グッピーといえば、熱帯魚の王道中の王道です。

長く熱帯魚を飼っている方でも「初めて飼ったのはグッピー」という方は多いでしょうし、これから飼う方にも「まずはグッピー」という方は多いでしょう。それだけ多くの方に愛されている、とても飼いやすい魚です。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

とはいえ、あくまで熱帯魚なので適温を保つ必要があります。
グッピーの適温は23~26度。日本の夏は暑すぎ、冬は寒すぎるのです。

今回は、グッピーの適温についてご説明します。

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グッピーの原産地から知る適温

ショップで見かけるグッピーは基本的にすべて改良品種なので、野生のグッピーというのは想像しにくいかもしれませんが、もともとグッピーは南米北部に生息するメダカの仲間です。

流れの緩やかな河川に生息しています。


そういった場所の水温は、だいたい23~26度ほど。
つまり、グッピーの適温はこの範囲ということになります。


販売されているグッピーはドイツ、東南アジア、日本のいずれかで繁殖されたものなのですが、どこのブリーダーもこの適温の範囲で水温を管理しています。

東南アジアはもともと気温の高い地域なので、屋外の池でもグッピーの適温が保てるため、大量に養殖できるのです。
ドイツや日本は室内で水温を管理しています。

そのため、ショップで購入したグッピーもこの水温で管理するよう心がけましょう。

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グッピーの夏場の温度管理方法

実は、グッピーをはじめとする熱帯魚の管理が大変なのは夏場です。

日本の夏は、閉め切った室内ではあっという間に40度近い水温になってしまい、魚が死んでしまいます。
熱帯魚というと温めるイメージがありますが、夏はむしろ冷やさなければいけないのです。


基本的には、部屋ごとエアコンで温度を下げるしかありません。
水槽の水面に風を当てることで水温を下げるファンなども売られていますが、夏場の高温には太刀打ちできません。


水槽用クーラーは設置方法が限定されていて、特にグッピーを飼育するような小型水槽では使いにくいと思います。

特に昼間に誰もいない部屋でエアコンをつけっぱなしにするのは気が引けますが、ペットを飼っている人の宿命だと思って、エアコンを使いましょう。


私は、真夏だけでなく春と秋もエアコンを使うべきだと思っています。

電気代の節約を考えたいところですが、春や秋は気温が不安定になり、魚の病気が出やすい時期です。

私の家では年間を通してエアコンを使用し、なおかつ水槽用ヒーターを使っています。



グッピーの冬場の温度管理は?

冬は水を温めなければいけませんが、これは簡単です。

ショップに行くと、水槽用のヒーターが各種販売されているので、使いやすいものを選んで使うといいでしょう。
逆に言うと、ヒーターで温める以外の対処法はありません。


ここで困るのは、グッピーを超小型水槽で飼育している場合です。

最近は手のひらに乗るようなサイズの水槽が販売されていて、見てくれはとてもおしゃれなのですが、フィルターやヒーターの設置が難しいという一面があります。


小型水槽用のヒーターもありますが、どうしてもヒーターを付けられない水槽を使っている場合、冬の間だけでもヒーターを設置できる水槽に移して飼うか、水槽ごと発泡スチロールの箱に入れ、爬虫類用の遠赤外線ヒーターで保温するといいでしょう。


ただし、この方法はメーカーが推奨している方法ではなく、水温もあまり安定しません。

個人的には、おしゃれな小型水槽は一時的に楽しむものと割り切って使い、普段はちゃんとしたスタンダード水槽を使用した方がいいと思っています。


グッピーの適温は何度がいいの?【まとめ】

せっかく気温の高い夏なのだから熱帯魚の管理は楽になるはず、と考えたい気持ちはわかるのですが、残念ながら水温管理が本当につらいのは夏場です。

私もいろいろと試しましたが、結局は年間を通してエアコンをつけっぱなしにし、水槽用ヒーターで水温の下がりすぎを防ぐのが、一番手っ取り早くて楽だと思っています。