広島城の見学所要時間は?おすすめなどころも徹底検証します!

広島にいったら広島城、見ておきたいですよね。築城は毛利輝元、関ヶ原の戦いの後は福島正則が入封、そして浅野長晟が入り 幕末まで藩主を務めました。広島藩は42万6500石あった藩領で現在の広島県の半分ほどありました。そんな歴史ある広島城ですが、現在は復元された三代目の天守閣が建築され博物館として見学ができます。

(※写真はイメージです)

今回は、広島城を見学するとき所要時間の相場、これはみておきたいポイント、おすすめみどころを徹底検証していきます!



スポンサードリンク


広島城の見どころは?

広島城は1589年に築城開始、1599年に落城されました。築城の名手、黒田官兵衛が指導・監視役として送り込まれたというエピソードが残っています。昭和6年には国宝に指定をされています。しかし、その広島城は1945年8月6日原子爆弾投下によって焼失してしまいました。

現在の広島城は、当時の史料を元に1958年に復元されています。天守閣の中は博物館となっています。自分の場合は、まず一番上まで登って、市内を一望します。ちょっと曇り空でしたが、原爆ドーム、超構造ビル、お堀、お城の木々が見えました。原爆は広島城をターゲットに投下され街は焼け野原となってしまいました。約80年前の8月6日は、自分が見ている景色とは別世界だったのだ、と思いながら景色を眺めていました。

博物館は広島の郷土、歴史等に関する展示が見られます。毛利家や中国地方のことはよく知らなかったので、とても勉強になりました。天守閣内のみどころは、最層階から眺める街の景色だと思います。目の前に広がる景色に感動してもいいし、原爆投下後の景色を想像してもいいのかなとも思います。

入り口から最層階までゆっくり見学して、所要時間の相場は約40分です。そんなに混雑していなかったので、じっしり見られました。お土産店はこじんまりとしていたので、さっくり見られると思います。

木造復元された二の丸の建物のみどころは?

天守閣を見終わったら、二の丸へ移動してみましょう。二の丸にある平櫓、多門櫓。太鼓櫓などは1991年に復元されています。発掘調査や古写真を元に、1600年頃の技法や道具を想定して造られたそうです。史料があっても分からない事も多いのに、400年以上も前のことを取り入れるなんてすごいですよね。

他にも、鯱瓦、櫓の壁、欄干、御門橋、窓なども多くの史料や、似た造りのものを参考に復元されています。もしかしたら、当時の人もいろんなお城を参考に造っていたのかなあと思ってしまいます。しかし、橋脚は、耐震や耐用年数などを踏まえて、鉄筋コンクリート製です。

建物の細部ひとつひとつをじっくり見ると所要時間の相場は1時間ほどと思います。外壁や鯱瓦などは外に出ないと分からない部分は晴れてないと見にくいですよね。雨天の時は、内部をじっくし見るといいですね。窓の大きさや造りなどは現代とことなるから興味深いです。

お城といえば、石垣です!

お城見学の相場といえば「石垣」、ではないでしょうか? 毛利輝元時代の石垣、福島正則時代の石垣、浅野家時代の石垣と積み方が異なるので、どの時代の石垣が見比べると面白いです。平面や角はどのような積み方か、みるのもおすすめです。

また福島正則が残したであろう刻印が石垣のどこかにあるので、探してみるのも、石垣の見どころです。広島城の天守閣、門、櫓は原爆で焼失してしまいました。石垣には、原爆で焼けてしまった部分がいまも見ることができます。中御門の石垣に薄い赤茶っぽい石があって、原爆で焼けたと考えられています。石が焼けるというのが、驚きを感じますね。

城内には、「礎石」があり、隠れたみどころの1つです。天守閣再建に向けて発掘をした際に、天守閣柱下の礎石を掘り起こして原型のまま移動されています。天守台を支えた石から、天守の大きさを想像するのもおすすめです。城内はのんびり歩いて、所要時間1時間ほどが相場と思われます。



スポンサードリンク


広島城の見学所要時間は?おすすめなどころも徹底検証します!【まとめ】

今回は広島城を見学するなら所要時間の相場やおすすめなどを検証してきました。広島城は繁華街の近くにあるので、広島駅からのアクセスは抜群です。天守閣だけだと所要時間の相場は40分ほど、城内の二の丸や石垣を見学すると、相場は1時間ほど、お堀を1周すると30分ほどです。お堀の野鳥や天守閣を写真に撮りながら歩くともう少しかかります。

自分は5月に訪れましたが、数羽の鴨がお堀を泳いでいました。広島は原爆ドームや広島平和記念市旅館など訪れたい場所が多くあるので、みどころを押さえて、所要時間を計算して行きたいですね。