新nisa損切り民はなぜバカにされるの?元本割れした時の対処法を解説!

「貯蓄から投資へ」のフレーズで始まった新NISA。

支持率が過去最低を更新し続ける岸田政権が唯一、、、唯一国民のために手柄を立てたと言っても過言ではない新NISA。

2024年に入ってから新NISAが開始されたことをきっかけに投資で資産形成を始めた方も多いのではないでしょうか。

そんな新NISAですが、株価の調整時や暴落時にはネット上で「新NISA損切民」という言葉が出回ります。

果たして新NISA損切民とはいったいどんな存在なのでしょうか。

また、株価の調整時や暴落時にはどんな対応をすればよいのか解説しました。

「新NISA損切民」は投資を継続できず売却してしまった人を揶揄する言葉

新NISAに限らずですが、投資信託で人気の全世界株式やS&P500を10年、20年と積み立てし続けていれば高い確率で、お金を増やすことができます。

なぜなら、世界経済はこの先も新しい革新的な技術が出てきて成長するだろうし、世界の人口はこの先も増え続けることが予測されているからです。

しかし投資信託の株価は右肩上がりに一直線で上がっていくわけではありません。

長期目線で見れば右肩上がりになることはほぼ確実ですが、短期で見れば調整や暴落といった株価が下がることも多々あるのです。

小さな調整であっても投資信託を購入している方からすれば、資産の評価額が下がる=お金が減るというわけです。

そこで

「お金が増えると聞いてやったのに、減るならこんなんやってられん」

となって慌てて投資信託を売却してしまう方が一定数いるんですね。

こういった方々を「新NISA損切民」と呼びます。

「新NISA損切民」という言葉には少なからず新NISAで損切することを揶揄する(バカにする)ニュアンスが含まれています。




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新NISA損切民はなぜバカにされるのか?

結論を先に言っておくと、新NISAは一般的には損切するような投資方法ではありません。

にもかかわらず、新NISAを損切する方がいるので、「それは誤った投資行動だ」ということで揶揄されてしまうのですね。

新NISAでは「積み立て投資枠」と「成長投資枠」がありますが、話がややこしくなるので今回は初心者が使うべき「積み立て投資枠」を念頭において話します。

新NISAで推奨されているのは「長期分散積み立て」です。

特に「積み立て投資枠」ではその色合いが強いと言えるでしょう。

10年、20年間の長期で、分散して積み立てをしていけば基本的にはお金が増える可能性が高い、ということを前提に10年、20年のような長期保有する事で資産形成を目指す制度です。

投資信託を長期保有していれば、調整や暴落といったタイミングも必ずあります。

しかしその期間も持ち続けることで、将来的にはほぼ確実にお金が増えている事を目指します。

新NISAは始まってまだ2ヶ月しか経過していない制度です。

本来、長期積み立てを推奨されている制度なのにたった2ヶ月で「損した!」と騒いで売却してしまう方は、「仕組みを全く理解してないんだな笑」と言われても仕方ないのかもしれませんね。

元本割れした時の対処法

前述のように積立NISAを長期保有している際に、株価の調整や暴落などで、元本割れするタイミングは多くの方が体験するでしょう。

では元本割れした時はどのように対処をすればよいのでしょうか。




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元本割れした時の対処法は、売らずにホールドし続けるということです。

また、積み立てしている方は、このタイミングで積み立て設定を解除したり減額せずに、今まで通り積立てし続けるということです。

株価が下がっているタイミングでは、安く買えるチャンスなのでむしろ買い増しをしてもいいくらいです。(が、それもややこしくなるのでする必要はありません。)

つまり・・・元本割れした時にすることは何もありません。

完全放置が正解なのです。

新NISA損切民はなぜバカにされるの?【まとめ】

いかがでしたか。

今回は新NISA損切民がなぜバカにされるのかについて解説しました。

新NISAの制度や投資信託の仕組みって、確かに結構難しいなと思います。

今まで、投資をしてこなかった方が突如新NISAをやり始めるとこういう間違いを起こしてしまうのもうなづけます。

筆者は4年前くらいから、旧NISAもふくめIDECOと特定口座でも積立投資をしていますが、現在の含み益は150万円を超えます。

4年程度でこんなもんなのでこの先、10年20年と積立てていけばどんな金額になるのかと楽しみにしています。

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