決闘の聖地巌流島に何がある?場所や行き方、見所についてご紹介!

まとまったお休みがあると旅行したくなりますよね。初めて訪れる場所にしようか、また行きたいなと思う場所にしようか、場所選びから旅行のスタートです。

(※写真はイメージです)

今回は九州地方に在住経験のある友人の勧めもあり北九州方面に決定。どんな観光地があるのか調べていくと巌流島という文字が目に留まり、「決闘の聖地だ!でも何がある?どんな場所だろう?行ってみたい!」と思い初訪問してきました。

当日はお天気もよくて、歴史に関することも勉強できたし、実際に見ることができて大満足な旅となりました。今回は巌流島の何があるのか、見所や行き方などをご紹介していきましょう。



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巌流島ってどんな場所?

歴史に詳しくなくても、巌流島という名前はどこかで聞いたことがあるでしょう。1612年(慶長2年)剣豪である宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘を行ったということで有名過ぎるくらい有名な島となりました。坂本龍馬と妻のおりょうが花火を打ち上げたといったエピソードや1987年にはアントニオ猪木とマサ斉藤とのプロレス興行がありました。そのプロレスは当時テレビ中継もされていましたね。

そんな巌流島ですが、何があるのか行った人に何があるか聞いて見ると「なにも無いよ」との返事。実際に訪れてみると、「なにも無い静かな島」でした。でも武蔵と小次郎の剣を向かい合わせる銅像、小さいけど舟島神社、武蔵が乗ってきただろう舟の模型(朽ちて難破船みたいにみえたけど)はあったので、気分は上がりました。

楽しみ方としては、決闘シーンを想像することでしょうか。「ここで武蔵と小次郎が決闘したんだ」「この方向から武蔵はきたのかな」「小次郎はここで待ってたのかな」とか。

決闘してる姿を想像するには余計なものが無くていいかもしれませんね。散策もお勧めです。島の周囲は約1.6キロなので、ゆっくり1周30分くらいで歩けました。島は明治以降に埋め立てられて、当時はもっと小さな島だったそうです。

巌流島ってどうやって行くの?行き方は?

巌流島へは直行便の連絡船を利用します。
巌流島行きのみのチケットもありますが、「トライアングルフリーパス」という一日乗り放題チケットは便利でお得です。 下関と門司港と巌流島の3箇所を行き来できます。

自分は、チケット購入時に売り場の方が進めてくれて、「そんなに乗らないかもなあ」と思いながら購入しました。実際は、何回も乗りました。買ってよかったです。

それぞれ移動時間は10分程で、船内で巌流島の説明が聞けるし時間を有効活用できますよ。巌流島を最後に行く場合は、最終便に乗り遅れると一晩巌流島で過ごす?なんてことになるので時間の確認と乗り場までの移動時間を確認しておくとよいです。

巌流島の所在地は山口県下関市で正式名は「船島」です。巌流島という名前は、小次郎を称えて剣の流派であった「巌流」が由来とされています。決闘に勝った武蔵は悔しがっているかも知れませんね。

巌流島での楽しみ方って?見所は?

巌流島でメインとなるのは武蔵と小次郎の決闘シーンをイメージした銅像でしょう。船着き場から歩いて5分くらいの小高い場所にあって、写真撮影スポットとなっています。

この銅像は360度どこからでも好きなように写真が撮れます。正面が一番わかりやすいですが、後ろ姿もいいなと思います。少し離れた場所からとると、銅像には見えなくて、本当に人が決闘しているように見えました。銅像の正面下には将棋の「第31期竜王戦7番勝負7局」を記念して羽生善治竜王(当時)と広瀬章人8段(当時)の手形のプレートもありました。

巌流島に何がある?見所は?と聞かれて、武蔵と小次郎尾銅像より、羽生さんの手形が貴重と答える人もいるでしょう。
巌流島にはいくつかベンチが設置されていて、景色や海上を行き交うタンカーを眺めていると気持ちいいです。唐津市場で買ったお寿司や海老などの海鮮フライを持ってきて食べてもいいかもしれませんね。

自分は9月後半に訪れて、晴天だったこともあって爽やかで心地よく楽しめました。基本屋外なので夏や冬は雨や風など天候に注意が必要と思います。屋根付きの休憩所やトイレもありましたよ。



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決闘の聖地巌流島に何がある?場所や行き方、見所についてご紹介!【まとめ】

巌流島に何があるのか、見所や行き方などをご紹介してきました。武蔵と小次郎の決闘は多くのドラマや映画にもなって、巌流島は血なまぐさい豪快なイメージがありました。でも実際の巌流島はこじんまりとした、のどかな島でした。

絵を描いている人やタンカーマニアの人が写真を撮っていて静かな時間が流れて黄昏れているにはぴったりな場所かなと思いました。たくさんの観光地を分刻みで移動するのも楽しいですが、日常を忘れてぼんやする時間も旅行の楽しみですね。