ここ最近、熱帯魚の世界では卓上サイズの超小型水槽が人気です。

大きな水槽に比べて設置場所を選ばず、手軽に始められるので、人気になるのも頷けます。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

必然的に、小型水槽でも飼育できる小型魚が人気となり、グッピーはその代表といえるでしょう。

しかし、小型水槽の中にはヒーターの設置が難しいものもあります。グッピーはヒーターなしでも飼えるのでしょうか。

スポンサードリンク



グッピーは小型水槽でも飼える?

そもそも、グッピーは小型の水槽でも飼えるものでしょうか。
グッピーは成長しても数センチの小型魚で、基本的に丈夫で飼いやすい魚です。

水質にもうるさくないので、水質維持が難しい小型水槽でも飼育しやすい魚といえるでしょう。


ただし、小型水槽でも「なんとか飼える」のであって、適した環境ではありません。


特に、オスは美しい尾ひれが細菌に感染しやすく、せっかくの美しさが台無しになってしまうこともあります。

できれば、最低でも30センチ程度の水槽で飼育し、ときどき観賞用にもっと小さな水槽に入れて楽しむ、というスタイルのほうがいいでしょう。

スポンサードリンク



グッピーはヒーターなしでも飼える?

では、グッピーはヒーターがなくても飼えるのでしょうか。
結論から言うと、おそらく飼えません。


「おそらく」というのは、飼育者の住環境によってはヒーターなしでも飼えないことはないからです。


グッピーの適温は26℃程度で、これより高くても低くても体調を崩してしまい、病気にもかかりやすくなります。
そのため、冬場はヒーターを使って保温するのが一般的です。


ただし、エアコンで24時間室温管理している部屋で、室温でグッピーの適温を保てる環境なら、ヒーターを使わずに飼うこともできるかもしれません。


ただし、たとえ室温をグッピーの適温に合わせていたとしても、水面からの気化熱などで水温は変化しやすく、不安定になります。

小型水槽ならなおさらです。
グッピーは水温の変化にも割と強い魚ですが、安定した水温で飼育した方がいいのは当然です。



どうする?小型水槽の保温

ヒーターやフィルターが設置しやすく、水質も水温も安定させやすいという意味では、やはり30センチ以上の水槽を使うのが無難です。


どうしても、ヒーターを設置できないほど小さな水槽でグッピーを飼育する場合、エアコンで室温を調整したうえで、爬虫類用の遠赤外線ヒーターを使用するといいでしょう。

使い方は2通りあります。



まずは、直接水槽をヒーターの上に乗せる方法。

ヒーターを買ってきてそのまま乗せるだけなので、かなりお手軽な方法です。
ヒーターにもいろいろな種類が販売されており、自分の使っている水槽に合ったサイズのものを選べます。


もう1つが、発泡スチロールで小さな温室を作る方法。

水槽がすっぽり収まるくらいの発泡スチロールの箱を用意し、内側に遠赤外線ヒーターを貼り付けます。
貼る場所は側面がいいでしょう。


発泡スチロールでフタをしてしまうと中身が見えないので、冷蔵庫用のビニールカーテンなどで扉を作ります。

そこへ水槽を入れれば完成です。発泡スチロールで断熱されているため、直接ヒーターの上に水槽を乗せるよりも水温が安定しやすい、というメリットがあります。

どちらの方法も、どうしても水槽用のヒーターを使えない場合の「奥の手」くらいに考えておきましょう。


グッピーはヒーターなしで飼育しても冬は大丈夫なの?【まとめ】

グッピーは飼育しやすく丈夫な小型魚ですが、あくまでも熱帯魚です。

飼育にはヒーターが必須と考えておいた方がいいでしょう。
また、水質と水温の安定を考えると、小型水槽とはいっても30センチ程度のものは用意したいところです。

水槽用のヒーターが設置できない小型水槽を使う場合、爬虫類用の遠赤外線ヒーターを使用するといいでしょう。