スイートポテトは卵黄なしでもできる?卵なしや全卵で作る方法!

「スイートポテトって卵黄なしでもできる?」
「照りは何で代用したらいいの?」
「全卵でもできる?」

卵が食べられない方や卵白だけ残るのがいやな時はそんな疑問が浮かびますよね。

結論から言うと、スイートポテトは卵黄なしでも作れます!



スイートポテトの生地の中に卵を入れる理由は、スイートポテトの形をしっかりさせるためと、卵の風味をつけるためです。

生地の卵黄を抜きたい場合は、生クリームやバターを多めに入れましょう!

表面に塗る卵黄はつやつやとした質感に焼き上げる「照り出し」の役割を持っています。照りはみりんで薄めたジャムやはちみつなどで代用できます!

混ぜる卵黄と表面に塗る卵黄に分けて解説していきます。



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スイートポテトの卵黄って何のため?

生地に混ぜる卵黄

生地に混ぜる卵黄は、スイートポテトの形をしっかりさせるため、コクのある味わいにするために入れられています。

牛乳や生クリームをたっぷり入れるレシピを卵黄なしで作ると焼いたときに形が崩れてしまうことがあります。

表面に塗る卵黄

表面に卵黄を塗るのは、「照り」を出すためです。

卵は加熱すると「メイラード反応」といって色が付きます。この「メイラード反応」を利用して、美味しそうな焼き色をつけるために卵を塗ります。


スイートポテトは卵黄なしでも美味しくできる?代用品は?

生地に混ぜる卵黄

サツマイモ100gに対して牛乳が10ml程度であれば、レシピから卵黄を抜いても形が崩れることなく焼くことが出来ます。

コクを補いたい場合は、バターを多めに入れるとしっかりした風味のスイートポテトになりますよ!



表面に塗る卵黄

焼き色が付けばいいので、卵である必要はありません。はちみつや、みりんで薄めたジャムなどで代用できます!

みりんだけ、ジャムだけ、と書いてあるレシピもありますが、みりんだけでは焼き色が付きにくく、ジャムだけでは焦げやすいので混ぜて使うのがオススメ!

ブルーベリージャムなどは色が仕上がりに影響してしまうので、マーマレードやリンゴジャムなどを選びましょう。刷毛で塗りやすい濃さにみりんで薄めて、卵黄同様に表面に塗って焼きます。


卵白が残るのがイヤ!全卵でもできる?

お菓子作りで余ってしまった卵白ってどうしようか困りますよね!どうせなら全卵使い切ってしまいたいところ!

スイートポテトのレシピは卵黄だけ使うと書いてあるものが多いですが、全卵でも作れます。

ただし、卵黄と同じ数だけそのまま全卵を入れてしまうと生地が柔らかくなり過ぎてしまうので注意が必要です。

通常のレシピのサツマイモ300~400gに対して、全卵は1つ、牛乳は30~40ml程度でしたら、形が崩れることなく焼くことが出来ます。


*残った卵白の使い方
卵を割った状態で長時間置いておくのはオススメ出来ません。割った卵はなるべく早く加熱してしまいましょう。

卵白だけが余ってしまった時の食べ方は「お吸い物に入れて白いかきたまにする」「卵焼きに加えて一緒に焼く」「メレンゲにしてお菓子として焼く」などが手軽でオススメです!



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スイートポテトは卵黄なしでも作れる?【まとめ】

「スイートポテトは卵黄なしでもできる?」という疑問について解説しました!

スイートポテトは卵黄なしでも、全卵でも出来ます!

スイートポテトは生地の中にも、表面にも卵黄を使用しますが、どちらも卵黄なしでも大丈夫です!


生地の中の卵黄は「スイートポテトを固める」「コクを出す」役割があります。

牛乳が少なめのレシピならば形が崩れてしまうことは無いので、卵黄なしでも大丈夫です。コクが足りない時はバターで代用しましょう。

表面に塗る卵黄はメイラード反応を利用して照りをつけるために使われています。照りははちみつや、みりんとジャムを混ぜたものなどで代用できます。

卵白の処理に困る場合は、全卵で作ってしまいましょう!その際は、元のレシピより卵の数を減らして、水分量に気をつけてくださいね!