フクロウの飼い方!餌はどうするの?初心者や一人暮らしでも大丈夫?

皆さんペットは飼ったことはありますか?一般的なペットといえばネコやイヌ、ウサギ。そしてフェレットやインコですよね。

しかし、びっくりなことに今の時代フクロウを飼うということが可能なのです。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

でもやはり少し特殊な生き物なのでご飯はネズミやウズラ、また個体によっては虫を好きな子もいたりします。

今回はそれでも一緒に暮らしたいという人のために初心者でもできる飼い方と、何が必要なのか、また注意することは何かまとめました!




フクロウの飼い方!家族にするにはどうしたらいいの?

少し珍しいフクロウ。飼育するのになにか資格が必要だったりするのかなと考えたりする方もいるかもしれません。実はそういったものはなく誰でも一緒に暮らすことが出来ます。

フクロウは主に専門店、ブリーダーさんのところからお迎えすることが出来ます。

希にペットショップにいることがありますがやはりレアな動物ですので専門的な知識があるところからお迎えするのが一番いいでしょう。

値段は15万~30万ぐらいですが模様などから100万近い子もいます。
ピンキリです。



そして一番重要なのは覚悟です。もちろん一生面倒をみるというのも必要ですがその他にフクロウはラット、つまりネズミなどを食べます。中には虫の方が好きという子もいます。少しグロテスクなことや昆虫を触ることが出来る覚悟が大切です。
その覚悟がないとフクロウは空腹で苦しみながら餓死してしまいます。




フクロウの餌は何をあげればいい?

フクロウは主に肉を主食とします。
一般的な家庭で飼われている子たちは専門店などで売っている専用のラットやヒヨコ、ウズラの雛などを食べています。


フクロウは血からビタミン、ミネラル。骨からカルシウムを摂取ためその他の不要な部分を飼い主さんが取り除いてあげる必要があります。

中には最初から内蔵や頭部が処理されているものもありますので苦手な人はこちらを購入するのがいいでしょう。

食費は毎月小型のコキンメフクロウなどは5,000円ぐらい、大型のシロフクロウなどなら10,000円かかります。

なので1年で大体小型なら60,000円、大型なら120,000円の程度の出費になります。


フクロウを飼うために揃えるべき必要なものはある?


ゲージ

ゲージの大きさは他の鳥と比べて3~4倍ほどの大きさが必要です。
もし体長が20センチほどであれば、一辺70センチ程度のゲージを用意しましょう。

また室内で放し飼いにすることも出来ますがその場合、フクロウはその部屋を自分の縄張りとするので、部屋を丸々ひとつをフクロウ部屋にする必要があります。

さらに窓があるとそこから逃げてしまう、トイレを教えることができないなど、放し飼いは初心者には難しい飼い方です。


体重計

フクロウは体調管理をするために「体重計」が必要になります。
特に小型のフクロウは体重が変わることによって体調が変化しやすいです。
なので毎日計れるように買っておきましょう。

温度・湿度計

また部屋の気温もフクロウに大きく影響を与えます。

飼っているフクロウが寒いところに住んでいる種類なのか、暖かいところに住んでいる種類なのかで対応できる気温が変わります。

きちんと調べ、フクロウが過ごしやすい気温にしてあげましょう。

ピンセット

フクロウにご飯をあげる際には「ピンセット」があるととても便利です。
特に先が曲がったタイプのものを使用すると掴みやすいのでおすすめです。

アンクレット・ジャス

フクロウなど猛禽類を飼育する際は、脱走を防ぐためにもアンクレットやジェスを脚につけることをおすすめします。
よくタカやワシなどの猛禽類の脚についているロープやレザー製の紐がありますよね?
それらを専門用語で「ジェス」、ジェスを付けるために足首に巻くものを専門用語で「アンクレット」といいます。


フクロウを飼うときに注意するべきポイント

鋭いくちばしと爪

フクロウは鋭いくちばしと爪を持っています。
なので一緒に暮らす上で定期的なお手入れは絶対に必要です。

もちろん爪切りやヤスリを用意して自分でお手入れをすることもできますが、もし失敗するとフクロウに大怪我をさせてしまうことがありますので数千円程度を払い獣医さんやトリマーさんにお手入れしてもらいましょう。

フクロウに怪我をさせて痛い思いをさせないためにも、今まで鳥類を一度も飼ったことがない方はプロに任せたほうが賢明でしょう。

ロストに注意

またフクロウを飼育するうえで何よりも注意したいのは、飼い主の元から飛んで逃げてしまう「ロスト」です。

鳥類全てに言えることなのですが、少しでも部屋の窓があいていると外に出て行ってしまう可能性があります。

飼い主にいくら懐いていたとしても、「好奇心で外に出てしまったけど戻り方がわからない!」ということは起こるので、慣れてきた頃でも油断しないようにしましょう。


いざというときの獣医を見つけておく

そして一番大切なことはなにかあったときに診てくれる獣医さんを見つけておくことです。

フクロウはまだまだペットとしては珍しい生き物なので、診てくれる獣医師やアドバイザーは少ないです。

なにかあってから急いで探しまわるのではなく余裕のあるときにしっかりとリサーチをして信頼できるところを探しておきましょう。



フクロウの飼い方【まとめ】

ご飯がネズミやウズラだったり、大きいゲージを買わなくちゃいけなかったり、見てもらえる動物病院が少なかったりと一緒に暮らすには少し難しいフクロウですがそれでもきちんと愛情を持ってお世話をすれば良き相棒になること間違いなしですね!

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