石見銀山のおすすめの駐車場は?料金や混雑状況についても解説!

石見銀山に行ってみると、車が停められそうな駐車場や空き地を多く目にしますが、目についたところに停めても良いのでしょうか?

石見銀山は、世界遺産に登録されている地域に地元住民が住んでおり、地元住民の個人所有の土地も多く存在しています。


実際に、石見銀山が世界遺産に登録された直後、観光客が一気に増え、個人の土地に車を停めてしまったり、個人の土地や家屋に誤って侵入してしまったりする人も多く、トラブルも起きていたと聞きます。

観光客も石見銀山の地元住民も、どちらもが良い気持ちで過ごせるよう、駐車場については事前にしっかりと確認をしておきましょう。


石見銀山には、観光客向けの駐車場が大小合わせて3か所存在します。

駐車場によって、停めることのできる台数も変わりますし、場所もそれぞれ違いますので注意が必要です。


今回は石見銀山のおすすめの駐車場について、料金や混雑状況も含めて詳しく説明していきたいと思います。




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石見銀山で、車はどこの駐車場に停めたら良い?

石見銀山で、一般の観光客が車を停めて良い駐車場は、「世界遺産センター」、「石見銀山公園」、「いも代官ミュージアム前」の3か所となります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。


世界遺産センター

石見銀山の駐車場の中で1番広く、台数も多く停めることができる、メインの駐車場です。


世界遺産センター駐車場の特徴は以下の通りです。

◎普通車約400台が24時間無料で駐車可能
◎観光バスやマイクロバスも駐車可能
△町並みから約3㎞離れている

世界遺産センターの駐車場は、大田市も推奨している駐車場となります。

世界遺産センターに車を停め、展示等を見て石見銀山への理解を深めてから、実際に行ってみるのも良いかもしれませんね。

世界遺産センターから石見銀山までは、バスでの移動となります。

バスは、地元の石見交通の路線バスを利用し、料金は降りるバス停によっても変わりますが、片道200円~240円ほどで、子どもは半額となっているようです。

バスの本数も3月~11月までのシーズンと、12月~2月までのオフシーズンとで大きく変わってきますので、石見交通のHPを検索し、「仁万線」の時刻表を参考にしてみてくださいね。



石見銀山公園

町並みの傍にあり、「五百羅漢」や「龍源寺間歩」に1番近い駐車場です。


石見銀山公園駐車場の特徴は以下の通りです。
◎目の前に観光案内所や石見銀山ガイドの会の事務所がある
◎町並みに近い
△普通車約40台が24時間無料で停められる
△連休中等の繁忙期は停められないこともある

石見銀山公園は、近くに観光案内所や石見銀山ガイドの会の事務所もありますので、すぐに観光できるおすすめの駐車場でもあります。


また、以前は石見銀山公園の近くに、「レンタサイクル弥七」という貸自転車を取り扱う店舗がありましたが、現在そちらは営業していませんのでご注意ください。

石見銀山公園駐車場は、ガイドの予約をされている方にはとても便利な駐車場です。

予約をしていない方でも、当日の空きがあれば、ガイドさんが案内してくれますので、観光案内所で聞いてみられてもいかもしれませんね。




いも代官ミュージアム前(石見銀山資料館)

いも代官ミュージアムの川向うにある駐車場で、近くにお食事処やカフェがあります。


いも代官ミュージアム前駐車場の特徴は以下の通りです。

◎近くにレンタサイクルやお食事処、カフェがある
△普通車約15台が24時間無料で駐車可能
△土日や連休中は、ほとんど停めることができない

こちらの駐車場は、駐車可能な台数が限られているため、平日以外はほとんど停めることができない駐車場です。

ですが、近くに「レンタサイクル河村」という貸自転車を扱う店舗がありますので、停めることができればとても便利な場所に立地していると言えます。


また、いも代官ミュージアム前より観光をスタートすると、石見銀山地区を1番無駄なく回ることができるのも魅力です。

まず、いも代官ミュージアムで勉強をしてから、町並みに繰り出してみると、より一層楽しめるかもしれませんね。



車両進入禁止や一方通行に要注意

石見銀山では、観光客と地元住民の安全を守るためと、景観を守り楽しんでもらうため、一部車両進入禁止区間があったり、一方通行の区間があったりします。

事前に確認し、誤って進入してしまわないように注意してください。


一般の車両が進入禁止となっているのは、石見銀山公園から龍源寺間歩までの区間、およそ2.3㎞です。(地元住民は、専用のカードを車に乗せ通行しています。)

龍源寺間歩まで車で行きたいと思われる観光客の人も多いとは思いますが、この区間は、徒歩や自転車で移動すると、移動中にふと「間歩」を見つけることができたり、車では行けない素敵な場所がたくさんあったりしますので、車じゃない方が楽しめる区間となっています。

また、その区間には保育園や小学校もありますので、安全のためにも、車の進入が禁止されているようです。


一方通行の規制があるのは、町並みとなります。

いも代官ミュージアム前の道路から入る、一方通行となっていますので、ご注意ください。


基本的に、観光客のみなさんは町並みに車を乗り入れることは無いと思いますが、町並みは本当に道が狭く、人や自転車が通ると車は通れないほどです。

また、車同士も絶対にすれ違うことができないことから、一方通行の規制がかかっているようです。


このようなことからも、石見銀山は車を駐車可能な駐車場にきちんと停めて、徒歩や自転車で楽しむことをおすすめします。



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石見銀山の駐車場について【まとめ】

いかがでしたか?

今回は、石見銀山のおすすめの駐車場について、料金や混雑状況も含めて詳しく説明してきました。

石見銀山のおすすめ駐車場は、「世界遺産センター」、「石見銀山公園」、「いも代官ミュージアム前」の3か所あり、それぞれ違った特徴があります。

また、一部道路で、一般車両進入禁止区間や一方通行規制区間が存在するの注意しましょう。


自家用車やレンタカーで石見銀山を訪れる際は、参考にしてみてくださいね。