フクロウの寿命の平均は何年位？長寿のための飼育方法を解説！

フクロウの種類別寿命平均

冒頭に書いたとおり、アカスズメフクロウのような小型は15年～20年、ウサギフクロウのような中型は20年～30年、シロフクロウのような大型は30年～40年が平均寿命です。

しかしこれはあくまでも目安なのでスピックスコノハズクだと8年～10年だけど同じ小型のサバクコノハズクは10年～15年だったりとフクロウの種類によって変わります。

迎えたいフクロウは大体何年生きるのか、しっかり調べておきたいところですね。

フクロウを長生きさせるには

やはり一緒に暮らすのですから長生きして欲しいですよね。
どんなことに気をつければ長生きしてくれるのか3つにまとめました。

食べさせる餌について

どんな生き物でも全ての資本は体です。そしてその体を作るのはご飯。

例えどんなにしっかりしている体格を持っていても栄養不足ならその力は発揮されません。

人間に飼われているフクロウは自分でご飯を取ることが出来ません、飼い主頼りです。
コオロギやミルワームなどの虫でも大丈夫とは言われていますがやはり肉食なのでネズミなどをあげたほうが長生きしてくれるでしょう。

中には軽い気持ちで飼育を始め「こんなご飯をあげるなんで知らない、無理」と放置しフクロウを餓死させてしまう人もいるようです。許せないですね。

ストレスを与えない

フクロウもストレスを感じます。

ゲージが無かったり狭かったり、無理に躾をしようとしたり、距離感が以上に近かったりといったことはフクロウにとってストレスになりうります。

これらを全て人間で置き換えるとルームシェアをしているのに自分の部屋が狭かったり最悪無い、同居人はなんか変なルールを押し付けてくるし、その上で距離感が異常に近い。

これはフクロウでなくてもストレスが溜まりそうです。


人も過剰なストレスは十円ハゲが出来たり、鬱になったりします。
出来る限り与えないようにしましょう。

清潔にする

実はフクロウはとても綺麗好きな生き物です。

特徴的なふわふわで綺麗な羽毛を維持するために野生で生きているフクロウたちは砂浴びや水浴びを欠かさず行っています。

しなくても死ぬことはないですがそんなにお金がかかることでもなく難しいことでもないのでさせてあげたほうがフクロウも飼い主も幸せでしょう。

また日頃から綺麗にしていることで病気にかかりにくくなるという利点もあります。

フクロウの寿命を延ばすために気をつけないといけないこと

これからフクロウを家族にしようと考えている方は今自分が何歳なのか、迎えようとしている子がだいたい何歳まで生きるのかということをしっかりと確認しましょう。

もし今自分が50歳で金銭面の問題もなく大型のフクロウを飼ってみたいと思い、迎えたとしましょう。種類にもよりますが大型はだいたい30年～40年ほど生きます。

そのフクロウが寿命を迎えるとき、自分は何歳になっていますか？
その年齢できちんと最後までお世話をすることが出来ますか？

国内で購入することが出来るフクロウはブリーダーに繁殖され育った完全な箱入り娘…いや箱入りフクロウです。

そんな外の世界を知らない子が「もう飼えない！」と外に放り出されて生きていけるわけがありません。

自分の今の年齢とフクロウの寿命を照らし合わせ、考えたくはないことですが迎えたい子は何歳まで生きるのか、最後までお世話をすることが出来るのかしっかりと確認しましょう。

フクロウの寿命【まとめ】

フクロウの寿命は小型だと15年～20年、中型だと20年～30年、大型だと30年～40年ぐらいまで生き。長生きのさせる秘訣は栄養のあるご飯をしっかり与えること、ストレスを与えないこと、いつも綺麗にしてあげることが大切だとわかりますね。

これから飼う人はこれらのことを心がけ、すでに飼っている人は何かストレスになっていることはないか見直してみましょう。