ロシアンブルーの凶暴化する理由とその対策方法を解説!

一般的にロシアンブルーをインターネットで検索して出てくるのは、「性格が犬っぽい」、「ボイスレスキャット(飼い主すら鳴き声を聞かないと言われているほど…)」、「動きがすばやい」が挙げられます。


しかし実際私が感じるロシアンブルーの性格は全く異なります。

そして今回の記事のテーマともなっているロシアンブルーの「凶暴化」について、我が家のロシアンブルーを例に猫の飼育の難しさをお伝えしたいと思います。

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私の家のロシアンブルーの幼少期の性格

私自身、猫を飼うのは初めてでした。

ペットショップで一目惚れし、家に迎え入れ、部屋に放すと、まずベッドの下に隠れました。

そして、やっと出てきてくれたかと思うと、しっぽが3倍以上も太くなり、次はクローゼットの中に隠れました。

犬の飼育経験はあったため、子犬と同じように抱きかかえてクローゼットから部屋に戻そうとするとすぐに「シャー!」と言って怒りました。

こんなことで怒るのかと初めは非常に驚きましました。

しかし時間をかけるにつけ、確かに犬のように膝の上で寝たり、私がベッドに横になると体の上に載乗ってきたりと、非常にかわいいものでした。


迎え入れたときは、一人暮らしで飼っていましたが、訳があり一時的に実家で預かってもらうこととなりました。

まだ生後半年ばかりであったため、実家にはすぐに馴染みました。

そして時が絶ち、また一人暮らしの部屋へ連れて帰ろう実家へ立ち寄り部屋のドアを開けると、どんなに呼んでも隠れて出てきませんでした。

とはいえ、一緒にまたベッドで寝られるものだと思い、布団に入ると突然布団の上から猫パンチをくらいました、そして頭上から頭の周りをくるくる回りながら、またもや「シャー」の声。

あんなに可愛かったペットにうなられ非常にショックでした。

怒りくるうと、こちらの言うことは何も聞かなくなってしまい、どんなにこちらが怒っても意味がないため、落ち着くまで布団から全く体が出ないようにくるました。

15分ほどたつと、苛立ちが収まったため、落ち着いてからそっと部屋を抜け出しました。

ロシアンブルーがまさに凶暴化したのです。


私はその時の事件が非常に怖かったために、自分のペットであるにも関わらず辛い思いになりました。

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なぜ、ロシアンブルーは突然凶暴化してしまったのか

なぜこのような事件が起きたのか考えました。

結論としては、ロシアンブルーは犬っぽいとは言われていますが、大前提にやはり「猫である」ことには変わらないという点にあります。

記憶力には2種類あり、長期記憶と短期記憶があります。

猫は一時的に記憶する短期記憶が優れています。

私が実家に預けている間に、悲しいことではありますが私と一緒に暮らしていた記憶を消失してしまったのです。

また、ロシアンブルーは家族認定すると非常に人懐っこい性格を見せるのですが、家族認定から外されてしまった私は、知らない人が部屋に入ってきた、怖いといったように猫の頭の中で変換されてしまったのです。

どうすれば凶暴化を防ぐことができたのか?

猫が記憶するためには、短期記憶を繰り返し与えてあげることが必要となります。

実家に預けたときに、もう少し顔を出してあげ、猫に合わせて忘れない程度に触れあってあげる必要があったのです。


また私は今回凶暴化したときに、明らかに怖がっている態度を相手に見せてしまいました。

飼い主としての威厳がなく、「私がご主人様だ」と相手に錯覚させてしまったのです。

凶暴化したら、どう対処すればよいのか?

猫にひっかかれる時とても痛いし、意外にも傷は深くなります。

ただ背中を向けて逃げてしまうことは一番だめなことです。


カッとなってしまった猫は自分でも自分をコントロールができない状態であるため、まず小さな穴のあいたスーパーのカゴのようなものを用意しておきます。

そしてその凶暴化しだしたときに猫にそのカゴをかぶせるのです。

すると本来暴れたいところですが、狭さで暴れることができず、こちら人間サイドもケガをしない。

しかし本人にとって自分の空間が確保されているために、どんどん落ちつてくるのです。

ロシアンブルーの凶暴化する理由とその対策方法【まとめ】

以上我が家のペットが凶暴化したときの対処法をお伝えしました。

ロシアンブルーはなついているときは本当に犬のようにかわいい性格です。

しかし牙をむくことがないとは言いきれません。

私は幼少期から飼ったロシアンブルーでこのような事件が起きました。

もし、保護猫を迎え入れようとお考えの方がいらっしゃれば、保護猫はもっと人間のことが嫌いで、警戒心が強いためこの作戦を使ってみてはいかがでしょうか?
また一度心が離れてしまっても根気強く対応すれば必ず猫の心は戻ってくるため、誠心誠意猫たちと向き合っていくのが正解であると言えます。