熱帯魚、と一口にいっても、実に様々な種がいます。
一般的に手に入る種類だけでも、多すぎて数えきれないほどです。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

中には単独飼育や単一種での飼育しかできない種もいますが、同じ水槽で異なる種を混泳させるのも楽しいものです。

今回は、上層を泳ぐ種をはじめ、熱帯魚の種ごとのすみわけについてご紹介します。

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上層を泳ぐ熱帯魚の特徴とは?

まずは、水面付近の上層を泳ぐ種から。水面を泳ぐ種の多くは水面に落ちた虫などを食べていることが多く、口が上向きになっていることが多いようです。

小型魚でいえば、グッピーをはじめとするほとんどのメダカの仲間があてはまります。
カラシンではハチェットフィッシュが有名ですし、ちょっとマイナーどころではペンシルフィッシュも上層魚です。


中型魚で上層を泳ぐものは意外と少ないのですが、バタフライフィッシュは典型的な上層魚といえるでしょう。

大型種では、なんといってもアロワナが代表格です。
水面からジャンプして1メートルほどの高さまで飛び上がることがあり、言葉にできない迫力と神々しさがあります。

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中層を泳ぐ熱帯魚の特徴とは?

熱帯魚として販売されている魚の多くが中層魚です。
小型カラシンの大部分や、ラスボラに代表されるコイの仲間があてはまります。

メダカの仲間でもプラティは中層魚といっていいでしょう。
中型魚としては、エンゼルフィッシュやディスカスなど中型シクリッドの大部分があてはまりますし、シルバーシャークなど中型のコイにもあてはまるものがいます。


大型種では、ピラニアやオスカー、ダトニオなどが中層魚です。
いずれにしても遊泳力が強い種が多く、できるだけ広い水槽で飼育したい魚ばかりです



低層を泳ぐ熱帯魚の特徴とは?

熱帯魚が好きな人の間では、低層の魚たちは「底モノ」と呼ばれ、ひそかに根強い人気を誇っています。
小型種としては、コリドラスと小型プレコがコレクション趣味のトップに君臨しています。

クーリーローチというドジョウも、同じ名前で何種類も混ざって販売されており、自分で判別しながら集めるマニアがいるほどです。中型種としては、ポリプテルスの一部やクラウンローチなどがあてはまります。


ポリプテルスは大型になる種もいるものの、デルヘッジやパルマス、セネガルスなどは40センチ以下にしかならないため中型魚と呼べるでしょう。


大型の底モノといえば、個人的には淡水エイが究極だと思っています。
存在すらあまり知られていませんが、ポルカドットスティングレイなど魅力的な種がたくさんいる仲間です。

また、プロトプテルスなどハイギョも大型低層魚ですし、レッドテールキャットなど大型ナマズのほとんども低層魚です。



熱帯魚の上層・中層・下層のすみわけを利用して混泳させよう

限られたスペースを有効に使うためにも、同じ水槽で複数種を混泳させた方が楽しいですよね。
このとき、泳ぐ層ごとのすみわけを意識してみましょう。


同じ層を泳ぐ魚ばかり混泳させると、なわばりや活動範囲が重なって手狭になってしまいます。
ところが、表層魚、中層魚、低層魚を組み合わせることで、過密にならずにぎやかな水槽を演出できることがあるのです。


オーソドックスな例では、水草を植え込んだ水槽で、表層を泳ぐハチェットフィッシュ、中層を泳ぐカージナルテトラ、低層を泳ぐコリドラスを飼育すると、見事なすみわけを観察することができます。

それぞれ、利用する層がまったく違うのでお互いに干渉せず、しかも見た目はにぎやかに見えるのです。



熱帯魚、上層を泳ぐ種類とは?【まとめ】

今回は、表層魚、中層魚、低層魚のすみわけについてご紹介しました。すみわけを利用して混泳水槽を作ると、うまくいけばとても賑やかで楽しい水槽を作ることができます。

特に小型魚とコリドラスの組み合わせは失敗がないので、初心者の方にもおススメですよ。