美ら海水族館の人気の理由は?みどころやおすすめポイントを解説

今や世界的に有名になった「沖縄美ら海水族館」。沖縄県の本島北部、本部町の半島の先端にあります。

年間観光客数がハワイに並ぶ1000万人を超える沖縄県(コロナ前)ですが、そのうち3分の1の人数が美ら海水族館を訪れるそうです。


いわずと知れた人気スポットですが、その魅力は何なのでしょう?どのぐらい滞在すれば丸ごと味わえる?

人気の理由やみどころなど、滞在時間を含めたおすすめポイントを紹介していきます。



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美ら海水族館の魅力は?

美ら海水族館の魅力といえば何といっても、世界一大きくて優しいジンベエザメが、ほかの魚に交じって悠々と泳ぐのを見られることではないでしょうか。

ですがそのぐらいなら、沖縄に行ったことがない人でも思いつく内容ですし、ほかにもジンベエザメがいる水族館が日本にはあります。人気の理由は他にもあります。

美ら海水族館の人気の理由は?



ジンベエザメがいる

飼育下で国内一長生きしているジンベエザメがいて、ほかの魚に交じって悠々と泳いでいます。

ジンベエザメやマンタについては日に9:30、15:00、17:00の3回、ダイナミックな餌やりのシーンも見られます。ジンベエザメは大きな水槽で体を縦にしてプランクトンを食べますが、マンタは飼育員さんが長い棒の先端につけたえさのひしゃくを口元まで運んであげます。

世界一の大きさのガラス、水槽で16,000匹以上の生き物を見ることができる

ジンベイザメなどを飼育している「黒潮の海」と呼ばれる水槽は、深さ10m、幅35m、奥行き27mもある世界最大級の大きさです。

美ら海水族館の総水量は約10,000立法メートルですが、4分の3にあたる約7,500立方メートルもの水量がこの水槽に使われているのです。

水族館の舞台裏を知ることができる

黒潮の海を上から見たり下から見たりできるよう、魅せ方の工夫が最大限に凝らされているのも楽しいです。

ガラスのトンネルの中にいると、さっきまで遠くに見えていた魚たちが、ぐんと近くに来る感覚になるので、大人も子どもも写真撮影に大忙しですよ。

黒潮の海の舞台裏など、ただ観光するだけではなく学びになるようなスタッフの解説も楽しめます

様々な環境の海の生物が展示されており、珍しい生き物に出会うことができる

下の階に下がるほど展示される生き物たちも深い場所にいる生き物になっていきます。

再現するのが難しい深海の環境を、水族館が開発した加圧水槽で再現しており、通常水深200m以上の場所に生息するかにや深海魚など珍しい生き物に出会うことができます。

ジンベエザメやマンタなどのメジャーな生き物たちだけではなく、チンアナゴやタカアシガニ、ミノカサゴやオニヒトデ、うつぼなどのちょっぴり不気味な生き物もかわいらしく生きている様子が見られます。


沖縄の美しい海を見ながらかわいいイルカたちのショーを見ることができる

水族館の外に出て海を見ながら長いエスカレーターを降りると、沖縄の海を背景にしたおきちゃん劇場というイルカのプールがあります。

そこでイルカたちのショーを1日4回開催していますが、さらにすごいのがイルカふれあい体験という、1日一回の無料ふれあいプログラムがあることです。

目にするだけでもかわいらしくうれしくなるイルカたちを誰よりも近くで見て触れ合うことができるなんて、すごく特別な思い出になること間違いありません。

無料ですが事前予約制で争奪戦のようなので、行くことが決まったらすぐに予約するのがおすすめです。
(2021年11月現在コロナウイルス予防の観点から中止になっているようです)

でも餌やりや写真撮影のプログラムは開催しているようです。

ウミガメやマナティもかわいい!

・地味ですがこちらも根強い人気のエリア、ウミガメ館やマナティ館が水族館の外にあるんです。

ウミガメはひとなつこくてかわいらしく、手を振りながら近づいて来てくれます。上からも水槽の中側からも見ることができます。

マナティも同じく、大きな体をのんびりと揺らしながら、家族で泳いでいます。

2021年6月に20年ぶりとなる出産があって、元気な男の子が生まれたようですので、こちらもぜひとも遊びに行ってみてあげてください。

オーシャンビューのレストランや水槽の中の景色を見ながらお茶できるカフェがある

・水族館の上にあるレストラン「イノー」では、水族館に入場しなくても食事ができます。海を眺めながら沖縄料理に舌鼓を打ってはいかがでしょうか。

水族館の中、黒潮の海を特等席で楽しめるカフェ「オーシャンブルー」では、楽しそうに泳ぐ魚を見ながら軽食やドリンクを楽しめます。

暗くてロマンティックなムードなので、地元では「ここでプロポーズされた」なんて友人もいます。

美ら海水族館の滞在時間は?

みどころが多く、計画しないと滞在時間の配分を間違えてしまいそうなのでよく計画しましょう。

個人的には、朝10時にはついて、お昼15時頃までいられれば、全施設やプログラム、レストランまで楽しむことができると思います。

意外と美ら海水族館のある「沖縄海洋博公園」の施設内は広いのですが、電動の車が走っていて周遊200円で乗れますし、頻繁に運行していますので、夕方まで滞在したとしても決して退屈はしないでしょう。

水族館へ移動しながら沖縄の景色や植物を楽しめるのもおすすめポイントです。



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美ら海水族館の人気の理由は?【まとめ】

美ら海水族館の人気の理由、それは水族館の中だけではなく、周辺施設のプログラムも楽しめることです。

訪れる際はぜひ1日中予定をとってお昼ご飯も間に挟んで計画するのをおすすめします。

多様な生き物を多様な楽しみ方で最大限あじわってください。