首里城が燃えた理由は?ネズミが原因って本当?

沖縄県で城と言えばやはり首里城が有名ですよね!

日本と中国の文化が融合して作られた素晴らしい建造物です。


沖縄県に旅行に行けばいつでも見られると思っていた首里城が火災により焼失したことは記憶に新しいのではないでしょうか。

首里城が燃えた理由はいったい何だったんでしょうか?詳しく見ていきましょう!



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首里城が燃えた理由は?

2019年10月31日未明に発生した火災により、沖縄県のシンボルであった首里城が焼失してしまいました。

正殿内部から発生した火は瞬く間に燃え広がり約11時間後に鎮火されましたが、正殿を含む9棟が焼失。

完全復元が完了し一般公開が始まってから僅か9ヶ月後のことでした。

燃えた理由は放火ではないか?とも考えられますが、正殿周辺の防犯カメラからは放火と見られる映像や人為的原因も確認できていません。

火元は電気系統が集中していた正殿から発生しているので、電気火災ではないかと考えられています。

ネズミが電線をかじり、そこから出火することもあるようで一つの説として浮上していますが燃えた理由は結局分からず原因不明のまま調査は一旦終了しています。

とても悲しい出来事でしたが、もう二度とこのような事故を起こさないように防災対策をしっかり強化していって欲しいと思います。



首里城再建はいつごろになるの?

首里城は「見せる復興」をテーマに2026年までに正殿の復元を目指しています。

2021年10月には首里城正殿の復元工事を見ることができる仮説見学デッキが公開されるなど、文字通りに「見せる復興」が進んでいます。

2022年には正殿の復元工事も始まっているのでこれから旅行される方はぜひ作業風景も見学していきたいですね!

2023年には正殿を覆う「素屋根」が完成予定。正殿が完成した後は「北殿」「南殿」などの復元工事を始める予定です。

過程も踏まえて生まれ変わった首里城を見るのがとても楽しみですね!

木材などの材料の調達はとても大変だったそうです。

沖縄県産の木材を使いたいのですが、候補木の調査などもありなかなか調達が難しいようです。

また塗装や彩色に、彫刻ついては伝統技術の伝承のために県内技術者や職人を積極的に起用していくようです。若手育成の観点から県内大学とも連携しこれからの沖縄の文化を守っていく方針です。



首里城再建の力になれることは?

復元完了からわずかな期間で焼失してしまった首里城が再建される姿を少しでも早く見てみたいですよね。

首里城正殿復興に向けては募金活動なども行われており、例えば琉球イオングループだと首里城がデザインされた沖縄限定の「首里城WAON」を300円で販売しています。

この「首里城WAON」で支払った利用金額の一部が首里城募金に寄付され、首里城の復興や文化保存などに使われています。

普段の生活で無理せず首里城の復興を手伝えるなんて良いですよね!しかも沖縄限定のデザインなのでお土産にもぴったりです!

他にも首里城がデザインされたコースターを購入すると一部が復興募金に使われるなど、様々な方法があるので興味がある人はぜひお土産にも購入してみてください!



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首里城が燃えた理由とは?【まとめ】

首里城が燃えた理由は今のところは分からないままですが、二度とこのような悲しい事故を起こさないためにも原因解明が進むといいですね。

筆者が首里城を訪れたのは修学旅行のときで雨が降っていたのでしっかりと見学できなかった記憶があります。

大人になりいつか首里城に行こう、ライトアップを見よう、夕日を見に行こうなんて考えていた矢先に首里城が火災により燃えてしまったニュースを見ました。

暗闇の中で激しく火の粉を撒き散らす姿はとても悲しくひどく喪失感に襲われました。

県外の人間でもこう感じるのならば地元の方々の悲しみは計り知れません。

私は少しでも首里城再建の力になりたいと思ったので、お土産に首里城募金に繋がるものを購入したりします!

沖縄に旅行に行かれる方はぜひ首里城に行ってみてください!

ご自身の目で首里城再建を見ることが一番の復興の手助けになると思います。