浅草食べ歩きと穴場スポットを飲食禁止エリアと営業時間とともにご紹介

毎日世界中から観光客が訪れる浅草は浅草寺を中心とした古くからの繫華街であり、伝統とレトロが織りなす雰囲気と時代の最先端が行きかう、行くたびに違った出会いが楽しめる約1キロ四方のエリアです。

大きな提灯の雷門から本堂までをつなぐ参道である仲見世通りをメインに33の商店街があり、街並みや和小物などの専門店に目を惹かれるだけでなく、川のむこうのスカイツリーを目にしながら花やしきに演芸場、隅田川の水上バスなど多岐にわたったジャンルの観光ができます。 

 
特に仲見世通りはできたての和スイーツを安く食べ歩きできるお店が多いのが特徴の一つで、今回は本堂につくまでに数件立ち寄っても千円以内で価格が安く楽しめる浅草食べ歩きスポットと観光の穴場スポットをそれぞれ分けてご紹介します。 



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浅草の食べ歩き穴場 

品目の価格や個数、フレーバーに関しては平日や休日、イベント開催時や訪問時期で変動すること、仲見世通りでの食べ歩きは購入した店舗が指定するスペース以外では飲食禁止エリアとなっておりますことにご注意ください。価格は税込みで、前後左右は雷門を背にした方角になっています。 
 

(1)あさくさきびだんご あづま 

雷門をくぐって左手の方を見るとすぐに「冷やし抹茶」ののれんが目に入り、カウンターをよくみると鉢にはいったままのきびだんごが顔をのぞかせています。 

お値段も1本100円以下で、淹れたての冷やし抹茶にできたてのお団子をあわせて250円程度で味わうことができ、抹茶の苦みときびだんごの甘さがほどよく合わさります。 

寒い時期は冷やし抹茶ではなく甘酒の販売となっているほか、最新情報ですときびだんごは5本セット350円でも販売されています。 
営業時間9時~19時(なくなり次第終了) 
 

(2)寺子屋本舗 モリタ 

雷門をすぎ、少し歩くと右手の建物の中に小さな屋台のある店舗です。 
焼き立てのぬれせんべいを串刺しの状態で味わうことができ、プレーンが100円のほか、醤油、七味(各120円)、和風ペペロンチーノ、特上のり(各150円)のトッピングもあります。 

店舗の屋台に隣接する部分ではソフトクリームが売られており、バニラなどの定番からさくらのような季節限定フレーバーまで、28種のソフトクリームを各300円で販売しています。 

営業時間10時~18時(年中無休、定休日要確認) 


(3)舟和

 
仲見世通りと新仲見世通りの交差する左角にある「舟和の芋ようかん」でおなじみのお店で、芋ようかんはもちろんのこと、カラフルなあんこ玉やくずもちも人気のお土産です。

仲見世通りから見ると通路を挟んだ前後で仲見世通り1号店から3号店までが隣接しており、手前角の3号店と本店にしかない「芋ようかんソフト」は浅草食べ歩きでは注目の一品です。芋ようかんテイストを丸ごと味わえるソフトクリームにオリジナルのソフトせんべいがついて350円です。 

営業時間10時~18時 
 

(4)壱番屋 

新仲見世通りの交差点を過ぎると、右手の方に丸いおせんべいを焼いている店舗が見えます。

明治17年創業で、おせんべい以外にも雷おこしや人形焼きの販売もあり、焼き立てのおせんべいはプレーンの50円をはじめ、ぬれせんべいが80円、浅草のりまたはわさびのり付きが100円の4種から、お土産用には10種類以上から選ぶことができ、「おこげせん」が特におすすめです。 

営業時間9時~17時 
 

(5)中富商店 

あげまんじゅう1個50円(日によって80円の時もあり)の大きな看板が、伝法院通り手前ブロックの左側2軒目にあります。

プレーン、抹茶、梅、ごまの4種があり、合計5個で200円または250円で買えます。

出来立てはあつあつ、カリッとジューシーでモチモチした食感になっており、中身の餡と揚げた餅との相性がよく、特にプレーンと抹茶がおすすめで、浅草食べ歩きの中では腹持ちとコスパのよいメニューです。お土産用のパックや人形焼の販売もあります。 
営業時間11時~15時30分 

浅草寺内の観光穴場スポット

*宝蔵門のわらじ 

訪れた人が目にすることはあっても、ほぼ通り過ぎる穴場で、本堂の入り口にあたる宝蔵門の左右には魔除けの大きなわらじが掲げられており、昭和39年に門の阿吽像を復元した山形県の彫刻家が奉納して以来10年ごとに奉納され続けています。

鼻緒の重なりが男女の着物のように異なり、重なりが左前で向かって左側が男わらじ、右前で向かって右側が女わらじと呼ばれ、触ると健脚になるご利益があると伝えられております。 


*おみくじ授与所 

本堂の手前には常香炉(じょうこうろ)とよばれる、いわゆる頭にお線香の煙をかける場所とおみくじ授与所があり、おみくじに並ぶ大行列を見かけますが、実は「本堂の石段の上」と、本堂を降りた右側ならびに左側でもおみくじを引くことができ、特に石段の左右は土日や初詣の混雑時でも手前ほど人が並んでいない穴場なのです。 

混雑時石段上または本堂の左右にある授与所で引かれることをおすすめします。 

本堂は17時で閉門になりますが、おみくじは24時間いつでも引くことができるので、人の少ない時間帯を狙うのもアリです。
 

浅草寺外の飲食可能な穴場スポット

*浅草六区界隈

道幅の大きい通りですが近くの劇場の整理券配布時間以外は人が少ない穴場のスポットで、浅草演芸ホールや東洋館では第一線で活躍するプロの落語や漫才、いろものを見られるのはもちろん、若手の芸人さんがいつも声掛けを行っている浅草リトルシアターや浅草公会堂前のスターの手形、六区通りの浅草で活躍した喜劇のレジェンドたちの看板も見どころです。 

浅草六区ブロードウェイ通りでは土日祝日の11時から17時まで、民間団体が管理する路上の一角で大道芸人によるパフォーマンスが行われており、時間内であれば誰でも自由に見ることができます。鑑賞後、パフォーマーにはぜひチップをお渡ししましょう。以上の場所での観劇は、飲食持ち込みOKです。 


*眺望を楽しむ場所 

浅草には、絶好のビュースポットがあります。
東武浅草駅屋上の「浅草ハレテラス」は階下が老舗デパートになっており、デパ地下のお弁当を持ち込んで飲食することも可能です。

雷門の向いにある「浅草文化観光センター」の屋上には展望台とカフェが併設され、飲食物持ち込み可能なスペースもあります。

それぞれ無料で解放されており、浅草の街並みや隅田川沿いの景色を一望できます。夜の時間帯も開いているので、夜景を眺めながら気軽に一息つける穴場のスポットです。 


営業時間「浅草ハレテラス」10時~20時 
「浅草文化観光センター」8階展望台と4階、5階会議室は9時~22時
それ以外のフロアは20時まで 



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浅草食べ歩きの穴場【まとめ】

今回は紙面の都合上惜しくも以上となりますが、浅草にはいつ行っても新しいお店や昔ながらのディープなスポットが数多くあり、食べ歩き以外にも江戸から現代までの建造物が立ち並ぶ独特の雰囲気の中を探検しながら過ごす醍醐味をぜひ足を運んで味わってください。