フェネックの大きさ平均は?体重や体長はどれくらい?

フェネックは野生のイヌ科の動物の中でも1番体が小さく、大人になっても体長は35~40㎝程度にしかならず、小型犬くらいかそれよりも小さいくらいの大きさにしかなりません。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

フェネックの大きな尻尾は、体と同じくらいの長さになり、17㎝~30㎝になります。

フェネックは野生環境下では食物連鎖の下位に属し、生息地域も砂漠と過酷な環境であるるため最大で10年しか生きることが出来ないと言われていますが、飼育環境下であれば10~12年程度生きることは可能だと言われています。

ここでは、フェネックの大きさの平均や体長について、フェネックの生態や寿命についてご説明していきます。

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Contents

フェネックの大きさの平均は?体重と体長!

フェネックは野生のイヌ科の動物の中でも1番体が小さい動物です。

大人になっても体長は35~40㎝、体重は1.3~1.6㎏ほどと、小型犬程度かそれよりも小さいくらいのの大きさにしかなりません。

フェネックの特徴的な尻尾はとても長く、17㎝~30㎝ほどになります。

フェネックの寿命はどれくらい?

体の小さいフェネックは、野生環境下では食物連鎖の下位に属し、鋭い爪や牙を持たないので、ジャッカルやハイエナ、フクロウやオオワシの餌食になってしまい、反撃をすることすらできないため、最大で10年しか生きることが出来ないと言われています。

最大ですから、平均にしたらもっと短命なのかもしれませんね。

飼育環境下においての平均寿命は10~12年、環境によってはそれよりも少し長生きすると言われています。

飼育環境下であれば天敵に襲われることもないので、野生よりは長寿になる傾向があります。

しかし、フェネックは臆病で警戒心が強い動物ですのでストレスに弱いと言われています。


そのため、長寿のためには快適でストレスのない環境や健康的でバランスのとれた食事を与えることが重要になります。

また、フェネックはオスもメスも寿命が異ならず、同じくらいとされています。

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フェネックの生態は?

哺乳網ネコ目イヌ科キツネ属に分類されるフェネック。

性格は「犬と猫を足して2で割ったような性格」だと言われています。

特徴である大きな耳は砂漠地帯に生息しているフェネックを熱風や高温から守り、体内の熱を放熱する役割をしています。

また、獲物のどんな小さい音でも聞き分けることが出来、捕食に役立ったり、天敵が近づいてくる音を聞き分けて瞬時に逃げることが出来るようになっています。

フェネックの小さい体は全身を柔らかい体毛でおおわれており、寒暖差の激しい砂漠で暮らすために、寒い時はコートの代わり、暑いときは直射日光が皮膚に当たらないように守ってくれています。

夜行性で、砂地に数メートルの巣穴をほり、家族単位の群れで暮らしています。

食性は雑食で、昆虫や小型哺乳類、鳥類、植物の葉や果物を食べます。

フェネックは獲物を素早く捕まえたり、天敵から素早く逃げるために、優れたジャンプ力を持っており、垂直には60~70㎝、水平方向には120㎝も飛ぶことが出来ます。

飼育するときは食事が偏らないように注意したほうがよさそうですね。

また、ジャンプ力も相当あるのでいたずら防止をしておく必要があるようです。

フェネックの大きさの平均は?【まとめ】

フェネックはその小柄さにも愛嬌があり、人気の理由の1つなのではないでしょうか。

しかし安易にフェネックを飼いたいからと言って、衝動的に飼ってしまうと最後まで面倒を見切れない…ということもあるため、飼育を始める前にしっかりと最後まで責任をもって飼育が出来るかどうかを覚悟してから飼育を始めるようにしましょう。

フェネックは雑食性なのでフードのみでも十分ですが、たまにおやつ感覚として果物を挙げるようにしましょう。

果物は嗜好性が高いですが糖分も高いので、与えすぎには注意するようにしましょう。