体になるまで何年かかる?太さや重さは?

ネットや雑誌で色とりどりのコーンスネークを見て、いざ飼ってみようとショップへ行くと、店頭に並んでいるのはベビーサイズばかりです。

アダルトサイズの個体はブリーダーさんが繁殖に使うため、めったに売られることはありません。お店で参考個体として展示されている程度です。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

それでは、実際に購入できるベビーサイズのコーンスネークは、何年でアダルトサイズに成長するのでしょうか。
特にトラブルもなく順調に育てば、生後2年くらいでほぼアダルトサイズになります。

太さは直径3センチ程度、体重は個体差が大きいのでなんともいえませんが400グラム強、といったところです。

今回は、コーンスネークの成体についてご紹介します。

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コーンスネークが成体になるまでの成長

ショップの店頭で販売されているものの多くは、生後数ヶ月のベビーサイズです。

太さはだいたい1センチ弱、大人の小指くらいのイメージでしょうか。

孵化直後のベビーはさらに小さく、市販されているピンクマウスを食べることができません。
安心してピンクマウスを与えられるくらいの大きさまで成長したものが、ショップで売られているのです。

この頃のベビーは成長が早く、生後1年で倍くらいの大きさにまで育ちます。
そして生後1年以降は徐々に成長がゆっくりになっていき、生後2年でアダルトサイズ、つまり成体になります。

コーンスネークではモルフによる大きさの違いはほとんどありませんが、その個体の個性として大きめ、小さめ程度の差はあります。

アダルトサイズになっても一回りか二回りくらい大きくなる個体もいますが、平均して1.2メートル程度になれば成体です。

ちなみに、ベビーサイズから生後1年までの成長期にしっかり食べて育った個体ほど、その後も大きくなる傾向があります。

大きくなるといっても持て余すような大きさになるわけではなく、むしろしっかりした丈夫な体に育ちますので、成長期の間はしっかり餌を挙げて育てましょう。

コーンスネークの成体の大きさと太さ

成体の大きさ

生後2年を迎えたコーンスネークは、どのくらいの大きさなのでしょうか。

ベビーから順調に育ったとして、長さでいえば1メートルを超えているはずです。

コーンスネークに限らず、ヘビは基本的に体を直線状に伸ばすことはしないので、普段飼育していたり展示されていたりする個体を見ただけでは長さはわかりません。

抜け殻なら長さが測れますが、脱皮直後は本体より長く、時間が経てば乾燥して本体より縮むので、抜け殻の長さや大きさは参考になりません。ヘビの長さはあくまで目安程度に考えましょう。

成体の太さ

太さでいうと、一番太いところで直径2センチ~3センチくらいといったところでしょうか。園芸用のホースを思い浮かべてもらうと分かりやすいと思います。

もちろん、餌を食べた直後はその分太くなりますが、平常時ではこのくらいの太さです。

体重はその個体の体格やコンディションによって大きく変わるので比べるのが難しいのですが、だいたい400グラム~450グラム程度です。

特に繁殖を意識してメスを育てる際、体重のデータが重要視されますが、個人的な経験でいえば、精密な体重データを参照するのはプロ並みのブリーダーさんでいいのかな、と思います。

それよりも、繁殖実績のある個体を自分の手で持ち、その感覚に近くなるまで育てる、と考えたほうがいいでしょう。

私が自分で初めてコーンスネークを繁殖させたときはそうでした。

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コーンスネークが成体になるまで何年かかる?【まとめ】

初めてヘビを飼う方だと、自分の飼っている個体がちゃんと育っているのか心配になるかもしれません。

なんとなく平均的な大きさに近づけないと不安な気がしますが、それよりも体型を意識しましょう。

ハンドリングしたとき、背中を触って背骨の凹凸がわかるようだと、やや痩せ気味です。そうならない程度に餌やりができていれば、特に問題ありません。

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